新章 神様のカルテ の商品レビュー
久しぶりの神様のカルテ続編。夫婦には可愛い女の子が生まれ、御嶽荘は立ち退きの危機が迫ったり。 という間ももちろん、バタバタと難しい患者さんが押し寄せる。 前の時も思ったけど、これじゃイチさんの方が倒れてもおかしくない。と言うか倒れなければおかしい。 表紙のイラストもステキで物語に...
久しぶりの神様のカルテ続編。夫婦には可愛い女の子が生まれ、御嶽荘は立ち退きの危機が迫ったり。 という間ももちろん、バタバタと難しい患者さんが押し寄せる。 前の時も思ったけど、これじゃイチさんの方が倒れてもおかしくない。と言うか倒れなければおかしい。 表紙のイラストもステキで物語に漂う空気感もいいとは思うけど、いい人すぎて現実離れに感じてしまう。
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よかったー!シリーズの中で一番よかったかも。 是非ともまた櫻井君で映画化してほしいが…。 生き様を考えさせられるお話で毎回感動。 ちゃんと生きようと思わされる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作の後「今後書くかどうかわからない」と言っておられた夏川さんが「大学院シリーズ」を書き始めたのだから、小躍りするしかない。 大学病院はお世話になったことはあるが、医局がどんなものかわからない。結末の人事は有り得ないのではないかと思うけど、栗ちゃんみたいな先生や鬼切のような人が本当にいたらなぁと思う。 抗ガン剤については思うところがあるけれど、患者に真摯に向き合う姿がこの物語の真髄だし、日々の健康が改めてありがたいものだと感じさせてくれた。 なんだか栗ちゃんも頼もしくなってきて、次回作が楽しみ。
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幼い子供を持つ母親のがん、ということで、なかなか読み進めるのが難しかったけど、エピローグに救われました。
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神様のカルテシリーズは、全てを語らずも、皮肉や毒舌を言っても、心が通じ合っているチームワークがとても心地よい。 真面目とはね、真剣勝負なこと、何も考えずルールに沿うことではない。 自分を信じて、正しいと思えることをやり切れるか。本当に正しいかどうかはわからない。それでも、いま...
神様のカルテシリーズは、全てを語らずも、皮肉や毒舌を言っても、心が通じ合っているチームワークがとても心地よい。 真面目とはね、真剣勝負なこと、何も考えずルールに沿うことではない。 自分を信じて、正しいと思えることをやり切れるか。本当に正しいかどうかはわからない。それでも、いま正しいと思えることをやり切れるか。それ以外の問題を、今は些細な問題と割り切れるか。 前に進む勇気をくれる本でした。 自分が正しいと思えるとこは何だろう。 正しいを知る、感じることが何より大事! それに正直になろう。自分に正直になろう! うん、考えよう。 人それぞれ、懸命に生きてるんですよ。 あと、出てきた日本酒銘柄はちゃんとメモしました!!飲むぞ〜 名言 「私は患者の話をしているのです。」
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大好きなシリーズの続編が出ていたことを把握していなかった失態。光景が思い浮かぶ優しい文章に惹かれて一気読み。
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股関節に故障を抱え、生後六か月から二歳の現在に至るまで子供病院に通わなければならない我が娘。しばらく前までは全身を装具でくるまれて身動きひとつできなかった。そんな状況下でイチさんの一言。「小春は食べて寝て笑ってくれればそれでいい。それだけでとても楽しいことだ。」始まって10ページ...
股関節に故障を抱え、生後六か月から二歳の現在に至るまで子供病院に通わなければならない我が娘。しばらく前までは全身を装具でくるまれて身動きひとつできなかった。そんな状況下でイチさんの一言。「小春は食べて寝て笑ってくれればそれでいい。それだけでとても楽しいことだ。」始まって10ページも読み進まないエピローグで涙腺崩壊。400ページもあるのに先が思いやられる。かなりやばい。理不尽と矛盾を無情な網の目のように張り巡らす大学病院。真摯に駆け回る医者たちを片端から絡め捕ってしまう。心ある多くの医師が、身動きもできず、良心を痛めてのたうち回る。それでもイチさんは自らを貫き通す。神々しい後ろ姿には涙も枯れてしまう。
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損得勘定や打算・しがらみで生きている人達には分かるまい。仕事をする本質を見極められる人が今の世の中、どれだけいるだろうか? きっと彼等は奇異の目で見られ、偉くなる事も無いのだと思うと果たしてそれで良いのかとつくづく思ってしまう。
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相変わらすブレない一止がいます。随所随所で心にグッと来ます。本当に良い人たちに囲まれています。それも一止が一止であるからだと思います。ますます次作が楽しみです。
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栗原一止が大学院へ。消化器内科医として働き、大学院生として研究を重ねで2年が過ぎる。大学病院の決まり・仕組み、29歳のすい臓がん患者をめぐり、准教授と対決する。 パン屋・宇佐美教授との意見の違い、立場の違いはあるもののそれぞれ病院、患者さんのこと考えているんだなと、病院内でより良...
栗原一止が大学院へ。消化器内科医として働き、大学院生として研究を重ねで2年が過ぎる。大学病院の決まり・仕組み、29歳のすい臓がん患者をめぐり、准教授と対決する。 パン屋・宇佐美教授との意見の違い、立場の違いはあるもののそれぞれ病院、患者さんのこと考えているんだなと、病院内でより良くなるために戦っているんだなあと伝わります。一止さんが子育て、家のこと、そして、成長、奮闘する姿は読んでていて爽快だし、今後の活躍、ずっと見てみたいです。今回は、やはりすい臓がんの患者についてのところ(後半)は、見応えありありでした。長野の空気とともに先生の活躍を続けて読みたいです。
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