FACTFULNESS の商品レビュー
最近読んだ本の中で1番おもしろい! 人間はドラマチックな世の中を求めすぎているけど実際には世界人口の80%が予防接種を受けられていたり、80%が電気を使えてたり、自然災害による死亡率は減り続けていたり。 新聞記者やコメンテーターの統計を見ても実際に世の中を正しく見れてない。 ...
最近読んだ本の中で1番おもしろい! 人間はドラマチックな世の中を求めすぎているけど実際には世界人口の80%が予防接種を受けられていたり、80%が電気を使えてたり、自然災害による死亡率は減り続けていたり。 新聞記者やコメンテーターの統計を見ても実際に世の中を正しく見れてない。 数値などのファクトを通した目を養い、今なにが本当に必要なのか考えなくてはいけない。
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データがいつのものなのか、誰が作ったのか、サンプル数はいくつかなど、自分の関わることでは気をつけているのにも関わらず、世界がどうなっているのかについて頭に入っているデータの正確性はあまりにも古く、曖昧だ。 そして、常に偏見に満ちていて、それをベースにアップデートされている。 本書...
データがいつのものなのか、誰が作ったのか、サンプル数はいくつかなど、自分の関わることでは気をつけているのにも関わらず、世界がどうなっているのかについて頭に入っているデータの正確性はあまりにも古く、曖昧だ。 そして、常に偏見に満ちていて、それをベースにアップデートされている。 本書では、正しく世界を見るための妨げになる、10の思い込みが紹介されていて、それに対してどうアクションを取れば良いかが書かれている。 大切なのは、自分の信じている、当たり前と思っていることが本当に正しいことか今一度考え直すこと。 深く根ざした思い込みほど、修正するのは難しい。 ただ、安心するべきことは、そうした思い込みをしているのは自分だけではないことだ。 思い込みに気づいたことをチャンスだと思い、変えていくべきだ。
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確かに、昔に頭に入ってきた世界の情報が、今も大方そのまんまになっていたかも。知識のアップデートを。世界は常に変化している。 もはや、10個の本能・思い込みがなんだったかあやふやだが笑、出来るだけ、事実に基づいて世界を見れるようにしていきたい。 世界は良くなっている、徐々に平和にな...
確かに、昔に頭に入ってきた世界の情報が、今も大方そのまんまになっていたかも。知識のアップデートを。世界は常に変化している。 もはや、10個の本能・思い込みがなんだったかあやふやだが笑、出来るだけ、事実に基づいて世界を見れるようにしていきたい。 世界は良くなっている、徐々に平和になっている、ということに気づけ、救われた気分に。未来に希望がもてた。(というのも何かの本能にはまってる?) あと、自分自身も批判的に見るてのも意識しよう。
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ポジティブ思考もネガティブ思考も、現実を直視していないという点では近しいと思う。 わたしの尊敬するビジネスマンに共通するのは「前向きな心配性」であることだ。現実に起こりうるリスクを見据えて、然るべき手を講じている。 これがなぜ難しいかと言うと、人には適切な判断を妨げる10の本能...
ポジティブ思考もネガティブ思考も、現実を直視していないという点では近しいと思う。 わたしの尊敬するビジネスマンに共通するのは「前向きな心配性」であることだ。現実に起こりうるリスクを見据えて、然るべき手を講じている。 これがなぜ難しいかと言うと、人には適切な判断を妨げる10の本能があるから。本書は、その本能を制御し、正しいデータに基づいて、真に立ち向かうべき課題を対処するためのメソッドを説いてる。 公衆衛生医師として僻地医療に心血を注ぎ、幾多の死線を超える中で確立したシンプルな世界の見方、理論と実践。軽快な語り口に垣間見える凄みに引き込まれ、夢中で読み進めてしまった。 わたしたちの世界は着実に良くなっている。だからそんなことにリソースを費やしている場合ではない。さあ、着実に差し迫った危機と冷静に向き合おう。世界をより良くするために。
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「サピエンス全史」でユニークな視点に刺激を受け、「葉桜の季節に君を想うということ」で固定観念が誤った世界を作り出してしまうことを思い知った。 「知ってるつもり―無知の科学」で身近な物事ですらまともに説明できないことを強く自覚させられた。 そして、この本。 昔の常識がそのまま今の...
「サピエンス全史」でユニークな視点に刺激を受け、「葉桜の季節に君を想うということ」で固定観念が誤った世界を作り出してしまうことを思い知った。 「知ってるつもり―無知の科学」で身近な物事ですらまともに説明できないことを強く自覚させられた。 そして、この本。 昔の常識がそのまま今の常識と勘違いしたままの、真実ではない間違った思い込みを改め、世界の本当の姿の見方を教えてくれる。 社会と経済が進歩すれば文化や価値観が変わる。 日本が変わっているのは体験によって実感しているが、世界の大きな変化に気づくのは遅れがちだ。 なので、世界の中で日本はどうあるべきかの判断を誤るのだ。(多くの先進国も同じだろうが、、) アフリカの成長具合などは、日本より中国の方がよっぽど見えているのではと感じる。 「正確で重要なデータにこだわろう。」「最新のデータに基づく世界の見方を子供たちに教えるべきだ。」と著者は言う。 そのためには、データそのものの信頼性と、データを計測し発表する人達の信頼性を守ることが効果的な判断をする上でとても大切になる。 ただ、最近の日本の統計データは信用度が低下しており、本当にそうなの?という不安がつきまとうのが残念でならない。 「メディアを信じて世界の姿を決めつけてはいけない。」とも著者は言う。 じゃあ何を頼ったらいい? 日本のメディアだけでは偏るのは間違いない、他国のニュースも時々覗いてみよう。
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これまたABDで読んでみました。 具体が何よりしみる本。 自分に見えている世界がいかに自分の解釈で形成されているかを実感できました
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間違いなく名著。迫力のある事実と、心揺さぶられる実体験に基づくエピソードにより、読む前と後で物の見方が変わる一冊。 自組織を見るときに10の本能に陥らないように、しばらく携帯の待ち受けにしよう。
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1年間で世界で0歳児が400万人亡くなった。 ひどい、悲しい、何とかしなければ、WHOは何やってるんだ、日本も何かしなければ。。 でも実際は毎年着実にその人数は減っていってる。 目の前の数字だけじゃなく全体見て判断しないと駄目よという話。
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読みやすく、あっという間に読み終わった。 でも、事実を事実として捉えることの難しさ。 いかに私たちが雰囲気で、ドラマティックに、画一的に、昔の知識で世の中を見がちなのか! 筆者自身の深い後悔の話も、胸に残る。 時に誤った世界の味方のせいで、人の命に影響がある時もあるのだ。 さてさ...
読みやすく、あっという間に読み終わった。 でも、事実を事実として捉えることの難しさ。 いかに私たちが雰囲気で、ドラマティックに、画一的に、昔の知識で世の中を見がちなのか! 筆者自身の深い後悔の話も、胸に残る。 時に誤った世界の味方のせいで、人の命に影響がある時もあるのだ。 さてさて、この本から何の教訓を得るか。 世の中のポジティブな変化を受け入れることは、問題から目をそらすことではない。 むしろ、問題解決のために必要なのだ。 なぜなら、ポジティブな側面を見ることは、自分もその一助となってコツコツ積み重ねるモチベーションになるから。 あとは、不安になった時焦った時こそ、意識的に目の前をしっかりみた方が良い。 学び続けよう、
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この本を読んでから世界の見方が変わりました。 いかに僕たちが世間を斜めから見ているか。世間を見ているようで見えていないか。 そしてそれを解消するにはどうすればいいか。 本書では「世界の事実」をまざまざと見せつけられます。 思っているよりも世界は平等に近づいていて、貧困はな...
この本を読んでから世界の見方が変わりました。 いかに僕たちが世間を斜めから見ているか。世間を見ているようで見えていないか。 そしてそれを解消するにはどうすればいいか。 本書では「世界の事実」をまざまざと見せつけられます。 思っているよりも世界は平等に近づいていて、貧困はなくなっているし、どこの国でも電気は使えるし医療が受けられる。学ぶことだって出来る。 先進国⇄発展途上国 という区分をよくしますが、この差は縮まりつつあります。 なのに僕たちはそれを知りません。 なぜか? バイアスがかかっているからです。 例えば僕たちは「先進国」「発展途上国」というように我々とあの国の人。 というように区別化、グループ化をしたがります。 グループ化すると、自分のグループ以外のことは、受け付けなくなってしまいます。 このように、グループ化してしまうなどのバイアス、思い込みをしてしまい、現実を見れなくなってしまう。 このバイアスは「事実」を見つめることで解消されます。 「事実」を注視し、観察することで、初めて現実を見ることが出来る。 これは世界の現実をみるだけではなく、全てのことに応用の効く思考法だと思います。 また、この思考法が広まることで、世界はより良くなるんじゃないかと考えています。 それは「事実」を見て「思い込み」を減らすことができれば、差別などの精神的被害は減り、事実をみることで作業は効率化すると思うからです。 この本は「世界の現実」と「バイアスの回避法」を多種紹介しています。 見えているようで見ていない。を回避したい。 世界の現実を知りたい。 バイアスを回避し、思い込みの激しい性格を変えたい。 そんな方は是非本書を手に取って見ると良いのではないでしょうか。
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