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すべての、白いものたちの の商品レビュー

3.9

111件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2026/04/12

エッセイのような詩のような面白い作品でした。 生きれなかった姉と兄の話で、私にも産まれなかった妹がいるので思い出してつい、涙が溢れました。 生と死を題材にしているからか、重苦しい雰囲気に飲まれそうになりました。

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2026/04/02

図書館で偶然韓国文学コーナーを通りかかり、ラインナップにわくわくして最初に借りたのがこちら。 雨の落ちる空の下、静かな部屋で読むのが似合う、そんな散文集のような物語。静かだけれど、実は強い物語。 そういえば角砂糖って最近見ないなぁ… 私にとってセピア色の記憶の中にあるものの描写が...

図書館で偶然韓国文学コーナーを通りかかり、ラインナップにわくわくして最初に借りたのがこちら。 雨の落ちる空の下、静かな部屋で読むのが似合う、そんな散文集のような物語。静かだけれど、実は強い物語。 そういえば角砂糖って最近見ないなぁ… 私にとってセピア色の記憶の中にあるものの描写が多かった。それは外国の文章の翻訳だからか、文化の少し違う人の書いたもの独特の空気なのかもしれない。外国文学はあまり読んでこなかったので分からないが、今後もいろいろ読んでみたいと思った。

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2026/03/28

白いものを想像しながら読んだ。 思っていたよりも暗い印象を受けたけど、静かでわたし好みの作品でした。 そして、天アンカットになってたり、ページの色や紙質がところどころ違ったり、こだわりを感じた。

Posted byブクログ

2026/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

白いものについて書いている小説だが、数時間で亡くなった姉のことがすべての話の通底に存在している もしその姉が生きながらえることができたら、自分はこの世に生を受けることはなく、その考えが巻末のワルシャワへの旅に繋がり、人間の死生観をやんわりと主張する、そんな内容だ

Posted byブクログ

2026/03/20

白、お米の白、乳児の顔色、鳥の羽、いろんな白。 純白、清潔さ、清々しさ、いろんなことが思い浮かんだ。

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2026/02/24

とても美し文章でした。 装丁、写真はモノクロで白がさらにクローズアップされています。 また、文章の書かれたページの紙質も3種類異なる物を使用されています。 同じ白でも、材質によって輝きが異なり、さらに白とは奥深い色であると思いました。 詩的な美しくも儚く物悲しい文章が綴られていま...

とても美し文章でした。 装丁、写真はモノクロで白がさらにクローズアップされています。 また、文章の書かれたページの紙質も3種類異なる物を使用されています。 同じ白でも、材質によって輝きが異なり、さらに白とは奥深い色であると思いました。 詩的な美しくも儚く物悲しい文章が綴られています。翻訳家の方もとても上手に訳されてると思いました。 他の作品も読んでみたい、そして何度も読み直しみたい、美しく装丁の為に図書館ではなくぜひ購入して手元に置いておきたい1冊です。

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2026/02/07

著者は、韓国人のハン•ガンさん。韓国語で白い色を表す言葉に、「ハヤン(まっしろな)」と「ヒン(しろい)」があり、生と死の寂しさをこもごもたたえた色である「ヒン」についての本だという。これは後書きで知った。 本文の方は、詩的で、詩の理解に苦手意識のある私には読み取れない部分も多か...

著者は、韓国人のハン•ガンさん。韓国語で白い色を表す言葉に、「ハヤン(まっしろな)」と「ヒン(しろい)」があり、生と死の寂しさをこもごもたたえた色である「ヒン」についての本だという。これは後書きで知った。 本文の方は、詩的で、詩の理解に苦手意識のある私には読み取れない部分も多かったと思うのだが、後書きでそれを知り、やっと「全体を通した想い」のようなものは感じられたように思う。

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2026/02/10

読んでる最中は、シンシンと、静かで、真っ白で、寒さ厳しい雪景色のなかで、耳や鼻を真っ赤に染めながら立ち尽くしている感覚だった。 この世に誕生して2時間、母の強い願いを感じながら亡くなった姉を、生かすための記録。姉の代わりに生きている私が、感じるこの世の記録。姉の知らないこの世界...

読んでる最中は、シンシンと、静かで、真っ白で、寒さ厳しい雪景色のなかで、耳や鼻を真っ赤に染めながら立ち尽くしている感覚だった。 この世に誕生して2時間、母の強い願いを感じながら亡くなった姉を、生かすための記録。姉の代わりに生きている私が、感じるこの世の記録。姉の知らないこの世界は、孤独で寂しいのだけれど、生きる勇気も与えてくれる。 私たちが生きるこの世界は、いろんな形や色をしているんだなと。

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2026/01/28

まず、本そのものが美しい。読んでいる途中で手触りが変わって気付いたのだけど、5種類の異なる白の紙を使っている。 文章もすてき。翻訳もすばらしいのだろうな。詩を読んでいるよう。さらさらと、あわあわとした印象。でも内容は思いの外深い。 姉が生まれていれば、私はたぶんここに存在していな...

まず、本そのものが美しい。読んでいる途中で手触りが変わって気付いたのだけど、5種類の異なる白の紙を使っている。 文章もすてき。翻訳もすばらしいのだろうな。詩を読んでいるよう。さらさらと、あわあわとした印象。でも内容は思いの外深い。 姉が生まれていれば、私はたぶんここに存在していなかった…。人の死の上に自分の生があると考えるのは、なかなかにつらいし、かなしい。自分に非はないのに。

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2026/01/23

白の姿は本当に200色ある。朝も夜もない空白の世界を、空気抵抗もなく滑空したくなった。レースのカーテン→息からの流れと、葦原の章が美しくて何回も咀嚼〇 無味無臭の中に、サラサラとしたそれが、わたしの中に吸収されていった

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