商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2018/12/26 |
JAN | 9784309207605 |
- 書籍
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すべての、白いものたちの
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すべての、白いものたちの
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商品レビュー
4.3
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生後数時間で逝った姉への弔辞、姉の代わりに生を受けた自分への戒め、生と死を連想させる白に覆い尽くされる街で、死者の魂を静かに感じる日々…をつらつらと、白を基調に描かれている。 視覚や触覚にも働きかける装丁など、主張しすぎない斬新な表現が心地良い。 でも、大半が何言ってんのかわから...
生後数時間で逝った姉への弔辞、姉の代わりに生を受けた自分への戒め、生と死を連想させる白に覆い尽くされる街で、死者の魂を静かに感じる日々…をつらつらと、白を基調に描かれている。 視覚や触覚にも働きかける装丁など、主張しすぎない斬新な表現が心地良い。 でも、大半が何言ってんのかわからない。忙しすぎる日常のなかでさらりと読むものではないらしい。
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生死終始、表裏 ってな事で、ハン・ガンの『すべての、白いものたちの』 『白』に纏わる短編集?詩集?ジャンルは何になるんかな? 心して読まないと、白い世界、はたまた黒い世界へ持って行かれる感覚に陥りそうで、恐怖のあまり流す様に読んだ。 短い文章ば...
生死終始、表裏 ってな事で、ハン・ガンの『すべての、白いものたちの』 『白』に纏わる短編集?詩集?ジャンルは何になるんかな? 心して読まないと、白い世界、はたまた黒い世界へ持って行かれる感覚に陥りそうで、恐怖のあまり流す様に読んだ。 短い文章ばかりで、じっくり読み返したい気持ちが湧き上がるけど、読み返すと闇に引き摺られて戻れなくなる様な気がして逃げながら読んでた。 言葉の威力って言うんかな、怖かった。 始まりの白。終わりの白。 白って真反対の意味も持ってるなぁって 産まれた時は真っ新な白で、生きてくうちに色んな色を塗り重ねて、死ぬ時には白に戻るんかなぁと 雪の降る日に外でじっくり読んでみたいかな 2022年23冊目
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1回では全てを把握できないかも。 決して明るい話でも読みやすい話でもないのに、読みやすいのは、散文的なリズムが文章全体にあるから。リズムがあることで必要以上に重苦しくもなく読めた。そして、言葉の美しさがすっと入ってきた。多分、訳が素晴らしいのだと思う。もし原文で読めたらきっともっ...
1回では全てを把握できないかも。 決して明るい話でも読みやすい話でもないのに、読みやすいのは、散文的なリズムが文章全体にあるから。リズムがあることで必要以上に重苦しくもなく読めた。そして、言葉の美しさがすっと入ってきた。多分、訳が素晴らしいのだと思う。もし原文で読めたらきっともっと美しいハングルの響きを感じられるんじゃないかな。
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