月まで三キロ の商品レビュー
月まで三キロ 星六花 アンモナイトの探し方 天王寺ハイエイタス エイリアンの食堂 山を刻む 何故こうもどうしようもない思いに駆られるのだろう
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月まで3キロの県道の青看板の現物に偶然立ち寄りました。 その後この本の存在を知り図書館で借りました。 理系の雑学が要所にちりばめてあり面白かった。
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短編集だが、どれも人生に思い悩む人が天文学や考古学や星座をよく知っている人との出会いから自分の悩みなど宇宙の神秘と比べたらちっぽけだと思ったりして励まされながら悩みを受け入れていく物語だった。 天文学や考古学の知識を学べて、楽しかった。 自然はなんと美しく雄大なんだろうと思い知っ...
短編集だが、どれも人生に思い悩む人が天文学や考古学や星座をよく知っている人との出会いから自分の悩みなど宇宙の神秘と比べたらちっぽけだと思ったりして励まされながら悩みを受け入れていく物語だった。 天文学や考古学の知識を学べて、楽しかった。 自然はなんと美しく雄大なんだろうと思い知った。
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短編小説の全てに、理系な要素が盛り込まれていて 少し賢くなった気分にもなれます笑 人生に迷って苦しんでいる誰かが、 理科的な力や人に助けられていく筋のお話が 多かったかなと思います。 もちろん、理系だから堅いのではないかというと そういうわけでもなくてちゃんと心の暖かさが伝わ...
短編小説の全てに、理系な要素が盛り込まれていて 少し賢くなった気分にもなれます笑 人生に迷って苦しんでいる誰かが、 理科的な力や人に助けられていく筋のお話が 多かったかなと思います。 もちろん、理系だから堅いのではないかというと そういうわけでもなくてちゃんと心の暖かさが伝わります。 特に題名にある「月まであと三キロ」は、 ジーンと来ました。 彼はやり直せるのでしょうか…。 想像が膨らみます!
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日常生活で悩みを抱えているときに、宇宙や素粒子など壮大なモノに触れると、悩みを一時忘れて心ここにあらずになることがある。 そういうときの感覚がうまく表現されているなと思った。 物語にちょいちょい出てくる理系知識がおもしろい。
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6編からなる短編集。各編の繋がりは特にない。ただ各編に共通しているのは天文学とか地質学、素粒子物理学とかいろんな科学の知識が絡んでいる。といってもそれが科学的な話なのかというとそうでもなく各話の主人公とそれに関わる人たちの生きてきた人生とうまく結びつきドラマが構成されている。特に...
6編からなる短編集。各編の繋がりは特にない。ただ各編に共通しているのは天文学とか地質学、素粒子物理学とかいろんな科学の知識が絡んでいる。といってもそれが科学的な話なのかというとそうでもなく各話の主人公とそれに関わる人たちの生きてきた人生とうまく結びつきドラマが構成されている。特に科学知識がなくともすんなり話の中に入っていけそして温かい気持ちになれるそんな物語でした。どの話も好みの話で良かったです。初読みの作家さんでしたが他の作品も読んでみたいと思いました。
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個人的にはアンモナイトの話がお気に入りです。 どの話も入り込みやすく、穏やかに読めるけど少しのハラハラを含んだような本でした。
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短編集。 どの話にも理科的な要素が盛り込まれている。 感情に偏りがちな「ものの見方」に理科的な視点が加わると新たな気づきがあって面白い。 印象に残ったのは、「エイリアンの食堂」 水素の循環。
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大阪出身だからか、『天王寺ハイエイタス』が1番好きだったかな。 科学的な事象との絡め方が上手いことに加え、なんとも言えない性格の人を描くのが上手い。 『天王寺〜』の哲おっちゃんしかり、『アンモナイトの探し方』の少年(名前忘れた)の生意気さしかり。 好みでなかった点は、各...
大阪出身だからか、『天王寺ハイエイタス』が1番好きだったかな。 科学的な事象との絡め方が上手いことに加え、なんとも言えない性格の人を描くのが上手い。 『天王寺〜』の哲おっちゃんしかり、『アンモナイトの探し方』の少年(名前忘れた)の生意気さしかり。 好みでなかった点は、各話のテーマがありがちであること。それと、文体と主人公のキャラクターが合ってないことが多々あったこと。 『アンモナイト〜』は小学6年生目線の話なので、大人びているとはいえ、もう少し子供っぽさがある方がよかった。そうか完全な第三者目線で進めるか。 星とか月、宇宙が関連するからか、全体に透明感のある作品だった。
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理系の短編集は初めてかもしれない。 独特の雰囲気がありつつも、読みやすい作品だった。 それぞれの登場人物たちが抱える悩みや苦しみに対して、天体や火山など大きな自然が対照的だった。ちっぽけな人間がこつこつと研究してきた自然や宇宙は、壮大であり地道な努力の結晶でもある。 彼らがこ...
理系の短編集は初めてかもしれない。 独特の雰囲気がありつつも、読みやすい作品だった。 それぞれの登場人物たちが抱える悩みや苦しみに対して、天体や火山など大きな自然が対照的だった。ちっぽけな人間がこつこつと研究してきた自然や宇宙は、壮大であり地道な努力の結晶でもある。 彼らがこれからをどのように生きていくのかは、はっきりと述べられているわけではないが、そこもよかった。彼らの人生がよいものになる予感がする。
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