1,800円以上の注文で送料無料

海街diary(9) の商品レビュー

4.5

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・女子の言い分 男子の事情 ここで成り行きであっさり言いやがった!! 将志のおかげみたいなとこあるのがモヤるな…… でもおめでと〜 すずの返事が最高すぎる 四姉妹みんな恋愛が順調そうでよろしいことで。姉が温泉行ってるからってすぐに影響される妹たち。 ・幸福 幸や佳乃の恋の物語をいちおう良さげに畳もうとしている。元彼との不倫を思い出している幸姉はちょっと自己陶酔的でアレなので、今彼が合っていると思います。 福田のおっちゃん…… 大切な人がいなくなって初めて、これまで自分がいかに幸せだったのか実感する。 金沢のいとこ・直人も恋人に会いに鎌倉へ訪れている。 ・夜半の梅 直ちゃんのモデルを引き受けたドレス姿のすずかわいすぎ。 ヒマラヤ登山中の浜田店長と連絡がつかなくなり、千佳を心配したみんなが集って香田家が情報を集める前線基地のようになる。 大変なときなのに、だからこそ余裕がないすずを見て「かわいい」と思う風太。こういうところお見事 福田のおっちゃんがカッコ良すぎる。テンパっているときこそ普段見せない優しさを見せるひと。 ・行ってきます おわり!!! 乙!!!!! 最後のほうは大団円に向けて時制を飛ばしながら群像劇の各方面の物語をあたたかく締めくくっていた。 縁を繋いで、自分にとっての帰る場所、〈家〉を見つけた上で自由に世界へ旅立っていく者たちの物語だった。鎌倉という土地そのものが主役といってもいい。 こうしたテーマ上の必然か、ひじょーに保守的なハナシではあった。ヘテロ主義、ロマンティックラブイデオロギー、出生主義、家族主義…… そういうところがなんだかなぁと思わなくはない。めちゃくちゃ思う。でも、人生を描こうとするトーンと雰囲気、風景を大切に描くタッチがものすごく好みであったのは変わらない。 鎌倉行きたいな。『アオナツライン』(鎌倉が舞台のエロゲ)やりたいな 「緑の指」をもつ風太は、自然の命を大切にすることができるひと。人を見る目があるのも同根だろう。 将志とみぽりんって地味にデキかけてるのだろうか。すずと風太が付き合ってるから、将志が余計なことをしないように美帆が将志を仕方なく引き受けてるだけ? ・通り雨のあとに 数年後……10年後くらい?の後日談 1話で分たれた人生を、置いていかれた側から振り返る。連れ子同士で突然できた姉なんて、初恋するわな 『詩歌川百景』はこの山形の人々の話なのか すずは風太と結婚するらしい。顔だけ映されないの不気味っちゃあ不気味だ。姉さん方はもう結婚したのかしてないのか…… すずの父の元妻だったひとが相変わらずヤバすぎる。また作った子どもを大叔父夫婦に預けて行方不明になったとか。幸たちの母といい、この作品世界には一定数そういう人もいるよね、という設定らしい。でもそういう人は物語にはほとんど登場しない(縁がない)ので目立ちはしない。たまーに言及されてギョッとなるだけ。

Posted byブクログ

2023/09/14

古本屋さんで見つけて、イッキ読みしました。 映画は知っていましたが、原作が漫画とは知りませんでした。 映画を観たときも幸せな気分に浸りましたが、全9冊をイッキ読みして、さらに幸せな気分にになりました。 吉田先生 ありがとうございます!

Posted byブクログ

2023/07/27

ちょっと複雑で凸凹な四姉妹の物語。 鎌倉が舞台なので読んでて親近感も。 穏やかで優しい人情味溢れる作品で、 たまにふと読み返したくなります。 それぞれの登場人物に襲い掛かる辛い現実も 過度にドラマチックに仕立て上げることなく 優しさの中で答えを模索してく様子が良い。 読了。

Posted byブクログ

2023/06/21

姉妹4人の優しい物語が遂に完結。 それぞれの人物描写や会話の言葉選びがさすがの丁寧さで、読み終えてしまうのが惜しかった。 最終巻の巻末にすずの昔の家族の物語が1話挟まれていて、多分これは今連載されている作品の1部だなと思った。 まだ海街diaryの余韻が残っているので、少し時間を...

姉妹4人の優しい物語が遂に完結。 それぞれの人物描写や会話の言葉選びがさすがの丁寧さで、読み終えてしまうのが惜しかった。 最終巻の巻末にすずの昔の家族の物語が1話挟まれていて、多分これは今連載されている作品の1部だなと思った。 まだ海街diaryの余韻が残っているので、少し時間をおいてからそちらも読んでみようと思う。

Posted byブクログ

2023/04/26

 これが最終巻です。第1巻から楽しみに買っていました。映画化されると聞いたときは、やめてくれと思いました。でも、監督するなら是枝裕和監督ならいいかなと思っていたら、そうなりました。そして海街の世界を壊さず、是枝監督らしい映画になっていました。広瀬すずという女優を発見しただけでもす...

 これが最終巻です。第1巻から楽しみに買っていました。映画化されると聞いたときは、やめてくれと思いました。でも、監督するなら是枝裕和監督ならいいかなと思っていたら、そうなりました。そして海街の世界を壊さず、是枝監督らしい映画になっていました。広瀬すずという女優を発見しただけでもすばらしい映画。梅酒のエピソードもしっかり入っていて良かった。コロナも落ち着いたので、初夏には鎌倉にロケ地巡りしたいですね。

Posted byブクログ

2022/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いい人ばかりいるわけではないし いい事ばかりが起こるわけではないし でも これで終わりではなくて これからもずっとずっと続いていって 何かあったら また集まって 支えあって そしてまた自分たちの場所に戻って 進んで わずかばかりの時間だったのかもしれないけど 自分が居てもいいと思える場所が 確かにここにあったのだからこそ どこにだって行ける どこにだって行こうと思える 安心って 言葉にすれば簡単だけど 実感できたのが ここで この街が 初めてだったのかもしれない

Posted byブクログ

2022/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

完結。ピッタリのタイトルだった。 優しい風が吹いたような終わり方…その後ろに ちょっと重い番外編が。 ずっと気になっていたけど この作品の中で一番辛い状況にあるのって 和樹たちじゃないだろうか。 それにしても ここまでのストーリーから一部だけを切り取った映画化は やっぱり残念だ。

Posted byブクログ

2022/05/07

四姉妹、みんないい人。姉妹が多いと、役割分担が出来るのかな。とてもいいコンビネーションで、日々の出来事も乗り越える。 こんな日常が、うらやましい。 すずちゃんのサッカー仲間もいい奴ばかりだし、出てくる人物が、みんないい。 それぞれの生きざまを、ずっと見ていたい。読み終わるのが寂し...

四姉妹、みんないい人。姉妹が多いと、役割分担が出来るのかな。とてもいいコンビネーションで、日々の出来事も乗り越える。 こんな日常が、うらやましい。 すずちゃんのサッカー仲間もいい奴ばかりだし、出てくる人物が、みんないい。 それぞれの生きざまを、ずっと見ていたい。読み終わるのが寂しかった。 私的には、よっちゃんの男前っぷりが好き。 自分はこんな風に、素敵に、きちんと生きていけているだろうか。

Posted byブクログ

2022/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

母と父が出て行ってしまった、ある三姉妹と異母妹のお話。(主人公は異母妹っぽい。) 吉田秋生先生は「BANANA FISH」とか「吉祥天女」とかのイメージしかなかったので最初は戸惑ったんだけど、読み進めていくと世の中綺麗ごとだけじゃないって言うのがところどころ詰まっていてそこまでドロドロしてないのに吉田先生っぽいなって妙に納得してあっという間に読み進めてしまいました。鎌倉3部作の第二部との事なので近いうちに他のも読んでみようかと思います。

Posted byブクログ

2021/09/23

2021年「海街ダイアリー」読了。 家族、友人、地元、地域、恋愛、結婚、死、生、成長、人生…なんかもう全部入り感がすごくて、それでも全てが見事に繋がってて、読んで良かったと思える作品。

Posted byブクログ