そこにいるのに の商品レビュー
2019/03/24 読了。 図書館から。 さっくり怪談話。 割合いい話終わりが2作ほど。 他は、そろ~と後引きますね。 。
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怖い話満載の短編集。じわじわくるものとか、意味が分かると怖い話とかあって、読み終わった後に「こわっ……」ってなる。個人的に一番怖かったのが、一番最後のクガマリと、エゴサして知ってしまった動画の話。 立ち食いそば屋の天使は、異色で怖い話かと思ったらいい話だった。だと思いたい。(そして昨日のお昼にもりそばを食べたはずなのに、駅にあるそば屋に行きたくなった。) あとは部屋にいるモノの視点の話。ファンシーなのに……どうしてこうなっちゃったのだろう……。 でも、なによりも……似鳥さんの作品だとよくある横にあるコメントとか、こだわりのある後書きが一切ないことが一番怖かった。
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+++ 曲がってはいけないY字路、見てはいけないURL、剥がしてはいけないシール……読み進めるほど後悔する、13の恐怖と怪異の物語。 +++ ホラーテイストの短編集である。どれもじわりじわりと恐怖が這い上がってくる感じ。いるのに認識されない、いるのにいないものとされる、いるのに...
+++ 曲がってはいけないY字路、見てはいけないURL、剥がしてはいけないシール……読み進めるほど後悔する、13の恐怖と怪異の物語。 +++ ホラーテイストの短編集である。どれもじわりじわりと恐怖が這い上がってくる感じ。いるのに認識されない、いるのにいないものとされる、いるのに自分だけにしか見えない、いるのに他人に認識されない、などなど、存在するのかしないのかという怖さのあれこれが描かれていて面白い。決定的なところまで描き切らない寸止め感も、恐怖を増す効果になっていると思う。ホラー苦手な私でも愉しめるレベルのホラー度の一冊だった。
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怖い展開にもいろいろパターンがあり 待ち伏せ系や 貞子さん系など 短編なので 先が読めてしまうのですが それでも 面白く読めました だた 全部終わり方に救いがないので げんなりしてきたなぁ と思ったら 光明のようにいい話が 一編混ざるのが 憎いですね
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一編の温もりを囲む、うっわぁ~なホラー短編集。普通の日常から不意に引きずり込まれる“視られていた、視えてしまった”恐怖。老若男女問わずそれは襲いかかる。 最恐は平凡な人間が追い込まれる絶望の不条理「痛い」。 「陸橋のあたりから」と「二股の道にいる」も親心が急速に冷える。もし息子が視えてしまったら…ドキドキがノンストップ。 トリの「視えないのにそこにいる」は短編にしておくのがもったいない。フィクション性は高いが臨場感と父子のドラマがあり、もっと深く視えないものの正体と因縁に迫った長編で読みたいと思った。
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今まで似鳥さんの作品はちょっと笑えたりするミステリー系しか読んでなかったので、短編ホラーでゾクゾクした。 よくあるよなあこんな話、と思いつつ読み進めていると、つい周りが気になりだして、窓の外を見てみたり。耳を澄ましている訳じゃないのに、音に過敏になったり。 どんどん読み進められる...
今まで似鳥さんの作品はちょっと笑えたりするミステリー系しか読んでなかったので、短編ホラーでゾクゾクした。 よくあるよなあこんな話、と思いつつ読み進めていると、つい周りが気になりだして、窓の外を見てみたり。耳を澄ましている訳じゃないのに、音に過敏になったり。 どんどん読み進められるお手軽短編ホラーでした。
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2019.2.6.ホラーと掌編という苦手な分野が重なって、読むのにとても時間がかかってしまった。それぞれの作りは凝っていて怖いとおもえるものだっと。帰り道の子供はホラーと思わせて…という作品でとてもよかった。最後の作品はホラーとは言いながら宙ぶらりんでほっておかれるかんがなく結末...
2019.2.6.ホラーと掌編という苦手な分野が重なって、読むのにとても時間がかかってしまった。それぞれの作りは凝っていて怖いとおもえるものだっと。帰り道の子供はホラーと思わせて…という作品でとてもよかった。最後の作品はホラーとは言いながら宙ぶらりんでほっておかれるかんがなく結末がよかった。
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「叙述トリック短編集」からのこの著作。 ホラーだけどそんなに怖くないライトな仕上がりの短編集。でも日常にありそうなだけにゾッとする面白さ。隙間時間で読めてしまうお手軽感。ファストホラーノベル。 次々に手を変え品を変え、あの手この手で攻めてくる。「世にも奇妙な物語」的な雰囲気。...
「叙述トリック短編集」からのこの著作。 ホラーだけどそんなに怖くないライトな仕上がりの短編集。でも日常にありそうなだけにゾッとする面白さ。隙間時間で読めてしまうお手軽感。ファストホラーノベル。 次々に手を変え品を変え、あの手この手で攻めてくる。「世にも奇妙な物語」的な雰囲気。作者の創造力、発想が優れているんだろうな。どのネタでも長編書けそうななのに、とつい思ってしまう。面白いホラー短編集だった。 ただ装画の漫画っぽさが好みではなかった。と思ったら「げみ」って人の絵だった。んー、なんかそそられないのが残念。
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初読み作家、似鳥鶏氏のホラー短編集。 ショートショートのようなお話もあり。 よくある都市伝説的なホラー話もあり。 そんなそこら辺りに転がっているような話を 似鳥鶏氏ならではの衣を被せ味付けしていると いう感じなのかしら。 まったく恐くない。呆れてしまうほど。 ちょっと困るぐらい。...
初読み作家、似鳥鶏氏のホラー短編集。 ショートショートのようなお話もあり。 よくある都市伝説的なホラー話もあり。 そんなそこら辺りに転がっているような話を 似鳥鶏氏ならではの衣を被せ味付けしていると いう感じなのかしら。 まったく恐くない。呆れてしまうほど。 ちょっと困るぐらい。退屈なほど。 恐くない。 これは、やはり自分には合わないということで。 特に『Y字路おじさん』には苦笑いしてしまう。 横尾忠則氏の『全Y字路』を観て、 もう少し話を膨らませてください。 内面からこみ上げてくるような恐怖を描いてください。 酷評ですみません。
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ホラーでびっくり。なかなかに、怖いもの揃いだった。六年前の日記のインパクトが一番大きい。エゴサのやつ、痛い、は読むのが嫌になる。そういうキツイのが続く。でも読んじゃう。結局、クママリってなんなの?それが一番怖い
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