そこにいるのに の商品レビュー
てっきり連作短編集になるのかと思いきやそれぞれ独立した話だった。 物語としてはカチッとした怪異譚で、そこまで怖くはなかった。もっと色々な仕掛けがあるのかと楽しみにしてしまった故にその辺は肩透かしだが、軽い気持ちで気楽に読める怖い話としては悪くない。
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午前中から読み出し ついつい読み続けてしまい ちょっと怖いと思いつつ 夜までかけて読了。 クママリってなに……クガワリが元ネタ……? クママリが広げてる……?? 考察力が試される作品かしら… 印象に残ったのは[六年前の日記][痛い][帰り道の子供][視えないのにそこにいる]
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どの話もハズレがなく面白いですが、オンライン中という話が一番印象に残りました。 主人公はある日、エゴサーチをして自分の動画を見つけるのですが、その動画の中には身に覚えのない悪事を働く自分がいました。後日同じ毛色の別の動画がアップされ、削除依頼をかけたことをきっかけに、自分にふりか...
どの話もハズレがなく面白いですが、オンライン中という話が一番印象に残りました。 主人公はある日、エゴサーチをして自分の動画を見つけるのですが、その動画の中には身に覚えのない悪事を働く自分がいました。後日同じ毛色の別の動画がアップされ、削除依頼をかけたことをきっかけに、自分にふりかかる災難を予告する未来の動画が投稿されるように。 災難を回避することもできますが、その場合動画よりももっとひどいことが起こるのです。その動画のとうりに時刻を迎えるか、別の行動をするか、どちらをとっても確実に「恐ろしいこと」が起こる。逃れられない恐怖に、僕も落ち着かない気持ちになってしまいました。 他にも、遠くのY字路や終わりの日記も面白かったですね。ホラー短編集なので読みやすく、サクッと読めます。
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ホラー短編集。「クママリ」なるキャラクターを始め、各話に見えない“何か”がいる感じがちらついて不気味でした。 1篇だけ少し気色の異なるお話があって、ほっとひと息つくことができました。 個々のお話ひとつひとつをとっても、怖すぎずホラー短編として面白かったです。 スキマ時間に軽く...
ホラー短編集。「クママリ」なるキャラクターを始め、各話に見えない“何か”がいる感じがちらついて不気味でした。 1篇だけ少し気色の異なるお話があって、ほっとひと息つくことができました。 個々のお話ひとつひとつをとっても、怖すぎずホラー短編として面白かったです。 スキマ時間に軽く読める気軽さが好きでした。
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ホラー短編集。 短い話なので、さくさく読めた。 「六年前の日記」と「おまえを見ている」が面白かった。 そこまで怖くはないけど、軽くゾクっとする。
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13からなるホラー短編集。 題名通り全てが【そこにいる】のだ。 不気味に徐々に近づいてくるそれは、見えるものだったり見えないものだったり。 一つだけ種類が違うものがあり、この作品には涙する。 ありがとう、立ち食い蕎麦屋の天使。 『クママリ』だけが全ての作品に共通して出て...
13からなるホラー短編集。 題名通り全てが【そこにいる】のだ。 不気味に徐々に近づいてくるそれは、見えるものだったり見えないものだったり。 一つだけ種類が違うものがあり、この作品には涙する。 ありがとう、立ち食い蕎麦屋の天使。 『クママリ』だけが全ての作品に共通して出てくる。 これも謎だ。 怖もの見たさも、気をつけなければこの登場人物達のようになってしまうかもしれない。 だから言われた通り、私はGoogleストリートビューは見ていない。
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ホラー短編集。どれも不気味で怖かった。ひとつだけテイストの違う作品があって、それが優しくて一番好き。
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ホラーテイストの短編集。 実話系ではなく創作ホラーなので、当事者の視線で描かれる描写が緊迫感と恐怖感を増幅させます。 見てはいけなかったもの、写してはいけなかったなにか。日常から少しだけ外れてしまったために迫りくる理不尽な恐怖にヒヤリとさせられる一冊。 気に入った短編を少しだけ紹...
ホラーテイストの短編集。 実話系ではなく創作ホラーなので、当事者の視線で描かれる描写が緊迫感と恐怖感を増幅させます。 見てはいけなかったもの、写してはいけなかったなにか。日常から少しだけ外れてしまったために迫りくる理不尽な恐怖にヒヤリとさせられる一冊。 気に入った短編を少しだけ紹介。 まっさらな気持ちで読みたい方は閲覧注意です。 帰り道の子供 13ある短編のなかで非常に優しい話でした。ホラーだけどほっこり。何気ない心遣いはきっと誰かを救ってる。 視えないのにそこにいる 行方不明になった刑事の父親の足取りを追う兄弟。不可解な事件に見え隠れする化け物から逃げられるのか。 最後まで緊迫感がありドキドキしながら読みました。父親の手紙にはホラーなのに感動したり。短編なので物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、最後を飾るに相応しいお話かなと感じました。
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似鳥さん×ホラーなんか面白いに決まっているじゃないか! と思って読んだら期待通り面白かったです。 予想外に泣けるホラーも入っていたので、この本1冊で「世にも奇妙な物語」が1本撮れるのじゃないかな。 定番所を押さえつつも少し捻りが効いていて、体感温度が2度は下がった気がします。納...
似鳥さん×ホラーなんか面白いに決まっているじゃないか! と思って読んだら期待通り面白かったです。 予想外に泣けるホラーも入っていたので、この本1冊で「世にも奇妙な物語」が1本撮れるのじゃないかな。 定番所を押さえつつも少し捻りが効いていて、体感温度が2度は下がった気がします。納涼成功。 クママリのキーホルダー欲しいなあ。
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著者初のホラー短編集。 撮ってはいけない写真、剝がしてはいけないシール、見てはいけないURL 曲がってはいけないY字路、探してはいけない場所など13の恐怖と怪異の物語。 1話目の「六年前の日記」は以前アミの会(仮)の『怪を編む』に 「イルカのシール」のタイトルで掲載されていた...
著者初のホラー短編集。 撮ってはいけない写真、剝がしてはいけないシール、見てはいけないURL 曲がってはいけないY字路、探してはいけない場所など13の恐怖と怪異の物語。 1話目の「六年前の日記」は以前アミの会(仮)の『怪を編む』に 「イルカのシール」のタイトルで掲載されていた物ですが 後の12編は書き下ろしです。 1編のみ読後感の良い作品が隠されているが後の作品は終始ザワザワと嫌な空気感に溢れていた。 特にスマホ、PC、デジカメなどを小道具として使った「写真」と「痛い」はゾッとする恐怖を味わう。 夜読むのには注意が必要。
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