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レプリカたちの夜 の商品レビュー

3

117件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

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2021/09/07

白日夢のように現実と夢の境界をさまよっているような内容。ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」やドストエフスキーの「二重人格」が思い浮かんだ。また、洞窟の場面では、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」と似たような感覚を持った。巻末に参考文献を列挙しているが...

白日夢のように現実と夢の境界をさまよっているような内容。ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」やドストエフスキーの「二重人格」が思い浮かんだ。また、洞窟の場面では、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」と似たような感覚を持った。巻末に参考文献を列挙しているが、新しいが過去に接したことのあるような感じがする小説だった。2021.9.7

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2021/08/18

何度か、今私は何を読んでいるの?という気持ちになりました。最後まで読めてよかったです。 登場人物?の言動や思想がぶっ飛んでておもしろかったです。

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2021/08/16

意味不明でぐっちゃぐちゃな感じが好きでした。 最後にオチもあるけど、それがもはやどうでも良くなるくらいぐっちゃぐちゃでした笑

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2021/07/23

夢中になって読んでしまった。濃いキャラクターと不可解な事象。世界にたいする違和感と曖昧になっていく自我。いや、自我とはなに?その根拠は?掴んでいるようにおもえるものが、指のあいだからすりぬけていくようなかんじ。フィリップ・K・ディックや安部公房が好きなら好きだとおもう。読んで欲し...

夢中になって読んでしまった。濃いキャラクターと不可解な事象。世界にたいする違和感と曖昧になっていく自我。いや、自我とはなに?その根拠は?掴んでいるようにおもえるものが、指のあいだからすりぬけていくようなかんじ。フィリップ・K・ディックや安部公房が好きなら好きだとおもう。読んで欲しい。

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2021/07/12

終始作品に流れている退廃的な雰囲気が自分には合わなかった。肝心の内容も理解できず、こういう雰囲気の話は自分には合わないんだなとつくづく痛感した時間だった。

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2021/09/14

ミステリーではなかった。 自分が誰で誰ではないのか、世界観が全く理解できないまま訳の分からない不条理な夢のような話が続き、話に納得できるオチがなく、気づいたら終わってた。夢の話?コメディ?ファンタジー? ミステリーではなかった。 ロドリゲス姉妹が面白かった。うみみずのインテリ屁理...

ミステリーではなかった。 自分が誰で誰ではないのか、世界観が全く理解できないまま訳の分からない不条理な夢のような話が続き、話に納得できるオチがなく、気づいたら終わってた。夢の話?コメディ?ファンタジー? ミステリーではなかった。 ロドリゲス姉妹が面白かった。うみみずのインテリ屁理屈は読み飛ばした。粒山さんは愛すべき禿のおっさん。シロクマは、凶暴でよくわからん。 p74あたまがおかしくなるというのは、もしかしたらそういうものなのかもしれない。本人はまったくそんなかんじがしないのだ。自覚があるなら、それはおかしくなったとはいえない。ちょっとした「落し穴」みたいなものだ。 p85つまり物理的に知らない人に会えないのではなくて、心理的に知らない人に会えないんだ。

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2021/05/14

シロクマに事務所から突き落とされる辺りまでは面白かったけど、だんだんグロテスクになる展開がちょっと苦手かも。てか、うみみず以外の女性恐すぎ。主人公が最後にアフロになってるのには笑った。

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2021/05/09

えっ、えっ!? 独特すぎる。展開が突飛すぎる。 伊坂さんのおすすめの帯を見て買いましたが、、、 よくわからなかった。レプリカ、レプリカ、うん、レプリカなのね。

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2021/04/21

面白かった。 何が面白いか聞かれたら上手く答えられる自信がなく、人に薦める時にどんな説明をすればいいのかも分からない。ただ、ミステリーといえばミステリーでそうじゃないと言われればそうではない。現実に近いファンタジーのようだとも感じた。冒頭の情景や状況がなんだか私たちに近い(現代)...

面白かった。 何が面白いか聞かれたら上手く答えられる自信がなく、人に薦める時にどんな説明をすればいいのかも分からない。ただ、ミステリーといえばミステリーでそうじゃないと言われればそうではない。現実に近いファンタジーのようだとも感じた。冒頭の情景や状況がなんだか私たちに近い(現代)ように感じて、次々に起こる不思議なことを最初はなんとか理屈で考えようとしていた。それでも私の考える頭なんかおかまいなしに怒涛の常識では説明不可能な出来事が巻き起こり、私の思考を追い抜いていく。考えることを諦めるとシュールさがおかしくなってくる。プリンプリン音頭のところで笑いが堪えきれなかった。多分普段だったらそんなにツボには入っていない。考えることの疲れから解放され、多分少しだけ本の狂気に染まってしまっていたのだと思う。私は特にうみみずがお気に入りのキャラクターだった。発言や考え方がとても好きだ。 読み終わっても解決してスッキリ☆なんてことはないし、内容が忙しくて疲れちゃうし時々難しいことも言ったりするけど、最後には理解出来なくてもいいじゃないか、そもそも理解しようとすることが間違っているのだと割り切れた。やっぱり何が面白かったのだろうか。よくわからないけど、多分一年後くらいにまた開くと思う。

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2021/03/18

わたしには難解過ぎたというか…つい3ヶ月前ほどに読み終わったはがりのはずなのにどういう話の終わりだったかすらよく覚えていない。 退廃的近未来の設定とカオスさに語り部でもある主人公と溺れてゆくような感覚に襲われたことは覚えてます…。 いつか再読はするかも。

Posted byブクログ