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レプリカたちの夜 の商品レビュー

3

117件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    12

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2024/08/10

冒頭は引き込まれました。 が、期待したほどではなく、シロクマの立ち位置がハッキリしないし、オチも何かスッキリしないまま読み終えました。

Posted byブクログ

2024/07/14

SFに近くて、最初から最後まで頭に「?」を浮かべながら読んでいたけど、自我ってなに、自分ってなに、本物(オリジナル)ってなに、という問いかけはけして他人事じゃないと思った。随所に差し込まれるうんちくが普通に面白くてためになる。

Posted byブクログ

2024/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伊坂幸太郎の帯とシロクマの表紙、冒頭の突飛さと読みやすさで購入。 冒頭過ぎ、コレは展開に振り回されて放り投げられて読後宇宙猫顔するしかないやつだ…と気付き、腹を括って読み進めた。案の定宇宙猫顔でコレを書いている。 何も分からないけど、ひたすら読みやすくて、読みやすさに手を引かれて何も分からないまま読了した。 佐々木敦氏の解説で、宇宙猫顔になった経緯を言語化してもらえて、ヒトに戻れた。感謝。 途中、ひらがなを多用するセリフがあり、コレは…ニセモノだから漢字で話せない…?と邪推したが多分ちがう。自分の推測に全く自信がない。そういうことを気にしてる場合じゃない。自我を保たなきゃ飲み込まれる。 解説でうみみずちゃん以外の女性が出てくると怖くなる〜みたいなことを仰ってたけど、はちゃめちゃにわかる〜!となった。うみみずちゃんが喋ってくれると安心した。 人に紹介するならオチのない夢、みたいな。たぶん夢に出ると思う。夢から覚めたときはちょっと疲れてると思う。夢見ずに寝たいな。おやすみ

Posted byブクログ

2024/06/25

内容がはちゃめちゃすぎて初めから最後まで何を言いたいのかまっったくわからなかった。でも、なぜか文章は読みやすくてすらすら入ってくるので不思議でした。 何を言いたいのかを理解するというよりも目の前で起こっていることをただただ眺めて楽しむというような小説な気がします。 なかなか体験で...

内容がはちゃめちゃすぎて初めから最後まで何を言いたいのかまっったくわからなかった。でも、なぜか文章は読みやすくてすらすら入ってくるので不思議でした。 何を言いたいのかを理解するというよりも目の前で起こっていることをただただ眺めて楽しむというような小説な気がします。 なかなか体験できないストーリー性で、少しでも時間があるときには、ついつい本を開いていました。 出来事、展開の意味のわからなさの程度、何かに似てるなと思ったら、、わかった、夢だ。

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2024/06/17

シロクマを目撃したのは、夜中の十二時すぎだった-。 初めての一條次郎san。 すごい世界観でした。。。 動物のレプリカをつくる工場「株式会社トーヨー」、品質管理部の往本、同期で被毛部の粒山、馬鯛工場長、資材部のうみみずたち。 序盤は、往本の記憶が一部無くなっていることや、...

シロクマを目撃したのは、夜中の十二時すぎだった-。 初めての一條次郎san。 すごい世界観でした。。。 動物のレプリカをつくる工場「株式会社トーヨー」、品質管理部の往本、同期で被毛部の粒山、馬鯛工場長、資材部のうみみずたち。 序盤は、往本の記憶が一部無くなっていることや、工場長の「自我」の件が気になりつつ、読み進めました。中盤から、シロクマの部長就任、ドッペンゲルガ-、ターンテーブルカッパ、四つ耳ウサギまで登場し、最後は、溶け出す身体、人工生命、ぷりんぷりん温泉まで。怒涛の展開。 誰が本物で、誰が分身か。不条理とペーソスの漂う物語。 初めて村田沙耶香sanの作品を読んだ時の様な衝撃を受けました。 少し頭の整理をしてから、再読したいと思います。 【第2回新潮ミステリー大賞】

Posted byブクログ

2024/06/14

世界に入り込めなくて 読み終わるまでのスピードがとても遅かった、 くやしい、 もう1回読んでも分からないかも

Posted byブクログ

2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

???、わからない。おもしろさがわからない、どこを読んでもわからない。天才的な書き出しで始まるシュールな世界。一條ワールド。この作者にしか書けない。オリジナリティがスゴイ。いろいろ混ざって、ひねってあるっぽい。ただ、もう読みたくない。 以下、ネタバレ。冒頭の書き出し。 「シロクマを目撃したのは、夜中の十二時すぎだった。その日、品質管理部の往本は残業で遅くまで工場にのこっていた。部長が不在のため仕事がたまっていたのだ。「朝食までには帰る」といいのこして部長は姿を消した。」

Posted byブクログ

2024/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

解決することなく疑問はそのままに次から次へと突き進んでいくので、結局なにがしたいんだったか、なにが分からないんだったかと、?マークを飛ばし続けながら最後まで読み切りました。 わからないままページが終わってしまった。

Posted byブクログ

2024/05/12

初読。よくわからなかった。たぶん自分にはあまり向いてない感じ。ただ、『屍者の帝国』の意識の話に近い話とか『暇と退屈の倫理学』でも触れられてた「環世界」の話とか、最近読んだ本でみたこともでてきて、自分にとってタイムリーだったことがちょっとおもしろかった。

Posted byブクログ

2024/03/20

いわゆるミステリとはかけ離れた、SFや奇書に近い内容 突飛な言動や展開と一方的な講釈が続くばかりで帯やあらすじから期待していたものとは乖離が大きかった

Posted byブクログ