このゴミは収集できません の商品レビュー
引越し先の物件を探すには、この本を読むことをおすすめします。のような不思議な内容です。 ゴミ収集車での仕事は、春、夏、秋、冬、それぞれの過酷な体験を語っていただき、死と隣り合わせな環境のようでも、面白おかしく描かれていたので、つい笑ってしまいます。 最後の不法投棄は、滝沢秀一...
引越し先の物件を探すには、この本を読むことをおすすめします。のような不思議な内容です。 ゴミ収集車での仕事は、春、夏、秋、冬、それぞれの過酷な体験を語っていただき、死と隣り合わせな環境のようでも、面白おかしく描かれていたので、つい笑ってしまいます。 最後の不法投棄は、滝沢秀一さんかなり根に持っているようでした。 それから、まだまだ使えるものや手付かずの食べ物がたくさん捨ててしまっている日本に未来はどうなるのか?世界一のゴミ大国日本。コメントがほぼ斎藤幸平さんとかぶってました。 とても勉強になりました。 国民は全員一度はゴミ収集車の仕事をする義務とかやってもいいのでは?
Posted by
仕事柄ごみ収集車に乗る作業員と関わるが、想像通り大変な仕事で、そうかと思えば違反ごみにも面白いものがあったり、四季を感じることができたり(これは「大変」)の部類だった)悲喜こもごもで、収集作業員の皆様に感謝の気持ちしかない。 収集作業員の皆様が誠意を持って仕事してくれているのに...
仕事柄ごみ収集車に乗る作業員と関わるが、想像通り大変な仕事で、そうかと思えば違反ごみにも面白いものがあったり、四季を感じることができたり(これは「大変」)の部類だった)悲喜こもごもで、収集作業員の皆様に感謝の気持ちしかない。 収集作業員の皆様が誠意を持って仕事してくれているのに比べ、ごみの分別ができない社会人たちの多いことよ…この本が多くの人に広まって、少しでもごみの出し方のマナーが改善されれば良いと思う。 「TENGAはペットボトルじゃねえ!燃えるごみだ!」には思わず笑った。 ごみの分別は真面目にやる人はすごく細かくやるが、そうでない人は適当にやる。私は後者だが、あとから実は間違ったごみを出していたと分かったときはちょっと反省している。 勝手ながら著者にはごみ収集作業員の仕事を今後も続けて欲しいと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
割とゴミの分別が好きです。著者のこともXでフォローしていて、そのゴミはそういう分別か!とよく膝を打っています。 この本で一番面白かったのはお金持ちとそうでない人の出すゴミが違うという話。 お金持ち:ミネラルウォーターのボトル、テニスボール、健康器具 そうでない人:コーラのボトル、缶ビール、タバコ 高級住宅街は戸別回収とは知らなかった。 清掃業で働く人の多様性もへえーと思った。知らない世界が覗けて楽しい本でした。 ちょっと書き口がうざ気味なときもあるけど、楽しくすんなり読めた。 あとゴミ処理の見えない未来の話。燃えないごみを頑張っ砂にする技術はすごい。それでもあと40年で埋め立て地がなくなると。この辺を掘り下げた本も読みたいと思う。
Posted by
本屋さんをぶらついていて目に入った一冊。 もともと滝沢さんの清掃員エピソードはネットで読んでいて、本も書いているのか〜と手に取ってみました。後で調べたら、ごみに関する本を12冊も出版しておられるそう。もう立派な清掃員であり、ごみについて考え直す機会を与えてくれる方ですね……! ...
本屋さんをぶらついていて目に入った一冊。 もともと滝沢さんの清掃員エピソードはネットで読んでいて、本も書いているのか〜と手に取ってみました。後で調べたら、ごみに関する本を12冊も出版しておられるそう。もう立派な清掃員であり、ごみについて考え直す機会を与えてくれる方ですね……! 単行本なのですが、時に声を出して笑い、時に恐怖し、そして真剣に考え……あっという間に読み切ってしまいました。隣に並んでいたもう一冊も買えばよかったな。 前々から思ってはいたのですが、世の中にはこんなにもルールを守らない人がいるのかと愕然とします。ポリバケツいっぱいのえのきバターって何? というより、文中にもあるのですが、ごみ回収は人間が行っているのであってロボットがやっているわけじゃない。そうした、誰かを危ない、不快な目に遭わせているかもという想像力が足りないんですよね。 「自分ひとりくらい……」まったく、そんなことはありません。 幸い、自分のごみ出しを振り返ってみるとおおむね及第点かと思われるので、せっかく滝沢さんが伝えてくれる現状がより多くの人に知られ、ごみ出しについて考え直してくれたらいいのになと感じました。 SDGsが叫ばれるようになって久しいですが、こうして実際のお仕事に携わられている方の声の方がやはり響きますね。 私の住む地域では、春からごみ出しのルールが変わると通達がありました。 正直ちょっと面倒だな……と思っていたのですが、まずは一人ひとりにできることから。 なんでも手に入る世の中だからこそ、欲しい!という衝動に流されずに、「それを処分する時のこと」も考えるクセをつけたいなと思いました。
Posted by
先日、近所のゴミ拾いに参加した。 ゴミ拾いのボランティア定期的している彼らと、住み慣れた町を、ビニール袋とトングを持って歩いた。 あっという間に、ビニールがいっぱいになった。 彼らは「スポGOMI」に正式に参加。日本大会にもエントリーしている。 こんなにも、地域はゴミにあふ...
先日、近所のゴミ拾いに参加した。 ゴミ拾いのボランティア定期的している彼らと、住み慣れた町を、ビニール袋とトングを持って歩いた。 あっという間に、ビニールがいっぱいになった。 彼らは「スポGOMI」に正式に参加。日本大会にもエントリーしている。 こんなにも、地域はゴミにあふれていた。 これをきっかけに、ボランティアの時以外でも、道端に捨てられている空き缶やペットボトルを可能な限り、リサイクルに回す習慣ができた。 そして、以前から関心のあったこの本を手に取った。 著者は、漫才師として活躍もしたが、厳しい時期がやってくる。 そして、ゴミ清掃員として働き始めた。 灼熱の猛暑の中も。 大雪の日も。 ゴミ清掃員は、最前線で走り続ける。 8年間の実体験を、軽妙にわかりやすく語りかける。 世界一のゴミ大国の日本。 SDGsや環境破壊といっても、本当に身近な問題なのだと痛感。 大田区のホームページで、改めてごみの捨て方を確認する。 ゴミを減らす。 無駄なものを買わない。 適切に分別する。 「大切なことは日常に埋もれていて、それが全て未来に繋がっているなんて、何遍も何遍も聞いていたので聞き飽きていました。本当でした」(「電子版あとがき」より) 「わかる」ことも大切だが、「かわる」ことはもっと大切だと教わった。
Posted by
出したゴミはその人間の鏡と云える。 ゴミ収集員がゴミプロファイラーになるのは必然。 私はミニマリストなので、ゴミの排出量に常々気をつけているし、買う前に捨てるときのことを考えてしまう。
Posted by
読みやすくて面白いし環境(ゴミ出し?)への意識も自然と高まる。 何より些細な日常も辛い出来事ももユーモアを交えて楽しく書ける筆者にちょっと憧れてしまうな、、
Posted by
自分には何もないと言いながら才能ある。 Twitterでゴミ清掃員の滝沢さんを知り手に取った本。箸休めにはちょうど良いと思う。 普段、仕事をしながらこんなにも観察・思考しながら本も書けるなんてすごい。 最終章は短いながら日本のゴミ問題にも触れ、ご自身の考えも書かれている。 あと...
自分には何もないと言いながら才能ある。 Twitterでゴミ清掃員の滝沢さんを知り手に取った本。箸休めにはちょうど良いと思う。 普段、仕事をしながらこんなにも観察・思考しながら本も書けるなんてすごい。 最終章は短いながら日本のゴミ問題にも触れ、ご自身の考えも書かれている。 あとがきは同世代ということもあり、そうだよなぁと共感した。
Posted by
こんな著者出していただいて感謝です。 清掃員の皆様に改めて感謝です。内容もとても面白い。世の中にはこんなゴミの捨て方する人がいるとは。 マナー守れない人も結構いるもんなんですね。 ゴミで金持ち貧乏がわかったり。。 捨て方で治安がわかったり。 リサイクル 本当に必要か 生ゴミの水...
こんな著者出していただいて感謝です。 清掃員の皆様に改めて感謝です。内容もとても面白い。世の中にはこんなゴミの捨て方する人がいるとは。 マナー守れない人も結構いるもんなんですね。 ゴミで金持ち貧乏がわかったり。。 捨て方で治安がわかったり。 リサイクル 本当に必要か 生ゴミの水分 意識したいです。
Posted by
サクサク読めて、ワクワクが続く。 たまに「ごめんなさい」ってなって「気を付けます」が続いてくる。 良いから一度読んでみなって。 明日からごみの分別に気を付けたくなるから。
Posted by