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このゴミは収集できません の商品レビュー

4.1

90件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

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2020/11/12

大半はゴミ清掃員のあるあるネタなのだが、最後の11章が心に響いた。スウェーデンでは、製造会社がゴミのことまで責任を持って製造するという法律は特にすごいと思えた。

Posted byブクログ

2020/09/02

すごくびっくりするようなことが書かれているのかと思って期待したが、そうでもなかった。 回収後に出したくせに、回収されなかったとクレームを入れて、わざわざ再度回収に来させる人とか、事業や店舗を経営しているくせに一般の家庭ゴミにしれっと出す奴とか、呆れるけど、スーパーとかでも、た...

すごくびっくりするようなことが書かれているのかと思って期待したが、そうでもなかった。 回収後に出したくせに、回収されなかったとクレームを入れて、わざわざ再度回収に来させる人とか、事業や店舗を経営しているくせに一般の家庭ゴミにしれっと出す奴とか、呆れるけど、スーパーとかでも、たまにとんでもない人がいるので、あるだろうな、と思った。 ゴミ清掃員という仕事が、自由に生きたい人の受け皿になっているのは良いし、皆さんホントにしっかり仕事されているからこそ、日本の清潔さが保たれていると感謝している。 あとは無駄な買い物しないで、水気を切ることね。 レジ袋が有料になった途端、大抵の人がエコバッグを持つようになったんだから、ゴミも一定量以上は有料化(家族構成に応じて基準を変える。小さい子や食べ盛りの中高生のいる家はゴミが多いのは仕方ないから)すれば、減るんじゃないかと思うが、皆反対するよね。たった数円のレジ袋代だって払いたくない人が多いんだから。

Posted byブクログ

2020/08/14
  • ネタバレ

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1人あたりの年間ゴミ出し量。日本がダントツ1位なの!? 日本320キロ 2位のフランスが180キロとは。。 安物買いで大事に使わない・・・はダメだー。 捨てるのも大変。実際。実家引っ越し&片付けタイミングだったのもあり、影響大。 まずは生ゴミの水分減らすところから。。。

Posted byブクログ

2020/05/12

声に出して笑っちゃう内容なのに本気でゴミについて考えさせられました。断捨離をこれからするという人はぜひこちらもセットで読んだほうがいいと思います。もう二度と無駄な買い物にお金と時間を費やすのはやめようと心の底から誓えるほど威力のある一冊でした。

Posted byブクログ

2020/04/26

新聞に生ゴミ包んで捨てるのって、普通に生活の知恵だと思っていたが、著者によれば、おばあちゃんのやることらしい。

Posted byブクログ

2020/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お笑い芸人の滝沢さんは生まれてくる子どもと妻のために、芸人と両立できる仕事としてゴミ清掃の仕事を始めた。 勤続6年の経験を活かしてゴミのプロファイル、ゴミ清掃にまつわるトラブル・苦労の他、ゴミから見える地域の特性などを笑いを交えて実話を語る。 ゴミ清掃員の日常のつぶやきはとても面白い。清掃員さんにとってはきっとすごく「あるある」だろうし、普通の人が読んでも想像がつく「なるほど、ありそう!」っていうのと、「そんなことあるんだ!」という発見があった。 ゴミは『社会を映す鏡』と言われている。ゴミから収入レベルや生活スタイルがわかるのは当然、ゴミだしマナーで治安、居住者の価値観など民度までわかってしまう。 最終11章の日本の未来へ物申す、も良かった。減量化やリサイクル、埋め立て地問題、廃棄社会、生ゴミの水切りについて、自治体職員が言うよりゴミ清掃員の方の訴えの方がリアルで心に響く。より多くの人にこの訴えが届くことを願う。 ゴミ収集をしてくれる人がいなかったら街はゴミだらけだ。私達が安全で健康に暮らせるための社会インフラを支えてくれている清掃員さんに改めて感謝の気持ちでいっぱいになったし、生ゴミの水切り、もう少し丁寧にやろうと反省した。

Posted byブクログ

2020/04/07

とても面白く、さくっと読むことができた。 ゴミは日常に出るもので、身近なもの。ゴミを収集している風景もよく見かける。それでも、そうなのか~と気づかされることが多かった。何よりも、ごみを収集している人も人で、ゴミを出す人も人ということを忘れてはいけない。 最後のリサイクルの話がい...

とても面白く、さくっと読むことができた。 ゴミは日常に出るもので、身近なもの。ゴミを収集している風景もよく見かける。それでも、そうなのか~と気づかされることが多かった。何よりも、ごみを収集している人も人で、ゴミを出す人も人ということを忘れてはいけない。 最後のリサイクルの話がいちばん心にストンとおちた。きっと滝沢さんが言いたいのはやっぱりここだと思う。 そして、私もやっぱりシュレッダーを買おう!

Posted byブクログ

2020/04/01

現場の話がいちばん面白い 清掃員と二足のワラジを続けて6年、清掃員兼 お笑い芸人の体験記 まったく知らなかった清掃員の現実、朝からカレー 大盛り二皿、夏は常に熱中症状態、清掃員から見る 四季、『ゴミ屋顔』『ゴミ汁』、愛すべき清掃員たち… 面白い話だけではなく、日本にとって深...

現場の話がいちばん面白い 清掃員と二足のワラジを続けて6年、清掃員兼 お笑い芸人の体験記 まったく知らなかった清掃員の現実、朝からカレー 大盛り二皿、夏は常に熱中症状態、清掃員から見る 四季、『ゴミ屋顔』『ゴミ汁』、愛すべき清掃員たち… 面白い話だけではなく、日本にとって深刻なゴミ問題に まで触れている いままで、いかに考えずにゴミを出していたことか… 反省、そして愛すべき清掃員さんに感謝

Posted byブクログ

2020/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昔、子供の夏休みの自由研究の参考にしようと、親子で地元のゴミ処理ツアーに出掛けたことを思い出しました。 真夏だったので、生ゴミ処理場は悪臭が漂っていましたが、作業員の皆さんは手早く黙々とコンベアで流れてくるレジ袋に厳重に包まれたゴミ袋を地道に裂いて、中をチェックしていました。作業員さんの中にはこの本にも出てきましたが、やはり若い方がいて仕事とはいえ、ありがたいやら、申し訳ない気持ちになりました。 新聞や雑誌を分ける、ペットボトルの蓋とラベルを分ける、油がついた紙は可燃ゴミにするなど、正しい分別をしなければ資源をリサイクルできないのだということを学びました。 あの時代からゴミ問題も多少進化しましたが、いまだ過剰包装は変わらず、食料廃棄対策もなかなか進まない。100年も前からゴミ問題に取り組んでいるスウェーデンにはまるで追い付きそうにもありません。 前半はコメディアン、マシンガンズ滝沢さんの清掃作業員としての職業あるあるがとても楽しく、とっかかりやすく描かれています。 後半に進むにつれ、世界から見た日本のゴミ問題の深刻さに迫り、日本の未来の為に、ひとりひとりがどう考えて資源を大切にし、ごみを減らしていくべきかが切々と書かれていて心打たれました。

Posted byブクログ

2020/03/14

何かでこの本の表紙を見て、これは学校図書館に入れたい!と思い購入してもらった。先生や生徒への貸し出しが続き、今になってようやく読めた。 著者の滝沢秀一さんは、マシンガンズという漫才コンビが本業なのだが、家族を養うために36歳の時にゴミ清掃業界に非常勤として就職したそうだ。6年間...

何かでこの本の表紙を見て、これは学校図書館に入れたい!と思い購入してもらった。先生や生徒への貸し出しが続き、今になってようやく読めた。 著者の滝沢秀一さんは、マシンガンズという漫才コンビが本業なのだが、家族を養うために36歳の時にゴミ清掃業界に非常勤として就職したそうだ。6年間、ゴミ清掃業に携わる日々に感じたことをTwitterで発信していたら、注目され本の出版に至ったとのこと。 かつてM1グランプリで準決勝進出、THE MANZAI認定漫才士だった事もあるだけあって、ゴミ問題という重い課題を扱っているのに、文章は軽快で面白い。 押しつけがましくもなく、ゴミ清掃員のあるある日常なども挟みつつ、「そうだよね、皆で考えないとまずいよね」と素直に考えさせられる。 不名誉なことに、一人あたりのゴミ排出量がぶっちぎりの一位(過剰包装や100円ショップの人気を見れば自明だが)の日本。 この本を読んで、ゴミの出し方はその人自身の生き方を表しているということを、痛いほど感じた。 終盤には、滝沢さん曰くゴミのメジャーリーガー、スウェーデンの取り組みと、日本の現状に感じることを笑いも交えてわかりやすく書いている。 以下滝沢さんからの個人にも出来る三つの提言。 一つ目。リサイクルをして、ゴミを減らすこと。 きちんと分別すること。ペットボトルはキャップとラベルはプラゴミ、ボトルはペットボトルゴミ。 新聞紙と雑誌はきちんと分ける。 二つ目。買う前に本当に必要なものかもう一度、思い返すこと。買ったら大事に使うこと。 買う時に捨てることを考える時代にする。 僕らは後の世代のことを考えられる権利を持った世代です。 三つ目。生ゴミの水分をなるべく切る。生ゴミの80%が水分。水分が少なければ少ないほど、清掃工場で可燃ゴミがよく燃えて、燃やすためのエネルギーが少なく済む。何よりゴミの量が減る。 三つのことをストレスがたまらない程度に協力してほしい。心に留めておくだけでもいい。できる日がきたら協力するでも、未来のゴミ業界は変わる。 管理されなければできない恥ずかしい世代にはなりたくない。個人で意識すればできる、見本の世代でありたい。 「買い過ぎない」 「作りすぎない」 「食べ残さない」 国立市のホームページより、作者が感銘を受け本書の最後に引用。 中高年にこそ読んでもらいたい一冊。2020.3.14

Posted byブクログ