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死に山 の商品レビュー

4.2

146件のお客様レビュー

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    49

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  3. 3つ

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2025/11/21

怖いwikiとしても有名、1959年にロシアで起こった超不気味な遭難事件を、著者自らが現地へ訪れ、関係者や専門家と話し合いを重ね作ったドキュメント。恐ろしい未解決事件を紐解く好奇心をくすぐる作品ではありますが、何より犠牲者や遺族への追悼とリスペクトを忘れない温かさ溢れる内容でした...

怖いwikiとしても有名、1959年にロシアで起こった超不気味な遭難事件を、著者自らが現地へ訪れ、関係者や専門家と話し合いを重ね作ったドキュメント。恐ろしい未解決事件を紐解く好奇心をくすぐる作品ではありますが、何より犠牲者や遺族への追悼とリスペクトを忘れない温かさ溢れる内容でした。

Posted byブクログ

2025/11/09

未解決事件や超常現象のファン(私である)にはお馴染みであろうディアトロフ峠事件。本書のおかげで、改めて俯瞰的に知ることができたし、よく話題となるセンセーショナルな部分について必ずしも事実を正確に捉えていないことを学べた(例えば、検出された放射線量は決して説明がつかないほどの高水準...

未解決事件や超常現象のファン(私である)にはお馴染みであろうディアトロフ峠事件。本書のおかげで、改めて俯瞰的に知ることができたし、よく話題となるセンセーショナルな部分について必ずしも事実を正確に捉えていないことを学べた(例えば、検出された放射線量は決して説明がつかないほどの高水準ではなかったこと、『光球』の目撃情報は死亡推定日の2週間以上後であったこと、など)。 本書が導き出した結論については、受け取り方は様々なのでは。個人的には、なんとなくスッキリしないものは残る。極寒の山に挑み、強靭な体力・精神力を持っていた彼らが、そのようなことで裸足でテントを放棄するだろうか?しかし私の「謎」が「謎」のままであってほしい(凡庸な解答であってほしくない)願望がバイアスをかけているのかもしれない。

Posted byブクログ

2025/11/07

かの有名な(とか言いつつ数年前に知った)ディアトロフ事件を綿密な取材を通して、極力予断を持たず、事実を分かりやすく記述し一つの解答を出すノンフィクションもの。 当時怪しい光球が目撃されただの、遺体の舌がなくなってただの、服から放射線が検出されただの奇怪な状況のために数々の与太話が...

かの有名な(とか言いつつ数年前に知った)ディアトロフ事件を綿密な取材を通して、極力予断を持たず、事実を分かりやすく記述し一つの解答を出すノンフィクションもの。 当時怪しい光球が目撃されただの、遺体の舌がなくなってただの、服から放射線が検出されただの奇怪な状況のために数々の与太話が溢れる事件だが、地道な情報収集や関係者へのインタビュー、現場検証、各分野の専門家の見解を元に、鮮やかに、しかし意外な解答が示される。もちろん何十年も昔の事件なので証拠があるわけではないが、科学的で矛盾のない結論は確かな説得力がある。 読み物としても半ばサスペンス的で飽きずに読める。複雑な事件を時代背景とともに綺麗にまとめてあり、犠牲者達の人となりも丁寧に描写されるので、初心者でもすんなり入り込める。おかげで手の込んだミステリを読んだような読後感。 しかしマジでロシアの僻地の極寒の雪山にわざわざこれだけのために行くとはノンフィクション作家も大変。でも雪崩説や強風説を否定できるのは現地に行ったからこそ。そのバイタリティを尊敬する。

Posted byブクログ

2025/05/16

調査と遭難した学生達の足取りを並行しているので飽きることなく読了。分厚いので躊躇していたが難解さもなく検証もわかりやすくどうして学生らがテントを捨てて変わり果てた姿で死んだのかを証明されてあやふやさもないところがよかった。そして自分も一緒になって体験しているような錯覚になり訳者の...

調査と遭難した学生達の足取りを並行しているので飽きることなく読了。分厚いので躊躇していたが難解さもなく検証もわかりやすくどうして学生らがテントを捨てて変わり果てた姿で死んだのかを証明されてあやふやさもないところがよかった。そして自分も一緒になって体験しているような錯覚になり訳者の相性によってこんなにも違うのだと実感。

Posted byブクログ

2025/02/02

めちゃくちゃ面白かったです。私の中で、どこか映画の中の出来事のように感じていたディアトロフ峠事件は現実に起きた出来事で、亡くなった学生たちがいてその友人や遺族がいるのだと実感しました。アメリカから事件の起きたロシアのウラル山脈現地まで飛んだ著者すごい。

Posted byブクログ

2024/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

謎が解明されるまでは正直冗長に感じてしまった。でも、著者が要因と考える説にはある種の夢があるというか、どんなことにも要因はある、調査と研究が進めば世の中はもっと良くなるだろう、まだまだ先は長い、明るい、とすごく前向きな気持ちになれたことを覚えています。意外な読後感でしたが読んで良かった本、手元に置いておきたい本のひとつ。

Posted byブクログ

2024/09/07

事件当時1959年、執筆当時2012年前後、と並列で語ることでスリリングな展開と、その場にいるような臨調感が得られた。情報があふれ、知たり顔で正論モドキの意見がまかり通る現代こそ、経験に勝る説得力なし、と気づかせてくれる良書

Posted byブクログ

2024/07/20

ウラル山脈で起きた不可解な遭難事件。 ノンフィクション・ミステリーに興味を持て借りてきたのですけど、皆さんのレビューを読んでおなか一杯になってしまいました。 返却期限もきてしまい途中撤退でしたw 私としては、宇宙人説とか陰謀説を支持したいww

Posted byブクログ

2024/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世界一不気味な遭難事故。 この事件は、かなり前に再現ドラマ系のバライティーで見たことがある気がして手に取った。 朧げな記憶だけど、そのテレビでは・矛盾脱衣・体温低下による幻覚で構成されていた気がする。 (アンビリーバボーで見たと思っていたが、そこでは本書と同じ音波説が出ていたので勘違いかな?) 未解決事件という事でゾッとする不気味さを求めて読み進めたが、メンバーの日記と共に旅の楽しそうな様子が書かれていて冒険を覗いているようでとても楽しかった。 事件の真相のついても、実直に求められた答えという感じで説得力があった。 追伸 今回の読書を通じて、過去に見た再現ドラマが気になり、その道すがらいろいろなネット記事や動画を見た。けれど、本書発行となる2018年以降の記事でさえどれも雪崩説!だが未解決!というものが殆どで、ネットの記事といえど本一冊も読まずの書くんだなと妙な気持ちになった。 本を手に取ってみて良かったです。

Posted byブクログ

2024/05/12

世界一不可思議な遭難事故の原因が知りたくて読み始めたけど、悲劇の被害者としてではない普段の若い大学生達の姿が描かれていて、胸をつく。白黒のメンバーの写真を見ながら、読み進めていくので、一緒に旅をしているような気分になった。分厚いけど意外と気にならず読めた。誰の責任でもなく、ベスト...

世界一不可思議な遭難事故の原因が知りたくて読み始めたけど、悲劇の被害者としてではない普段の若い大学生達の姿が描かれていて、胸をつく。白黒のメンバーの写真を見ながら、読み進めていくので、一緒に旅をしているような気分になった。分厚いけど意外と気にならず読めた。誰の責任でもなく、ベストを尽くしても避けられなかった悲劇。遺族にも慰めになるだろう。

Posted byブクログ