愛なき世界 の商品レビュー

三浦しをん(著者)

2022/01/22

人間愛、植物愛に溢れた物語だった。
相手を知りたいと思って働きかけることで、世界は少し明るくなるのかもしれない。

円服亭のオムライスとナポリタン食べたい

2022/01/19

いやー、三浦しをんにハズレなし。

リアル草食系恋愛。
いやいや、愛に溢れてるでしょ。

面白かった。

2022/01/17

447ページ。T大理学部B号館松田研究室のシロイヌナズナの研究をしている本村さんはじめ院生の面々。T大近くの食堂円服亭の藤丸君と大将。主に本村さんの研究の日々が語られるけど、登場人物がみんなそれぞれ良い人達でエピソードも納得しつつ読み進めました。専門的な内容も漠然と理解できて一緒に研究している気持ちになります。一生懸命な日々に共感です。面白く読めました。

2022/01/14

めっちゃ三浦しおんぽかった！登場人物全員愛が深くて、でも全部噛み合わへんけど報われとる感じか。
相手を尊重できるってほんま大事やな。どういったものであれ、理解はできなくても尊重はできるはずや。
藤丸ええ男すぎる。
なんとなく全体的にライトな感じではあったけど、読みやすくて良かった

2023/02/03

2022.1.11／電子書籍
植物を研究する人たちと料理屋の青年の日常が、大きな波もなく淡々と描かれてるって感じ。大きなドラマもなく、たんたん。こーいうのが好きな人は好きだろうけど。ただ、すごい取材量だろうなってことはなんとなくわかる。

2022/01/16

スバラシイ♪
登場人物それぞれの魅力や彼らが紡ぐ物語の爽快感にも惹かれっぱなしだったが、それ以上に、大学や大学院過程の「研究」という行為に止めどない懐かしさと憧れを感じたことに、我ながら驚いた。学生時代はあれほど退屈で忌み嫌う存在だったのに。
藤丸くん、ナイス・キャラクター。読みながらずっと頭に浮かんでいたのは、若き日の荒川良々くん。実写ドラマ化のキャスティングはゼッタイ彼で決まり！

2022/01/09

とても好きだった。作者らしく、とても丁寧な取材に基づいていて、若干冗長な部分もあるけど、真摯に向き合っている様子が窺える。色々な価値観があり、色々な人生を肯定してくれる、優しい作品。「愛なき世界」だけど「愛にあふれた世界」である。研究者の妻としてはあるあるな部分も多く、これまで以上に夫を応援したくなった。

2022/01/07

三浦しをんさんの本はなんだか安心して読める。生物系の研究室にいたので、実験手順がまさにやっていたことで懐かしくなった。ボルテックスを指でぶぶぶぶさせるのはあるあるなのかな笑

2022/01/06

SL 2022.1.4-2022.1.6

星3.5くらい。
優しい物語。
実験の詳細はさすがに退屈な面もあるけど、逆によくここまで取材して書けるなーと感心する。
登場人物が皆、少し世間とずれて、ひとつのことにとことん打ち込めて、それぞれの関係性も含めてステキな人たちばかり。
松田の友人の話は、ありがちな話なのに涙が溢れてしかたなかった。

2022/01/11

登場人物がみんなマイペースだけど温かい。

研究過程が細かく描かれていて、読んでるだけの私でも途方に暮れるくらい果てしなかった…
あれを毎日コツコツ続ける彼らの情熱ってすごい