ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。 の商品レビュー
幡野さん、とても正直で自分の内側をさらす勇気のある方だなと思います。ご自身の人生における経験のなかで、伝えておきたいことをきちんと言語化できていてすばらしい!私が日々、上手くことばにできなくて、もやもやしていた部分をすっきりと表現されていて、すとんと心に落ちました。本当に軸がしっ...
幡野さん、とても正直で自分の内側をさらす勇気のある方だなと思います。ご自身の人生における経験のなかで、伝えておきたいことをきちんと言語化できていてすばらしい!私が日々、上手くことばにできなくて、もやもやしていた部分をすっきりと表現されていて、すとんと心に落ちました。本当に軸がしっかりしている。読み終わったら、そっとブックカバーを外してみてください。素敵なことが起こります。
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本屋で平積みになっているのを見かけて購入。 あーそういえばtwitterで名前を見かけたことある人だな、というのも。 もっと言えば、2週間前に友人が大腸ガンで亡くなっていたということもある。 著者は、きっと、ものすごく優しい人。 それはどこからきているかというと 自分や世の中の...
本屋で平積みになっているのを見かけて購入。 あーそういえばtwitterで名前を見かけたことある人だな、というのも。 もっと言えば、2週間前に友人が大腸ガンで亡くなっていたということもある。 著者は、きっと、ものすごく優しい人。 それはどこからきているかというと 自分や世の中のことを突き詰めて考えぬいて それだけでなく理解を深めるために行動して 人との関わりの中から優しさが大切だという認識に至ったことなんだろう。 そして、それを自身で実践している。 そんな彼が息子に伝えておきたいこと、の本。 ライスワークの話や、大変な世の中だからこそ子どもをつくって命をつなげる話など、ためになる内容が多い。 なかには思考が極端すぎて、 「いやそれはどうだろう。笑」 と言いたくなる内容もあるが (例えば、学校は理不尽さを学ぶところで学校の勉強は意味がないとか。お金は使うか投資しないと意味がないとか。) そんなことは、まぁ、他人には関係ないことだ。 最も印象に残ったのは ガン患者に対する、人の接し方について。 亡くなった友人に対する自分の態度を思い返した。 この治療法を試してみて、とか 安易な励ましだとかはさすがにしていないが。 相手のためではなく自分のために 「長く生きてほしい」というようなことを言ってなかったかな。 友人に、お前にはそんなこと思われたくなかった、と失望されていたかもしれない。 そういえば、友人はある時からブログを始めた。 また、幼い娘にメッセージや読んでほしい本、聴いてほしい音楽を残していた。 もしかしたら、著者(幡野さん)のブログも読んでいたのかなぁ。 また、ガン患者は自殺率が高いという話も。 自分は自殺についてほぼ全否定という考え方だったが 自ら命を絶ちたいと思うほどの痛みや絶望というものに思いをはせて、変わった。
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糸井重里さんのほぼ日の対談を拝見して、早速アマゾンで購入してみました。遅かれ早かれみんな死ぬ、そこまで一気に割り引いた上で、孤独が育てる自分の話、夢、人生の到達点、絵馬のお話が面白かった。職業は夢じゃない、確かにそうですね。 芥川龍之介の河童。自己責任で生まれている。「生まれ...
糸井重里さんのほぼ日の対談を拝見して、早速アマゾンで購入してみました。遅かれ早かれみんな死ぬ、そこまで一気に割り引いた上で、孤独が育てる自分の話、夢、人生の到達点、絵馬のお話が面白かった。職業は夢じゃない、確かにそうですね。 芥川龍之介の河童。自己責任で生まれている。「生まれて来たくて生まれて来たんじゃないよ」その言い訳のきかない世界。逆にもし全員が死期を認識して生きている世界があったとしたら。自分の生の中で、精一杯考えます。ありがとう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
20180913Mリクエスト 著者の考え方に同意できなかった。 私は一夏かけて学生が10万稼ぐほうが為になると思う。 18歳で親が100万あげて、若いときにしかできない経験をさせたい、という意見に対して。 人それぞれだと思うので、共感する人にはいい本でしょう。
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子どもの成長への寄り添い方やその方針には、とても共通点が多かったので、内容に対しての共感を持つことはできた。 自分も家族を置いて、娘の成長を見れずに死ぬとわかったら、無念でならない。 時折、不要なほど生の声(エピソード)が語られるが、それは著者の自身の死と向き合った心情を表すもの...
子どもの成長への寄り添い方やその方針には、とても共通点が多かったので、内容に対しての共感を持つことはできた。 自分も家族を置いて、娘の成長を見れずに死ぬとわかったら、無念でならない。 時折、不要なほど生の声(エピソード)が語られるが、それは著者の自身の死と向き合った心情を表すものなのかもしれない。
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Twitterでツイートを見て、感じるところがあったのでフォローしていたら本が出たというので購入。 タイトルが気になって、私は人の親ではないけれど幡野さんの考えが気になって読んだ。 自分の親に対してこうして欲しかったというのは自分には無いけど(こんなに年を重ねて今更な気がする...
Twitterでツイートを見て、感じるところがあったのでフォローしていたら本が出たというので購入。 タイトルが気になって、私は人の親ではないけれど幡野さんの考えが気になって読んだ。 自分の親に対してこうして欲しかったというのは自分には無いけど(こんなに年を重ねて今更な気がするので) ただ、幡野さんの様な考えの親だったら今の私は違ったかも知れないと思ってしまう。 この本は息子さんに宛てた手紙の様なもので、色々な経験をして得たものがある幡野さんの考えがある本だ。 私は幡野さんのと大して年が違わないが、この本を息子さんの気持ちで読んだ。 学ぶものがあった。 繰り返し読んで、私のこれからに活かしていきたいと思う。 人には人の考えがあって良いのだ。それをもっと知って認めて行きたいと思う。
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優しいだけじゃなくて強く生きてきた人の真っ直ぐな発露。 当たり前の事かもしれない一つ一つの言葉が、心に響く。 言葉の偉大さに触れられる良書。
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