天久鷹央の事件カルテ 火焔の凶器 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
知念実希人さんの天久鷹央の事件カルテシリーズです。 内容紹介:安倍晴明と同時代に生きた平安時代の陰陽師・蘆屋炎蔵の墓を調査した大学准教授が、不審な死を遂げる。死因は焼死。火の気がないところで、いきなり身体が発火しての死亡だった。殺人。事故。呪い。さまざまな憶測が飛び交う中、天医会総合病院の女医・天久鷹央は真実を求め、調査を開始する。だが、それは事件の始まりに過ぎなかった…。現役の医師が描く本格医療ミステリー! これは天久鷹央の事件カルテシリーズのシリーズの途中巻になるんですが、途中から読んでも1話完結ものとしても面白く、前にも 『優しい死神の飼い方』 を読んだ時のようにすごく早いテンポでストーリーが二転三転するので、飽きることなく最後まで読み切れます(^^♪ 特に女子高生のような見た目だが、傍若無人な言動と行動をする天才女医・天久鷹央と、下僕のごとく扱われている内科見習いの小鳥遊 優(ことりと呼ばれてる) しかし、大学時代は空手部に所属していて実は結構強いのに!(・○・)! でも感情がすぐに顔に出るために他人に隠し事ができず、その性格を鷹央に利用されて犯人を罠に嵌める囮にされるんですw でもそんな二人には他の人が入れないような空気があって、お互いが信頼してて いやそれ以上のかなとてもいい感じなのです^^ にしても小鳥君の扱われ方が可哀想すぎる~ でもそれを快感に感じてるのかなw この話の中でも、その前に解決した事件のこともちょこっと出てきますが、全然支障がないです。でも、やっぱり気になるし小鳥君とのコンビの誕生も気になるので、このシリーズは初めから続けて読んでみようと思います。
Posted by
平安時代の陰陽師が眠る墓の謎を研究する者達に起きる不審死を追うお話。 人体発火の謎とは。 読了後、なんとなくゴチャゴチャしてるな~と感じた。
Posted by
シリーズ9作目。事件カルテ(長編)としては4作目。これだけしっかりとキャラが立っていると安心して読むことができます。今回は平安時代の陰陽師・蘆屋炎蔵の墓を調査した大学准教授が焼死し、同じように調査をした面々も体調不良で…。超常現象なのか、計画的事件なのか。ひょっとして呪いでは?今...
シリーズ9作目。事件カルテ(長編)としては4作目。これだけしっかりとキャラが立っていると安心して読むことができます。今回は平安時代の陰陽師・蘆屋炎蔵の墓を調査した大学准教授が焼死し、同じように調査をした面々も体調不良で…。超常現象なのか、計画的事件なのか。ひょっとして呪いでは?今回は小鳥遊が疑われたり狙われたり、なかなか慌ただしい展開となり、すっかり振り回されてしまいましたが、鷹央は相変わらず鋭く、読みやすく楽しめました。鴻ノ池舞の大活躍が嬉しかったです。小鳥遊の任期の件もあり、今後の展開が気になります。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
陰陽師の墓を暴いた研究チームが次々と謎の変死を遂げる。「陰陽師の呪い」を恐れる関係者の依頼に、不可思議な事件には目がない鷹生が食いつきます。 しかし好奇心を超えたトラブルから、鷹生や小鳥の立場が危うくなることに。 突然遺体が燃え上がるあたりから、リンの可能性に気付いていた私!珍しく冴えておりました。 鷹生と小鳥の関係もグッと近づきましたね。無理に恋愛関係にする必要はないと思っていたけれど、二人の関係は色恋はもう過ぎていて、お互いに無くてはならない存在(割れ鍋に綴じ蓋)に昇華しています。 良いねえ!
Posted by
安倍晴明と同時代に生きた陰陽師・蘆屋 炎蔵。 彼の墓を調査していた大学関係者が、不審な死を遂げる。 火の無いところで、突然火に焼かれ、焼死したという。果たして、人体発火現象は、呪いか?殺人か? 新たなキャラクターの登場に、ワクワクするとともに、後半のスピード感ある展開に、ド...
安倍晴明と同時代に生きた陰陽師・蘆屋 炎蔵。 彼の墓を調査していた大学関係者が、不審な死を遂げる。 火の無いところで、突然火に焼かれ、焼死したという。果たして、人体発火現象は、呪いか?殺人か? 新たなキャラクターの登場に、ワクワクするとともに、後半のスピード感ある展開に、ドキドキします。 更に、真犯人にたどり着いたと思ったその先に、どんでん返しがあるとは...(さすが)。 楽しめる一冊です。
Posted by
【あらすじ】 殺人か。呪いか。人体発火現象の真相は? 安倍晴明と同時代に生きた平安時代の陰陽師・蘆屋炎蔵の墓を調査した大学准教授が、不審な死を遂げる。死因は焼死。火の気がないところで、いきなり身体が発火しての死亡だった。殺人。事故。呪い。さまざまな憶測が飛び交う中、天医会総合病院...
【あらすじ】 殺人か。呪いか。人体発火現象の真相は? 安倍晴明と同時代に生きた平安時代の陰陽師・蘆屋炎蔵の墓を調査した大学准教授が、不審な死を遂げる。死因は焼死。火の気がないところで、いきなり身体が発火しての死亡だった。殺人。事故。呪い。さまざまな憶測が飛び交う中、天医会総合病院の女医・天久鷹央は真実を求め、調査を開始する。だが、それは事件の始まりに過ぎなかった……。現役の医師が描く本格医療ミステリー! 【感想】
Posted by
人体自然発火とか、陰陽師とか、呪いとか。鮮やかでスピーディーな物語展開に夢中になった。次々と人死が出て推理カルテとは違ったハードボイルドさもまた魅力的。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
誰ひとりとして過度な悪者にしないならば、このような結末にもっていくしかないわけね。「呪術」や「陰陽道」には興味あるし、著者のメディカル・ミステリーも読んどこうと思い立つ。でも、読み進むほどになんだか興を削がれ、この殺人事件が大円団でいいの?絶対怪しいと睨んでた倉本葵は、妖艶なバイセクシャルでめでたしってのも困る(ことはないか)。天久鷹央のごときラノベ無茶キャラは嫌いじゃないんで、あたりが悪かったっことで別作品に期待する。
Posted by
2018年137冊目。陰陽師の呪いに人体発火。謎で期待値を盛られまくったせいか、事件の真相には若干拍子抜け。人間ドラマは変わらず面白い。周りの面々が鷹央に影響されていってるのがよく見える。
Posted by