天久鷹央の事件カルテ 火焔の凶器 の商品レビュー

知念実希人(著者)

2024/07/13

鷹央先生も小鳥先生もよくもまぁこんな次から次に奇妙でオカルトチックな事件に巻き込まれるな……と読んでいてたまに思ってしまう。
実際の医療の現場でここまでではないにしろこういうオカルトチックな症状とかってあるものなのだろうか。
…………ないな、多分。いやでももしかしたらほんのちょっとくらいはあったり……しないか？

という訳で天久鷹央シリーズ、今回は人体自然発火現象に挑むお話。
どうでもいいけど今入力してたら物凄く簡単に｢人体自然発火現象｣って予測変換で出てきて驚いた、そんな普段から使う言葉か？
まぁでもこの人体自然発火現象、最初は｢これ最早ガリレオだよ湯川先生とコラボできちゃうやつだよ｣なんて思いながら読んでいたんですが、やはり医学と物理学ではアプローチの仕方が違いましたね(当たり前)。
今回も鮮やかに謎は解決するわけですが、結構ギリギリまで真相が分からないタイプだったので残りのページ数見ながら｢えっ、これ大丈夫？続き物じゃなかったよね？本当にこの巻だけで全部解決するんだよね？？？｣とハラハラしながらページ捲ってました。無事に解決しました、良かった。

しかし墓荒らすと何かが起こるって結構世界各地で言われてる事だけどやっぱあれ本当なんですかね？
残ってる資料から墓を開けるのが危険すぎるって理由で発掘が出来ない場所もあるって聞いたことあるけど……まぁ呪いって訳ではなくて撃退装置？みたいのが大部分の理由なんだろうけど。
そう考えると考古学も色んな意味でなかなかに難しい学問なのかもしれませんね。

2024/06/22

そりゃあアニメ化されるわいな
むしろ遅いくらいよ
なんかゴタゴタあったんかな？（しれっと）

はい今回タカタカコンビは人体発火現象の謎に迫ります
むむむ、昔から世界各地で発生していたといわれる謎に医学的見解があるんかな？と思って読み進めると…ってこれ以上はネタバレかな

まぁ現在最も有力な人体発火現象の原因は「神の見えざる手」によるものとされているわけですが、タカタカコンビは果たしてどんな結論を導くのでしょうか

ものすごい自然な流れで嘘つくよね

2024/04/26

んー面白かった！！犯人も全然わからなかったし、発火の内容も分からなかった。最後までドキドキしながら読めた。

2024/04/19

今回の肝は人体があたかも自然発火したように燃えたことと、それとは様相が異なる明らかに人事的な放火の関連。
たかたかコンビは元より鴻ノ池さんの活躍が目立った一冊でした。

2024/03/09

やはり長編シリーズはあっという間に読めて面白い。事件の真相がちゃんと疾患にも関わっており医学ミステリーの主軸からブレないのがすごい。
小鳥が遺体を損壊したのは大丈夫なのかしら。そこだけが気になった。

2024/01/24

今回は呪い、火にかかわる事件
メインキャラクターたちを犯人扱いする、、の
パターン化していないかい？と思いつつ
楽しんで読める内容だった
ただあっという間に読めちゃう分量が気になる

2024/01/21

今回は短編集ではなく、陰陽師の呪いでの人体発火現象。
そんなの医学的知識で解決できるのかと思っていたけど、ちゃんと解決！
黄リンて知らなかったけど、そんな危険なものが普通にマッチとして出回っていたなんて。
知らないって怖いことだなと感じた。

2024/01/14

陰陽師の呪いって、怖いんですけど。
真実に近づいたと思ったら、また新たな事件が起こって…鷹央の推理も二度楽しめた気分。
それにしても、小鳥遊の体当たりっぷりが加速していて面白い。

2023/12/24

お馴染みシリーズ。
今回は陰陽師芦屋源蔵の呪い。
有名な陰陽師で呪で焼き殺す言い伝え。
読みやすかった

2023/12/17

陰陽師の呪いって何?!どういうこと!?
そもそも、そんな事あり得る？
って毎度のように謎で溢れるんだけど
天久鷹央が推理していくにつれて
謎が理論的に解決されていって
頭の中がスッキリしてきて楽しい。

真相解決の糸口が中々見つからなくて
ギリギリまで天久鷹央と小鳥遊優が
容疑者として疑われて監視されてたから
本当に逮捕されるんじゃないかと
ハラハラ・ドキドキした〜。

事件解決の鍵となった
黄リンは高校の化学で習ってて懐かしい。

私が習ってきた知識が
大好きな読書の中で出てくるなんて。