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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている の商品レビュー

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252件のお客様レビュー

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2021/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

確かに世の中の状況を言い当てている面もある。 有能と思われている人は、錯覚資産という下駄を履かせて評価されていることは多いにあると思う。 また、マイナスの錯覚資産で埋もれている人もいるだろう。 筆者は、成功するかどうかは、運+実力+錯覚資産で決まるとしている。これを踏まえた上で人を見ないといけない。 終盤で、では錯覚資産ってどう増やせば良いのかという問いについて、Twitterのフォロワー数での増やし方で例えがあったが、組織や社会での評価とTwitterのフォロワー数はそもそも異質なものであり、例えにはならないように思える。 結局のところ、錯覚資産を増やすのは、運と実力ではないのか。

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2021/06/19

一回目は読んでも、あまりしっくりこなかったが、二回目に読んだら、錯覚資産の大事さが理解できた。 心理学の話だか、自分をどのように見せれば評価できるかが書いてある。

Posted byブクログ

2021/05/06

案外世の中の革新をついている本。 この本はbookoffでも大々的に売られていて、中身見た感じも読みやすそうだなと思い手に取った。 この本に書かれてあった内容は、うまくいく人は「錯覚資産」をうまく持ち合わせているというものだった。錯覚資産とは、「他人が自分に対して持つ、自分に...

案外世の中の革新をついている本。 この本はbookoffでも大々的に売られていて、中身見た感じも読みやすそうだなと思い手に取った。 この本に書かれてあった内容は、うまくいく人は「錯覚資産」をうまく持ち合わせているというものだった。錯覚資産とは、「他人が自分に対して持つ、自分にとって都合の良い思考の錯覚」のことである。 これは有名なハロー効果(突出して何かができることによって他の全てができるように見える)を利用したり、脳が記憶を勝手に書き換える効果が大きいのだと筆者は書いている。これは今までの自分になかった視点だったので、これから錯覚資産を持つための努力もしていこうと思う。 また、人間は判断が不可能なとき、自分で思考するのを放棄して、無意識のうちに、デフォルト値を選んでしまうことが多いと書いてあった。これは、私も普段の日常生活で強く感じている。新しい料理に挑戦したり新しい店に行くよりも慣れた料理・食べたことがあるもののほうが安心してしまうこととかもそうである。だから、直感もデフォルト値を選んでしまうことが多い。 判断が難しい時に直感が出す答えはアテにならない。 他にも直感がアテにならないことをこの本は多く書いており、それを逆に利用する手立てもこの本は示してくれていた。 ・人間の直感は、思い浮かびやすい情報だけを使って、判断をする。 ・人間の直感は、正しい判断に必要な情報が欠けても、情報が欠けているという感覚を持たない ・人間の直感は、すぐに思い浮かぶものを過大評価する。だからこそ、できるだけ多くの人に自分の名前を思い浮かびやすくしておくことが人生を大きく変える。 ・人間は、一貫して偏った物語に説得力と魅力を感じる。 ・好きなものはメリットだらけでリスクがなく、嫌いなものはデメリットが多くてリスクだらけと思い込む認知バイアス。 この本は、人間社会の直感を否定する本であり、それを利用する本でもあった。

Posted byブクログ

2021/04/18

全体的にはなんかまあそうだよなって感じ。 ただ、ハロー効果で結局は印象とかイメージで人の見方は決まるっていうことを再確認できました。 自分の生き方、考え方に影響はありました。

Posted byブクログ

2021/04/03

思ったよりも面白かった。実力主義はリアルかと思いきや、理想論だった。現実は勘違いさせたものが勝つ。脳が騙されているのだから避けようがない。だからシンプルで分かりやすいことを主張し、周りを錯覚させることが成功の近道。『人生はサイコロを転がした数が多ければ成功しやすい運ゲー』

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2021/03/31

錯覚資本がいかに現代に根づいているのが、考えさせられました。 正直、実力主義の世界でずっと生きてきて、 直感で物事を決めたり、行動もしてきました。 その結果が自分の実力だと思っていましたが、 実際は運要素の方が強かったんだなと改めて思いました。 また、この本に関してですが、 こ...

錯覚資本がいかに現代に根づいているのが、考えさせられました。 正直、実力主義の世界でずっと生きてきて、 直感で物事を決めたり、行動もしてきました。 その結果が自分の実力だと思っていましたが、 実際は運要素の方が強かったんだなと改めて思いました。 また、この本に関してですが、 この本は全体的にあまりスラスラ読めませんでした。 内容がフラフラしてる感じで、読みにくい印象でした。 まぁ扱ってる題材は好きなジャンルでしたが。

Posted byブクログ

2021/03/23

成功者は実力でなく、運。そして錯覚資産により更に上手くいくという話。 成功するためには回数を増やす事というのは分かりやすい。つまり固執し過ぎないという事に思う。 下記の事については思い当たる。 ハロー効果、少数の法則、運を実力と錯覚、後知恵バイアス、利用可能性ヒューリスティック、...

成功者は実力でなく、運。そして錯覚資産により更に上手くいくという話。 成功するためには回数を増やす事というのは分かりやすい。つまり固執し過ぎないという事に思う。 下記の事については思い当たる。 ハロー効果、少数の法則、運を実力と錯覚、後知恵バイアス、利用可能性ヒューリスティック、デフォルト値バイアス、認知不協和の理論、感情ヒューリスティック、置き換え、一貫して偏ったストーリーを真実と思い込む… 一貫性、原因、結論が過剰な場合は用心したい。

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2021/03/20

如何に人は勘違いで生きているのか、分かりました。 成功は単なる勘違いであることが多く、錯覚資産を築き上げることが重要だと感じました。 また、いわゆるスゴいと思われている人に対しても錯覚資産が働いていることを認識して見てみようと思います。 人は一貫して偏ったストーリーを真実だと思...

如何に人は勘違いで生きているのか、分かりました。 成功は単なる勘違いであることが多く、錯覚資産を築き上げることが重要だと感じました。 また、いわゆるスゴいと思われている人に対しても錯覚資産が働いていることを認識して見てみようと思います。 人は一貫して偏ったストーリーを真実だと思い込むという言葉が心に残りました。

Posted byブクログ

2021/03/07

現状維持は他の選択肢よりも悪い選択肢である確率が高く、選択肢から外してしまう方が、成功確率は高くなる。 そして運を高めるにはひたすらサイコロをふり続けてあたりを出すしかない。 ただ一度あたりを出してしまえば、「錯覚資産」の大きさ次第でよい環境を得ることができるそして錯覚資産は福利...

現状維持は他の選択肢よりも悪い選択肢である確率が高く、選択肢から外してしまう方が、成功確率は高くなる。 そして運を高めるにはひたすらサイコロをふり続けてあたりを出すしかない。 ただ一度あたりを出してしまえば、「錯覚資産」の大きさ次第でよい環境を得ることができるそして錯覚資産は福利的に大きくなる。 「錯覚資産」とはどういうものかが詳しく説明されている本です。 ちょっと古い本ですが、結構タメになりました。

Posted byブクログ

2021/03/06

錯覚資産、おもしろい考え方だなと思った。 ・人の認知バイアスをうまく活用し、自身が成長する機会を増やすことで、実力をあげる。 ・自身の認知バイアスを理解すると、自分の人生において正しい判断ができるようになる。

Posted byブクログ