人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている の商品レビュー
錯覚資産を非常にわかりやすく端的に表している。2020年の良書。 最初が肝心とはよくいったもので、最初の成功体験がその後の展開を決める。誰もが一目置くポジションに座ること。 運ゲーで勝つコツは、小さく賭けて大きく張ること。 成果を出すなら、わかりやすい成果を出さなければもった...
錯覚資産を非常にわかりやすく端的に表している。2020年の良書。 最初が肝心とはよくいったもので、最初の成功体験がその後の展開を決める。誰もが一目置くポジションに座ること。 運ゲーで勝つコツは、小さく賭けて大きく張ること。 成果を出すなら、わかりやすい成果を出さなければもったいない。わかりにくい成果は、そもそも評価されない。わかりやすい成果とは、数値化できたり、指標として重視されているものである。 脳は一貫性を非常に好むため、キャラクターとしても一貫したキャラクターが求められる。どのようなキャラクターを描いてもらうと都合がよくなるかは、誰を対象にするかにより異なる。対象によりキャラクターを分けることは煩雑であるが、感情ヒューリスティックに基づけば「好かれること」は条件として効果が高い。どのように好かれるか?というと八方美人になりがちのため難しいかもしれない。公共性や特別感がキーワードになるかも。「やりたいことリスト/やりたくないことリスト」のように、「好かれる人の特徴リスト/好かれない人の特徴リスト」を書き出してみるのも面白いかもしれない。
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文体がライトで読みやすい。イラストもあり読み通すのが楽なのがメリット。 一方で情報量はさほど多くない。 情報元となってるカーネマンの『ファストアンドスロー』が情報もあるかわりに冗長で読みにくいのと対照的だ。 両方読むのが良いと思うが、時間は貴重な資源なのでとりあえずこの本を読んで...
文体がライトで読みやすい。イラストもあり読み通すのが楽なのがメリット。 一方で情報量はさほど多くない。 情報元となってるカーネマンの『ファストアンドスロー』が情報もあるかわりに冗長で読みにくいのと対照的だ。 両方読むのが良いと思うが、時間は貴重な資源なのでとりあえずこの本を読んでみる、という戦略は優れてると感じる。
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認知バイアスから起こること等を錯覚資産とし、 運や実力の他に錯覚資産を考慮に加える提案 タイトルで「勘違いさせる力」となっているが、 むしろ、勘違いしてしまうことを利用する といったニュアンス
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確かに錯覚資産を増やすというのはわかった。 結局スキルという前提がないとなかなか難しいよな。 東大とか入っていた方が、ハロー効果高めやすいし、その後の錯覚資産を増やしやすくなるのでは? やっぱり学生時代の努力欲しいね。 でもたくさんの回数、サイコロを振ることは共感、なんでもチャ...
確かに錯覚資産を増やすというのはわかった。 結局スキルという前提がないとなかなか難しいよな。 東大とか入っていた方が、ハロー効果高めやすいし、その後の錯覚資産を増やしやすくなるのでは? やっぱり学生時代の努力欲しいね。 でもたくさんの回数、サイコロを振ることは共感、なんでもチャレンジして運を手繰り寄せる方法は必要。そしてハロー効果→錯覚資産を増やす。 視点を変える本としては面白いし読みやすいかな。 行動経済学と心理学知りたい人にはオススメ。
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YouTubeで見かけた本が図書館にあったので借りてきた。「錯覚資産」という概念を用いて、認知バイアスについて語っている。じゃあ具体的にどうしたらいいん?が欠けているとは思った。結局、様々な場所にちょっとずつ関わってチャンスを狙うのがいいんだろうなと思った。また、詐欺になりすぎな...
YouTubeで見かけた本が図書館にあったので借りてきた。「錯覚資産」という概念を用いて、認知バイアスについて語っている。じゃあ具体的にどうしたらいいん?が欠けているとは思った。結局、様々な場所にちょっとずつ関わってチャンスを狙うのがいいんだろうなと思った。また、詐欺になりすぎない程度に自分の錯覚資産を利用して、良い人生を送れるようにしたい。
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真実は1つじゃない。 錯覚資産のわらしべ長者として、チャンスの質と量を上げる。よりレベルの高い機会をたくさんもらえるように、それが実力を上げる一番の近道。 実力のない分野であっても、チャンスがあれば助くる者がたくさん集まる。 ■要点 心理学を学んだ著者が人の心理、例えばハロー効果や認知的不協和による錯覚とその弊害(効果も)を分かりやすく解説。騙されないと思っている人ほどだまされるし、思考も偏る。バイアスと戦うのてはなく、バイアスからは逃れられないという前提のもと、錯覚資産を活用していくことが大切。 これを分かっていない人は必要以上に実力(質やCVR )を上げることに時間をかけすぎて、チャンスを逃す。 ■評価 潜在意識を鍛える内容の本の中では最も行動につなげやすいもの。論理的かつ心理学のセオリーがわかりやすく書かれていて助かる。
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なんとなく気付いてた 根は実力主義なので変なプライドで馬鹿にしてたけど 錯覚資産によって環境が与えられ実力も伸びる ってのが書かれていて凄く腑に落ちた つくろう、錯覚資産 ホリエモンのハッタリの流儀にも繋がるな
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・錯覚資産=「勘違いさせる力」は馬鹿にされがちだが、 人は無意識のうちに錯覚資産に騙されている ・世の中は実力ではなく、運や錯覚資産などの欺瞞に満ちた世界だと認識することが肝要 ・様々な心理バイアスがあるが、脳には3つの過剰性(一貫性・原因・結論)があることに留意する
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実力があるのに何故か社内では評価されない人間、実力がないのに何故か評価される人間、こんな人間を見たこと、一度はあるのではないでしょうか? 世の中は実力主義と言いながら、実は全くそんなことはなく、またそうした、実力ではなくなんとなくの雰囲気で人を評価し、実力主義を歪めてしまってい...
実力があるのに何故か社内では評価されない人間、実力がないのに何故か評価される人間、こんな人間を見たこと、一度はあるのではないでしょうか? 世の中は実力主義と言いながら、実は全くそんなことはなく、またそうした、実力ではなくなんとなくの雰囲気で人を評価し、実力主義を歪めてしまっている人間は、自らは公正明大に実力主義で評価をしていると勘違いしている。 本書はそうした人間の勘違いについて、心理学のアプローチで解明し、警鐘を鳴らしてくれる。 そうした世の中であるということを理解した上で、それを逆手にとって行動することでこの世界を生き抜こうという本。ポップな表紙だが、侮るなかれ。
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この世は勘違いばかりで成り立ってる と、ざっくり説明するとそんな内容です。 新しい視点な本であったので読んでて損は無いと思います。 ただ中身は口説く思えて、意味不明な隙間ばかりあかせてページ数稼ぎ?的な感じですのでサラリと読めます。
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