人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている の商品レビュー
タイトルが面白くて、気になっていたので読んでみた。 なかなか面白い着眼点で、「錯覚資産」という言葉もなかなか面白い。 確かに著者の言う事もよくわかります、心理学的な観点からの話もあり、関心する内容だった。 この「錯覚資産」という考えを上手く使っている人は確かにいるし、それを...
タイトルが面白くて、気になっていたので読んでみた。 なかなか面白い着眼点で、「錯覚資産」という言葉もなかなか面白い。 確かに著者の言う事もよくわかります、心理学的な観点からの話もあり、関心する内容だった。 この「錯覚資産」という考えを上手く使っている人は確かにいるし、それを、使えるようになれば世界は広がると思う。 一度読んだだけではなかなかに、ややこしい部分もあるので、再読して使いこなせるようになりたい。
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概ね納得! ただ1つ注意したいことは 【自分だけは自分の錯覚資産に勘違いをしてはいけない】 ということ。 運良く何かを得られても、その錯覚資産に溺れてはいけない。 周囲に錯覚させる事は良くても、自分だけは自分の本当の実力を把握していないと溺れて痛い目を見ることになるだろうなと思った。 「勘違いさせる力」というと、自分に能力がないのに相手を騙して自分をよく見せる悪い力と解釈されそうだが、実際にはそんなネガティヴな意味はない。 「この人はすごい」と認知されるだけで、勝手にことがうまく運ぶよ、という話。 読んでよかったと思うポイントは Aさん【実力があってもそれを認知されていない人】 よりも Bさん【実力はAさんに劣るけど、周囲に「あいつはすごい」と認知されている人】 の方が実力が伸びやすく成功に近いということ。 これはいたってシンプルで、周囲に認められれば(本書でいうところの勘違いをさせることができれば)良いチャレンジ・良い上司・良いテクニックに出会う確率が高くなる。 結果的に上述したAよりも実力がつきやすく、成長できるということ。 成長するためには自分1人でコツコツ土日にスキルアップの勉強をするより、 そういう環境で実践していくことのほうがよっぽど重要だ。 だから自分をよく見せることは大事だし、見せる範囲を広げて行くことも大事。 これを理解しておくだけでうまくことが運ぶことが増えるだろうなという良本だと思う。 人と仕事をする人はぜひ読んで欲しい。
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読みたいタイミング ・より成長したい、成功したい、何か劇的に変えたいと思った時 ・仕事やスポーツ、勉強が評価につながっていないと感じた時 ・もっと新しいことに挑戦したいとき ・運を味方につけたい時 成功に必要なのは、錯覚資産→環境→実力→成果のループを回すことである。 人に評価されるることで、チャンスや成長できる環境を得ることができ、経験によって実力をつけていくことができ、成果につながるというループ。たとえ実力があったとしても、評価されなければ更なるステップアップには繋がらない。 錯覚資産は、錯覚の種類と錯覚の強さと錯覚の範囲による3つの次元がある。錯覚の種類には、ハロー効果や利用可能性ヒューリスティック、感情ヒューリスティックなどがある。より、ハロー効果の強さを強め、思い浮かびやすさを強め、思い浮かぶ人の数を増やせば、より自分の存在感を高めることで、より運を高めてくれる錯覚資産になるのだ。
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錯覚資産=みんなが自分に対して持ってくれる都合の良い錯覚。 実績=実力者というわけでわはない だまされないと思っている人ほど騙される。理屈で考えても対策が難しい。 錯覚資産が実力にもなる。 人に実力を与えてもらえるのはポジション。 良いポジションに居続けて10年経ったら本当に...
錯覚資産=みんなが自分に対して持ってくれる都合の良い錯覚。 実績=実力者というわけでわはない だまされないと思っている人ほど騙される。理屈で考えても対策が難しい。 錯覚資産が実力にもなる。 人に実力を与えてもらえるのはポジション。 良いポジションに居続けて10年経ったら本当にすごくなれる。錯覚資産はうまく使えばその場しのぎのではなく、実力になる! ミュラーリヤー錯覚と同じ。 ただ自分自身の錯覚資産だけは騙されないで。
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ある実績や見た目によるバイアスなどを「錯覚資産」としてわかりやすく説明している。図と会話調でかなり読みやすい。 たしかにその通りだな、、と思うところが多く、面白い考え方だった。 人に対して無意識にバイアスをかけてしまっていることに気付けただけで読む価値がある。
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仕事をしている中でなんとなく感じていたことが言語化されており、自分の仕事にも活用できる実用的な内容。
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確かにその通りだなぁと思い当たるところがあります。 実際そうなんだから、それを上手く利用してやろうぜ!というノリが心地よい。
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錯覚資産という考えは大変面白かった。 錯覚資産がハロー効果を引き起こし、実力やより良い環境を導く考えは面白い。運や実力だけではないのは目から鱗だった。
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運や実力、スキルはなにかを行う上で 意識するポイントですが、 勘違いさせる力については まったく頭に考えがありませんでした。 本書ではハロー効果を中心に 思考の錯覚、錯覚資産といった 勘違いさせる力について説明しています。 成功には運や環境の要素が大きく影響するので その成功...
運や実力、スキルはなにかを行う上で 意識するポイントですが、 勘違いさせる力については まったく頭に考えがありませんでした。 本書ではハロー効果を中心に 思考の錯覚、錯覚資産といった 勘違いさせる力について説明しています。 成功には運や環境の要素が大きく影響するので その成功確率を上げるために錯覚資産が重要 だと言及しています。 スキルの習得や実力を伸ばすことを中心に行い、 対外的なアピールをしていない方には おすすめの1冊です。
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錯覚資産とはまた面白い言葉を思いつくものだ。。考えてみれば自分の周りにもそういう錯覚資産活かして出世しているやつはいるからなー
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