人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている の商品レビュー
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とても面白かった。 錯覚資産という言葉は、相手を騙し、自分をより良く見せることで生まれる資産のことです。 この本では、錯覚資産を持つことでどれだけ人生を有利に進めることができるのか?そして、錯覚資産を戦略的に身につけて行く方法など、心理学を使って、自分の人生を無双していこうという、一見”品のない本”です。 そして、この書籍の著者もこの錯覚資産を駆使して自分の地位を高め、ビジネスで成功しているということです。でも、本を読んでいても、全く嫌味な印象を与えず、むしろ錯覚資産ってめちゃくちゃ面白いな〜と終始唸ってしまうような本です。 自分にとって、錯覚資産と言えるものがあるのだろうか?そしてそれを育てていくには何をすれば良いのだろうか?といったことを考えさせられます。 また、この本の良いところとして、とにかく文字も大きい、行間も広い、イラストもたくさんあるという感じで、本当に気軽に読めます。最初から引き込まれて行くので、マンガみたいな感覚で読んでしまいました。
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本書で説明されていることが本書の表現においても多様されていた。成功したいなら、常に考えながら生きていかなくてはならないと(当たり前ながら)感じた。単純に日常生活での考え方や捉え方に、いかに錯覚が含まれているか気づけた。本書の最初にあったが、これを読んで自分の人生に活かすのはもちろ...
本書で説明されていることが本書の表現においても多様されていた。成功したいなら、常に考えながら生きていかなくてはならないと(当たり前ながら)感じた。単純に日常生活での考え方や捉え方に、いかに錯覚が含まれているか気づけた。本書の最初にあったが、これを読んで自分の人生に活かすのはもちろん、周囲にもこういった生き方をしている人がいることを忘れてはいけない。
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・実力のみが人の評価になる訳ではなく、それ以外の勘違いさせる力で、何をやっても出来るんだろう、と、錯覚させることが重要。ということに気付いた。
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上手くいくに決まっている案件でうまくいっている人と、難しい案件でうまくいっていない人だと、確かに前者の方が調子良く見える気がする 1つのプラスが全体に良い方向に影響するように、1つのマイナスが全体に悪い方向に影響することもあると思うので注意が必要 普段の仕事では正直あまり使え...
上手くいくに決まっている案件でうまくいっている人と、難しい案件でうまくいっていない人だと、確かに前者の方が調子良く見える気がする 1つのプラスが全体に良い方向に影響するように、1つのマイナスが全体に悪い方向に影響することもあると思うので注意が必要 普段の仕事では正直あまり使えなさそうだが、転職活動の際には使えるかもしれない
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pvの絶対数を増やさなければ、なかなかいい環境にはありつけない サイコロを振る回数を増やさないことには、成功確率はなかなか上がらない 実力中心の世界観で生きるより、錯覚資産-運-実力の世界で生きる方が圧倒的に強い
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自分のためのメモ 人は錯覚するものなので、抵抗せず錯覚の中でうまく生きる&自分の内面的な判断には錯覚しないように。 錯覚を利用すると成果や成長する環境に恵まれ、結局実力も向上することになる。実力があれば良いと考えるのではなく、錯覚を利用することが重要 脳は過剰に 一貫性、原因、結論を求めてしまい、無意識のうちに書き換えてしまう。以下のバイアスに注意 認知的不協和: 自分の中で矛盾や葛藤があると無意識のうちに矛盾を解消しようと書き換えてしまう。 感情ヒューリスティック: 人は直感的に正しいことを選ぶのが楽だから、好き→正しい→メリット大→リスク小 と独立した事象も頭の中でつなげてしまう ハロー効果: 一部が優れていたら他も優れていると思ってしまう 一貫して偏ったストーリーを真実と思い込む 難しい問題には簡単な質問に置き換えた答えを使ってしまう 少数の法則: 統計的に優位と言えないごく少数のサンプルのデータを真実と思い込むこと 運を実力と錯覚する: PV. CVRへの投資配分を誤らせるバイアス 後知恵バイアス: 物事が起きてから、自分はそれを予測していたと考える傾向 デフォルト値バイアス 正しいけど複雑な話よりも簡単な一貫性の話が好まれる。上司は好きな部下を有能と勘違いする。有能そうな肩書きで判断する。これらは無意識に起こっているので指摘しても無駄。利用しよう 手に入らないものに価値があるのは耐えられないので、無価値と置き換えてしまいがち。その能力を獲得したり既に持つ他人を利用したり、利用しようと待ち構えていると考えるのが良い さもなくば、キモくてカネがなく無知で頭が悪く弱く不健康な状態の泥沼にハマってしまう。現実世界におけるプラスの価値自体を否定すると自分が損をする
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運により成功し、成功すると良い機会、良い人脈、良い仕事が手に入り、実力がついて、また成功できる。確かに、と思うところが多い。成功、成果は実力が生み出すと考えていたので、面白い着眼点だと思った。 フレーズ 「錯覚資産によってよい環境が手に入り、よい環境によって実力が育ち、実力が...
運により成功し、成功すると良い機会、良い人脈、良い仕事が手に入り、実力がついて、また成功できる。確かに、と思うところが多い。成功、成果は実力が生み出すと考えていたので、面白い着眼点だと思った。 フレーズ 「錯覚資産によってよい環境が手に入り、よい環境によって実力が育ち、実力があるからそれが成果を生み、その成果を利用してさらに錯覚資産を手に入れる」というループが回ることで、錯覚資産と実力が雪だるま式に増えていくという構造があるのだ。 自分に才能があるかないか? を悩む時間があったら、その時間を、単純に、試行回数を増やすのに投資したほうが、はるかに成功確率が高くなる。悩んでる暇があったら、 1回でも多くサイコロを振ろう。これは運ゲーなので、悩んで悩んで悩みまくってサイコロを振ったって、悩んだほどには、いい目が出る確率が高まったりはしないのだ。 つまり、なにもすべての属性について、自分自身の属性 Xをプラスにする必要なんてない。むしろ、それぞれの属性について、その属性がプラスの人間をうまく使って、自分の人生を切り開いていったほうが、効率がいい。 真に読む価値のある本は、読者に、新しい世界認識をもたらしてくれる装置になっている。
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実はこの本、出版された2018年に読んでいた本。 その時にすごく頷きながら読んだ思い出があって久しぶりに手に取った。 6年経っての読んだ感想は、あの時から自分がすごく変わったなぁってこと。
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文字も行間も大きく平易で図が多く読みやすい形をとっていて、実際に購入して読み終えるまで隙間時間にちょこちょこ読んで数時間程度だったのに認知資源が枯渇したのか、非常に疲れた。自分の身になるほど砕いて飲み込むには文体に反してかなり難しい印象を受けた。認知バイアスについて知りたくて「フ...
文字も行間も大きく平易で図が多く読みやすい形をとっていて、実際に購入して読み終えるまで隙間時間にちょこちょこ読んで数時間程度だったのに認知資源が枯渇したのか、非常に疲れた。自分の身になるほど砕いて飲み込むには文体に反してかなり難しい印象を受けた。認知バイアスについて知りたくて「ファスト&スロー」を読もうかなと思っていたところに読書猿さんがこちらをおすすめしていたので試しに読んでみて正解だった。何度も読める軽さと読みやすさでこの重厚な内容。刺さる人にはかなり価値のある書物なのかも。
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記憶の書き換え Yはすごいやつ、kエンスにはいったからむかしの記憶を改竄して、昔から優秀だったから成功した、と思っている。 コントロール欲 デフォルト値 臓器移植の同意率の話 CV, CVR、ウェブマーケティング用語 ある程度実力ついたらとにかくCV 認知的不協和 感情ヒューリスティック すき!→正しい→メリット大→リスク小
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