子育て経営学 の商品レビュー
十人十色。でも一般庶民と何ら変わらない姿だって散見され、親近感。何でも自分でやらなきゃと背負い込まず、協力し、アウトリソースも活用し、「楽しむ」ことが第一であることが共通していた。せっかく「今」しかない時間を、幸せに生きたい。
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これから家族が増えそうなので、共働きで子育てをやっていく秘訣を知りたくて読んでみた。 業種の異なる10人の経営者のインタビューが掲載されていて、対話形式で数時間で読み終えることができた。 経営者たちに共通していると感じたことは以下3点。 1.全部自分たちでやろうとしない。仕事と...
これから家族が増えそうなので、共働きで子育てをやっていく秘訣を知りたくて読んでみた。 業種の異なる10人の経営者のインタビューが掲載されていて、対話形式で数時間で読み終えることができた。 経営者たちに共通していると感じたことは以下3点。 1.全部自分たちでやろうとしない。仕事と一緒で、終わらないものは外注(他の人に頼む)する。家族しかりベビーシッターしかり、ネットスーパーなど。終わらないものを減らす=時間を作るために、オフィスと家を近くする。もしくは遠くても通勤時間で仕事する。 2.日本の教育に懸念を抱いている。失敗を認めない教育やインプット型の勉強に疑問を抱いている経営者が多いように感じた。子供自身が自分の頭で考えて行動する、それを後押しする経営者が多いように感じた。 3.家事育児を「手伝う」ではなく、「参加する」という主体性。子育ての短期、長期ビジョンを男性自身が持っていること。 子育ては何でもかんでも自分たちで抱え込む必要はない、周りを巻き込みながらやるもの、と前向きに思えた。子育て共働き夫婦(になる人)に強く勧めます。
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感想 経済の一端をのぞいてもらう。早すぎることはない。何も大学で勉強する必要はない。生きた知識として血肉にしてあげる。
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著名な男性ビジネスリーダー達の子育て論をインタビュー形式で纏めた本です。インタビュアーの切り込み方、深堀りどころが読書の気になる箇所を的確に捉えていたり、全員に同じ質問(教育方針や、お小遣い、一日の流れなど)をする事によって、各人の個性、考え方が余す事なく伝わる内容になっています...
著名な男性ビジネスリーダー達の子育て論をインタビュー形式で纏めた本です。インタビュアーの切り込み方、深堀りどころが読書の気になる箇所を的確に捉えていたり、全員に同じ質問(教育方針や、お小遣い、一日の流れなど)をする事によって、各人の個性、考え方が余す事なく伝わる内容になっています。教育に関しては、お金があるからインターや幼少期の海外留学が主流かと思いきや、様々なバックグラウンドの人と触れ合える、という事で公立に通わせている方が多い所は意外でした。 子育て、家事は女性が担うものと無意識的に考えている層はまだ多くいると思いますが、ここで紹介されている考えが世間に広く浸透していけばもっと良い世の中になっていくような気がします。
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ビジネスで成功している人たちが書く父論 面白いし勉強になる。 ただ、この家族の奥さん側の意見も聞いてみたい。 心がけたいこと ①子供を自分のコピーだと思うな ②親が分け与えた時間の絶対量が少ないと、子供の精神面は十分に養われない ③家事はアウトソースしてもいい ④「自分で考えて...
ビジネスで成功している人たちが書く父論 面白いし勉強になる。 ただ、この家族の奥さん側の意見も聞いてみたい。 心がけたいこと ①子供を自分のコピーだと思うな ②親が分け与えた時間の絶対量が少ないと、子供の精神面は十分に養われない ③家事はアウトソースしてもいい ④「自分で考えて決めて行動しなさい。そして自分の行動には責任を取れるようになりなさい」 ⑤怪我をした時に絆創膏を貼ってやるのが母親で、その失敗を笑いに変えてあげるのが父親の役割なのかな、と。 大まかな方向性や在り方を示す、道標のような存在でありたいと思ってます ⑥子育ては成長の鏡 →一年でたくさん成長する、自分はどうだったかを見つめさせてくれる ⑦ただ一心に愛情を、伝える 難しいことに挑戦しようとする時、誰かとぶつかってしまった時、恥ずかしくなるような失敗をしてしまった時、どんな時でも戻れる場所があれば、リスクを取ることは怖くなくなります" ・・・以下メモ・・・ 1.一人目の方 ■自己肯定感を高めることの重要性 組織でも子育てでも同じ 子育ては経営よりも正解がない、成功がわからない ■共通言語を教える ・英語 ・数学 ・プログラミング言語 ・表情 ■子供を自分のコピーだと思うな 唯一の基準が自分の経験 →夫婦間のすり合わせは難しい 子育ては正解がない究極の学習 2.玉川さん 親が分け与えた時間の絶対量が少ないと、子供の精神面は十分に養われない 3.綱馬さん 家事はアウトソースしてもいい 子育てはプランニングとオペレーションに分かれる、プランニングを行うのが妻になりがちなので、オペレーション側は言われなくてもやることを心がける 上司は妻 →子育ては人生の追体験ができる →→親の愛に気づける 3.豊田さん 夫婦の時間を作る、ゆとりを生むためにシッターさんに依頼 →台湾では中流階級以上になると住み込みのシッターを雇う 眠れる人材の活用を活性化するためにも家事シェアの促進は必須 家事は全部できるようになりなさい、と言われて育った 「自分で考えて決めて行動しなさい。そして自分の行動には責任を取れるようになりなさい」 →★これはいい考え教えたい 4.乃村さん 怪我をした時に絆創膏を貼ってやるのが母親で、その失敗を笑いに変えてあげるのが父親の役割なのかな、と。 大まかな方向性や在り方を示す、道標のような存在でありたいと思ってます →★良い言葉。よく考えるとこれはできていたのかなと思う。 フィッシュ(本) 「僕らは毎朝起きた時に、二つの自由から選ぶことができる、一つはニコニコと機嫌よく元気に周りの人に接して、相手を喜ばせることができる自由。もう一つは、無愛想で不機嫌に振る舞って、周りの人を疲れさせることができる自由。」 お金を持つメリットは、選択肢を増やせること →選択肢がいらないなら必要ない お金を増やすには驚きや感動を与えること。 人の役に立つことをしても、必ずしもお金は増えないけど、信頼は確実に増える 物事について説明するときは 唯一の正解を示すと言うよりは「持論のサンプル」を、与えていると言う感覚 →持論がないと世の中の論調に振り回されてしまうので 質のいい笑いには必ず緊張と緩和があって 高度なユーモアのセンスや鋭い切り口の視点、語彙力も必要になる 5.西村さん 子供たちに毎日「今日楽しかった?」と聞いている 子育ても経営も 「イッツマイプレジャー」 これは私の喜び、好きだからやっているの 8.中桐さん 妻の話の相槌便利ワード 「と、おっしゃいますと?」 →軽く流したり、解決策を押し付けない 掘り起こす →何かやりたいと言われた時に、どうしてやってみたい?と聞く 子育ては成長の鏡 →一年でたくさん成長する、自分はどうだったかを見つめさせてくれる 10.伊佐山さん ただ一心に愛情を、伝える 難しいことに挑戦しようとする時、誰かとぶつかってしまった時、恥ずかしくなるような失敗をしてしまった時、どんな時でも戻れる場所があれば、リスクを取ることは怖くなくなります"
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【概要】40代以下の男性経営者10名が、子育てや家庭運営についてどう考え、行動しているかが、かなり具体的にインタビューされています。 【感想】ただの『イクメン』子育て論と一線を画すのは、経営者の視点で子育てが語られること。経営論に通づる子育ての試行錯誤が垣間見え、親して、また1人...
【概要】40代以下の男性経営者10名が、子育てや家庭運営についてどう考え、行動しているかが、かなり具体的にインタビューされています。 【感想】ただの『イクメン』子育て論と一線を画すのは、経営者の視点で子育てが語られること。経営論に通づる子育ての試行錯誤が垣間見え、親して、また1人の社会人としても勉強になる1冊でした。 【個人的にグッときたところ】 ・p60「頭が良くて仕事ができる人は、子育ても先回りして引っ張る人が多いようです。けれども僕は、できるだけ寄り添うことに徹したい。」 私も仕事と家庭を両立して回していこうとして、子育てにおいても効率を求めてしまい、子どもの主体性を置き去りにしてしまいそうになる事があります。子どもの人生の主役は子ども自身!を思い出させてくれた一説でした。
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たくさんの経営者の子育て論を知ることができた。 助けてもらうことを恐れない方が多いことが印象的だった。 仕事をうまく振れる人だからなのか...自分には足りないところだなと感じた。
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子育てしながら働く男性経営者の考え方がたくさん掲載。 子育てと仕事を両立するためにアウトソーシングすること、インターナショナルスクールとかモンテッソーリ教育とかを考えるのが当たり前の人たちが多かった! 男性にこそ読んでほしい本かもしれない。
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2021.07.04 10人の今をときめくイケイケのリーダーの子育て論。(知らない方も多かったけど) 全員読んだらお腹いっぱい。最後の方は斜め読み。 どのリーダーにも共通してるっぽいところは ・子供の進路、やりたいことにあまり口を出さない。直接口には出さずにうまく誘導したりし...
2021.07.04 10人の今をときめくイケイケのリーダーの子育て論。(知らない方も多かったけど) 全員読んだらお腹いっぱい。最後の方は斜め読み。 どのリーダーにも共通してるっぽいところは ・子供の進路、やりたいことにあまり口を出さない。直接口には出さずにうまく誘導したりしている。 ・語学力重視 ・公私は大いに混同 かな。グローバルに活躍してる人が多いかもだけど今までの型に全くハマってない感じ。 意外と学校は公立派も多かった。 なにか子育てのヒントになるかなと思って読み始めたけど、世界が違いすぎて、ちょっと卑屈になってしまった。 子どもをよく見て、よく対話しながら私は私の子育てを頑張ろう。子育てに正解不正解はない!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子育ては経営と違って正解を確認できない。何を成功とするかという答えがない。 運動会を見ると幼稚園の教育方針がわかる。組体操か自由か。保育園の方が教育が自由。多様な友達。 できなかったことが努力の継続によってできるようになった 夫婦で子育て方針を定期的に見直して共有。父母の言うことが違うと子供は迷う 小4-6は身体機能が伸びるゴールデンエイジ。塾よりのびのびさせたい 何を身につけさせるかは手段。18歳で優しく逞しい子に育って欲しいという大きな目標だけ決めた。求められる力は時代によって変わる 子供の人格や能力をコントロールすることは不可能。大まかにガイドしてあとは本人の資質にゆだねる 子育ては新たな発見と未来へ貢献しようとする行動をもたらしてくれるもの 驚きや感動を与えるとお金がふえる。人の役に立つことをしてもお金がふえるとは限らないけど信頼が増える 物事を説明するときは持論のサンプルを与える。持論のない大人に育つと世間の論調に振り回される 今の自分を応援してくれるのは過去の自分。あのときもできた、成功体験をもつこと。 かわいいと思えたのは7人目から。気持ちのゆとりができたのだろう 怠惰によるラクではなく工夫によるラク 店長と顔見知りの飲食店が近所に数軒あって、困ったらここに寄れと言っている 子育てはmy pleasure 楽しいからやっている。見返りを求めているからではない。その人が本心からやりたいこと、心地いいことを追求して応援すると周りの人の喜びや幸せにつながる 体力や持続力は一緒ものの財産 単純労働が機械に置き換えられると、残るのはエンターテイメント産業かも 子育てしながらどれだけ欲張りになれるか、自分たちへの挑戦 子育ては自分作り、世の中作り むちゃぶりにどう耐えるかー内省 世の中に役に立つサービスを作りたいという思いが強くなる と、おっしゃいますとー聞くに徹する。顧客相談でも同じ スキルの専門性は大人になってからでも身につく。自然な笑顔は小さい頃からの積み重ねがないとできない 親にしかできない役割が何かを見据えながらうまく外の力を借りる 偉人の伝記 収入と幸福度は900万円くらいまでは相関するが、一定の収入を超えると比例しなくなるーダニエルカーネマン 人がいちばん喜びを感じるのは人の役に立って喜んでもらえたとき お金は結果あるいは手段であるはずなのにいつの間にか稼ぐことが目的になってしまい仕事をやめた。お金が自分にとってどんな価値をもたらすのか考える機会をもらった 成長レベルが高いのはチームコミットメントが強いタイプ。自分の成長にしか関心がないと成長に限界…チームの成長まで考えられているとチームのために自分を変えようとする 何をしているかより何のためにやっているかが重要 教育は共に育つこと。多様な価値観に触れる 大人も本気で遊ぶ 挑戦できるのは親との信頼関係、安心して戻れる場所があること 愛情を注ぐ方法とは?スキンシップ? 非合理な選択をするのが人間らしい価値 自分だけの成績をあげりより友達を助けることに価値があると思うこと 学ぶことと働く事は不可分であるべき。社会をよくするために学んでいる リビング学習 テストのために勉強するのはナンセンス。疑問に思った事を理解する。友達と分担して達成する。知的好奇心を満たす、協力して達成する経験 自分で学びたいと思うから早く吸収する。親の役割は興味関心を応援すること 子育てとは安心して挑戦できる環境作り 子供は社会全体で育てたほうがよく育つ 持続可能な子育て 本人がその価値に気づいて行動しなければ意味がない 子育てを楽しみとして自分のためにやっている
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