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子育て経営学 の商品レビュー

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38件のお客様レビュー

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2019/06/19

本屋で手に取った時、本の縦幅より少し小さなカラー写真が挟まっており 表がビジネスの顔、裏がパパの顔の写真でグッと惹かれた。 (結局、図書館で借りちゃったけど) この本は、仕事で成功しているパパを取材した本だ。 イクメンなんて言葉じゃ足りない。 子育てが彼らの生活、いや人生の...

本屋で手に取った時、本の縦幅より少し小さなカラー写真が挟まっており 表がビジネスの顔、裏がパパの顔の写真でグッと惹かれた。 (結局、図書館で借りちゃったけど) この本は、仕事で成功しているパパを取材した本だ。 イクメンなんて言葉じゃ足りない。 子育てが彼らの生活、いや人生の一部なのだ。 育児にも方針を持ち、主体的に関わる。 だからといって、仕事を疎かにするわけでもなく、むしろ意欲的にする。 私はママで女性だけど、これは理想だなと感じた。 共働きをテーマとする様々なものは、 女性視点でいかにワンオペ育児を切り抜けるかというものが多い。 そうではなくて、男性が先陣を切って主体的に子育てに取り組んでいる姿に新しい時代を覚えた。 「チーム」として夫婦で連携する 子どもには「好きなこと」を見つける多様な経験を与える 妻と仕事について語り尽くす この3つは、新しい家族のカタチを創るベースだと思う。

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2019/12/18
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起業家10人が父親として、どのように子育てに関わっているかについて語るインタビュー本。経営学というタイトルからフレームワーク的な内容を想像したが、基本的には起業家10人の子育てのケースが紹介されている。 1歳の息子を持つ一人の父親として参考になる点が多い。まず、子育ては文字通り十人十色、正解がないことがよくわかる。例えばお小遣い一つにしても家庭によって方針は様々だ。一方で、起業家10人を集めたためか、共通項も見られたことが大変興味深い。特に紹介された共通項のなかで、下記3点が個人的に刺さる。 ・子育てについて中期計画を立てる。 ・多様性のある環境を求めて公立小学校に通わせる。 ・子育てに価値を見出して深くコミットする。 あえて個人的に改善点として挙げるとすれば、時間的、金銭的な面である意味で自由度の効く起業家という層の方々ばかり紹介した点か。リモートワーク、家事の外注など、通常の大企業で働く過程ではマネしにくい打ち手もあった。例えば社長だけでなく、大企業のミドルマネジメント層などの方々も対象に入れると、より現実的なケースも見られたのではないかと思った。とはいえ、総じて満足度の高い内容。

Posted byブクログ

2019/05/06
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2019年5月読了。 「日経が出す、男性経営者がどのように子育てをしているか、あるいは仕事に子育てがどう役立っているのかなんて本は、所詮は金持ちの理想であって、庶民には金も時間もないわ」という姿勢で読んではダメな本だと思う。 濃淡はあっても自分は子供にどう関わるのかを考える縁として読んだ。 「子育てに正解なし」ということなので、この本に登場するインタビューイーの意見に完全に一致する必要はないし、実際にインタビューイーによって見解が分かれいる項目もある(例えばスマホは何歳から使わせるか、など)。鵜呑みにせずに自分で考えればよい。 備忘のため、290ページ以降のSummaryにインタビューイーにある程度共通するスタイルが纏められていたので抜き書きする。 1.経営計画と同じように中長期的なビジョンを持つ 2.「チーム」として、夫婦で連携する 3.「好きなこと」を見付ける多様な経験を与える 4.オンとオフを分けすぎず、柔軟に働く 5.「共働き」は当たり前、妻と仕事について語り尽くす 6.「家庭外」の力を、前向きに活用する 7.子育ての経験は、事業や組織を成長させるチャンス

Posted byブクログ

2019/04/15

意識が高すぎてクラクラする。それくらい衝撃的な一冊。方針は各人各様ながら、共通するのは自然に子育てにコミットしていることと、配偶者とのチームワーク。まぁ、経済的余裕を前提とした感は強いのですが、それでもかなり刺激になりました。

Posted byブクログ

2019/04/01
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著者はノンフィクションライター、宮本恵理子氏(前書きによれば、私より少し年下ですね)。40代以下の経営者、大学教員等プロフェッショナルの子育てに関するインタビューをまとめたものです。 意外なのは、子供を公立校に進ませる親が案外多いこと。経営者というと「お金持ち」=>お受験、というイメージがあったので、意外でした。組織に守られたサラリーマンと比べ良くも悪くも多様な人種と接し来ている方々であり、子供にもある種の”免疫”を付けさせようとの意図を感じさせます(このような表現はされていませんが)。 また、スマホの使用など、「ルールを決める(1日◯分、あるいは課題が出来たら、といった具合)」方もいれば、「自由に、好きなだけ」という方もいて、各人それぞれ多様な考え方をしています。通り一遍の正解は無いのだ、と安心させられますね。 共通するのは、子供(子育て)に対するエネルギー。皆、それぞれのスタイルで、凄まじいエネルギーを注いでいるように感じさせられます。さすがは経営者。 さて、私も40代の父親ですが、私の住む中央区、あるいは働いている千代田区といった都心限定かもしれませんが、職住近接の利を活かして積極的に子育てに関わるサラリーマンパパも増えてきているように思えます。経営者と比べると個性に欠け、地味になるかもしれませんが、人口的には絶対多数であろうサラリーマンパパ達の変化も取材して記事にしてほしいですね。

Posted byブクログ

2019/02/17

30-40代若きビジネスリーダーの10人の子育て論 仕事では経営をする傍ら、家庭での子育ての経営論 もちろん子育てに正解はなく、夫婦で話し合ってそれぞれ各々の家庭のスタイルに合わせていくべきだとは思うしこれが正解ではない。でもやはり仕事の経営と家庭の子育ては近いものがあり、とても...

30-40代若きビジネスリーダーの10人の子育て論 仕事では経営をする傍ら、家庭での子育ての経営論 もちろん子育てに正解はなく、夫婦で話し合ってそれぞれ各々の家庭のスタイルに合わせていくべきだとは思うしこれが正解ではない。でもやはり仕事の経営と家庭の子育ては近いものがあり、とても参考になった ぜひ世の中のお父さんに読んでほしい 父親は仕事 母親が専業主婦で子育てや家庭のことを行うというかつての考え方でなく 働く女性も増えるなかで、仕事もきちんとこなすが、一方では家庭も妻に任せっきりでなく、一緒に参加し協力しあって子育てしていく姿に共感 ビジョンをもつ 家事などシェアやアウトソーシングでプロに頼んでもいい。 好きなことを見つける多様な経験 オンオフ分けず仕事場に子供連れてってもいい 子育てを通じて得られる気付きが新たなビジネスのチャンスにもなりうる

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2019/02/06

経営者の子育て事例集であって、経営学と題するにはまだ距離があるかな。 一番共感したのは、最後の伊佐山さんのストーリーかな。

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2019/02/06

私の夫は今お腹の中にいる子供が生まれたら1年間の育休を取ることになっている。1年も育休を取るのは所属する組織では初らしい。終章で子育て参加が企業の成長戦略になってきているという話が出ていて、確かに求職者や社会から好感を持たれると思う。しかし夫は人事から採用説明会で育休を取ることは...

私の夫は今お腹の中にいる子供が生まれたら1年間の育休を取ることになっている。1年も育休を取るのは所属する組織では初らしい。終章で子育て参加が企業の成長戦略になってきているという話が出ていて、確かに求職者や社会から好感を持たれると思う。しかし夫は人事から採用説明会で育休を取ることは話さないように、と言われたそうだ。そんな理由で入社して欲しくないとのこと。確かにみんなが1年ずつ休んだら会社としてはたまったものではないだろうが、まだまだ乗り越えるべき社会的壁は高いのだなぁと感じた。 でもこういう本が出版されたり、いわゆるインフルエンサーのような人間が当たり前のこととして育児に取り組み、むしろ自分の強みとしていく姿は社会全体の当たり前を変えて行くと思う。 できればそれぞれの奥さんのインタビューやタイムスケジュールもあったらおもしろかった。このような本ですら、経営者でありながら子育てにも積極的に参加する稀有な男性という見方がチラチラする。男性も親なんだから当たり前じゃないんだろうか。 一人一人のインタビューは経営者としてしっかりとした考えを持ちながらも、等身大のパパで共感できる部分も多かった。家事をアウトソーシングしたり、子供の進路についての考え方も思ったよりずっと柔軟。共働きの妻と仕事について語ったりするのも素敵だと思った。あとみんなジム行ってるのね…(笑)

Posted byブクログ

2019/02/03

小さいこどもがいる経営者へのインタビューをまとめた本です。 参考にはなりますが、あくまで一個人の意見です。また、経営者でお金があるからこそ実現できることも多々あります。 お金で解決するといっても庶民には限界があるので。。

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2019/01/23
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サブタイトルにある通り、「気鋭のビジネスリーダー」10人に子育てについてインタビューした内容のまとめ。 変に手が加わってなくそれぞれの意見・考えがそのまま残されているので、「いろんな考え方があるなー」という点でも非常に興味深く読んだ。 子育てこそは、父と母という親が共同で取り組む一大事業であり、大抵の場合結果を見届けられない、という難事業だが、ここで紹介されている考え方、向き合い方で共感できるものを心に留めつつ取り組んでいきたいと感じた。 以下、気になったポイントの抜き書き ・引っ張るよりも子どもに寄り添う ・教えるよりも体験(体感)させてあげる ・好きなこと、得意なことを見つけるため、多様な体験をさせてあげる ・笑顔は大事 ・物理的距離や移動を心理的ハードルにしない ・子ども同士、家族同士、迷惑を掛け合う(事で学ぶこともある) タイトルに「経営学」とあるが、経営学はあまり関係ないと思う。

Posted byブクログ