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the four GAFA の商品レビュー

3.7

181件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    3

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2020/07/12

p162 ユーザーは人生最高の体験、覚えていたい瞬間、そして覚えてもらいたい瞬間のことを投稿する この言葉が好き

Posted byブクログ

2020/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

GAFA各社についての詳細な分析と、次世代のGAFA候補になりうる企業が列挙されており、今後の世界の勢力の予想に役立つだけでなく、著者の皮肉、具体例が面白くどんどん読み進められる。著者の洞察力が素晴らしい。 後半には、GAFA以降の世界で我々がどう生きていけばいいか列挙されており(人に誠実に、新しいものを受け入れる etc)、非常に示唆に富んでいる。ビジネスマンならば1回は読んでおきたい書。

Posted byブクログ

2020/06/26

スコットギャロウェイ氏の文は皮肉も少しあって面白い。翻訳者の力もあるかと思う。 GAFAをある一人の視点から見つめた論理展開は、「近いようで遠いところで起きている変革」がより「身近で自分ごとになる」ものだった。どのような業界に置くものであってもビジネスマンは必読の一冊だと思う。世...

スコットギャロウェイ氏の文は皮肉も少しあって面白い。翻訳者の力もあるかと思う。 GAFAをある一人の視点から見つめた論理展開は、「近いようで遠いところで起きている変革」がより「身近で自分ごとになる」ものだった。どのような業界に置くものであってもビジネスマンは必読の一冊だと思う。世界がもっと面白くなる。

Posted byブクログ

2020/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

GAFAそれぞれの紹介を通じて、4つの騎士が力をつけてきた経緯が記されています。 最後に、5番目の騎士になりうる企業はどこか? とも。 「私たちはこれらの企業が決して善良ではないと知りつつ、最もプライベートな領域への侵入を無防備に許している。営利目的で使用されることを知りながら、自らの最新の個人情報を漏らしているのだ」 私の情報は、ビッグデータの微細な一つとして利用されていることは、重々承知しています。 私が誰と交流しているか、どんな話題に食いつくのか、次に買おうと思っている商品は何なのか、こっそり調べ物をしているのはどんなワードなのか。GAFA達に全部見られています。 でも、便利なのでSNSを使い、ネットショッピングを利用しています。 微妙なところを突いてくるGAFA達。止めると不便なこともあるので、情報ダダ漏れも承知の上で利用している。なんだかなぁ。 GAFAそれぞれを詳しく紹介していますが、私はGoogleの章が一番面白く読めました。ニューヨークタイムズの買収のくだりが、弾むような文章でどんどん読み進めてしまいました。 GAFAについて「ペテン師の成り上がり」という表現がありました。「法律違反の方が安くつく」と。悔しいけれど便利に利用し、ペテン師を受け入れてしまう自分がいます。

Posted byブクログ

2020/06/08

Google、Apple、Facebook、Amazon 彼らはなぜ、 これほどの力を得たのか 彼らは世界をどう支配し、 どう創り変えたのか 彼らが創り変えた世界で、 僕たちはどう生きるか 立ち止まっちゃだめなんだなーと Think & Hackなんだなーと そして競合...

Google、Apple、Facebook、Amazon 彼らはなぜ、 これほどの力を得たのか 彼らは世界をどう支配し、 どう創り変えたのか 彼らが創り変えた世界で、 僕たちはどう生きるか 立ち止まっちゃだめなんだなーと Think & Hackなんだなーと そして競合の優れたところを積極的に取り入れないとなーと そして、叩き潰さないとなーと 彼らに共通するのは明確なビジョンや未来像を語ることによって、業績ではなく将来性に投資させることが上手なこと。 そのため、莫大な資本が安く手に入り競合との差をつけられる。 その投資、開発も失敗を恐れない。 引き際をわきまえ、未来を見通す。 すごいっすわ

Posted byブクログ

2020/11/26

中産階級が消滅した結果、中産階級向けの店舗は苦闘しており、富裕層が集まる地域の店は好調だ。 成功する企業はばかげたことをやるのではなく、大胆なことをやるのだ。リスクを取らねば成功は見込めないため、大胆に動く。 アマゾンの意思決定 ①取り返しがつかないもの ②引き返すことができ...

中産階級が消滅した結果、中産階級向けの店舗は苦闘しており、富裕層が集まる地域の店は好調だ。 成功する企業はばかげたことをやるのではなく、大胆なことをやるのだ。リスクを取らねば成功は見込めないため、大胆に動く。 アマゾンの意思決定 ①取り返しがつかないもの ②引き返すことができるもの(上手く行ってないから、やめよう) アマゾンは②の戦略を多用する。新しいものを生み出すため、数多くの失敗をし続ける。 アマゾンがeコマースから店舗型のマルチチャンネルに進出する理由は、eコマースは顧客のブランドへのこだわりが減るのに伴い、顧客獲得費用が上がり続けるから。翌日配送事業の拡大は、顧客が増え取り扱い品が高価になるほどコストが高くなるため、顧客に届けるためのラストワンマイルを店舗化するのだ。 実店舗をアマゾンの倉庫化し、他の事業の輸送拠点とし、商品のネットショッピングの返品場所とすれば、コストを大幅に削減できる。 【アップル】 テクノロジー企業は短期間で大企業になれるが、長きにわたって存続することはまれだ。アップルはそれを高級ブランド路線により可能にした。 アップルが成功できたのは、大半のテック企業に先駆けて製造ロボットを重視したこと。世界的なサプライチェーンを確立したこと。小売業としての存在感を確立したこと、である。 GAFAの他の3社とは違い、アップルは贅沢品ブランドとしての地位を確立している。ハイテク競争集団は次第に互いのビジネス領域を侵犯いつつあるが、アップルだけは独自の路線で生きながらえるかもしれない。 【フェイスブック】 フェイスブックは新機能に執着しない。とある新機能を実装し、それが不評であることがわかると、すぐに手を引く。 トランプの大統領選において、フェイスブックは重要な役割を果たした。浮動層に対立と怒りを煽るような過激な広告を見せ、トランプ派に鞍替えさせた。 FBはフェイクニュースへの対応で及び腰になっている。フェイクニュースはクリック数が多く、収益が犠牲になるからだ。 また、ファクトチェックをAIに頼っており、人間の手ではチェックしていない。公平性を期すためにAIを導入していると言っているが、実際はコストを削減できるからだ。 4騎士は盗みを働いている。それは技術の盗みであり、他企業から広告費を集めておきながら、長期的には騎士自身の宣伝と利益になるようなペテンである。 また、規模の優位性によって、他社よりも低い値段で世界中のコンテンツを牛耳っている。 4騎士になるための8の要素 ①商品の差別化 →インターネットの普及により、ブランドから「質と付加価値」の時代へ ②ビジョンへの投資 →大胆なビジョンのもとで人々から資本を集める ③世界展開 →国境を越えて世界に自社製品をアピールする。文化的摩擦に関係ない製品を世界に売り込む。 ④好感度 ⑤垂直統合 →ものを買うときの消費者体験全てを垂直統合でコントロールする。流通から小売りまでを一本化。 ⑥AI →膨大なデータを学習し、一人ひとりの行動に応じたマーケティングアルゴリズムを構築する。データを活用し、サービスをリアルタイムでアップデートする。 ⑦キャリアの箔付けになる →4騎士というブランドが、優秀な人材を引き付ける ⑧地の利 【Next GAFA】 ・アリババ ・テスラ ・ウーバー ・ウォルマート ・マイクロソフト(リンクトイン) ・Airbnb ・IBM(コンサル) 【GAFA以降の世界で個人が成功するためには】 ・心理的成熟 →社交や感情面をコントロールするスキルを身に着ける ・好奇心 →「こういう風にしたらどうだろう」と新しさを問いかけることができる人物 ・当事者意識 →プロジェクトの全てを自分ごとで考える ・資格と証明 →他の人と違う点を身に着けろ ・何かを成し遂げた経験 →何かの競争に参加しなければ勝者になれない ・新しいものを受け入れろ ・組織ではなく人に誠実に ・好きなことではなく、得意なことでキャリアを磨く。 ・自分は企業の寿命のどの段階で上手くやれる人材か? (起業したばかりの段階か、初期~ビジョンを考える段階か、マネジメント、規模の拡大、再発明の段階か、衰退し始めた企業を整理し、利益を出せる段階か) 4騎士の支配する世界は、報酬が高い仕事が少しだけで、それにあぶれた人が残り物をめぐって争う世界だ。このままでは中産階級は消滅し、一握りの貴族と何億もの奴隷が働く世界となる。

Posted byブクログ

2020/05/23

使う側と使われる側。考える生き方と考えない生き方。それぞれの企業があることで、私たちの生活は確実に豊かになっているが、いつの間にか作られたモノの中で生きていることに改めて気がつかされました。この本を読んでも、スマホはiPhoneを使い、何か困ったらGoogleで検索し、欲しい本は...

使う側と使われる側。考える生き方と考えない生き方。それぞれの企業があることで、私たちの生活は確実に豊かになっているが、いつの間にか作られたモノの中で生きていることに改めて気がつかされました。この本を読んでも、スマホはiPhoneを使い、何か困ったらGoogleで検索し、欲しい本はAmazonで注文し、好きなビールバーのFacebookを見てしまう。 それでも考えること、知らないことを知ろうとすることに意味があるとは思っている。

Posted byブクログ

2020/05/26

本への期待 GAFAは、なぜGAFAになりえたのか そして、どこに向かおうとしているのか いったい、何者なのか 読んだ結果 独特の言い回しで、GAFAの素性を説明。 なかなか、ユニークな表現で面白った。 第10章は、色々な本に書いている内容でした。

Posted byブクログ

2020/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

4月は本を読む気ゼロで、結局1冊も読みませんでした。まだ、活字熱は湧いてきませんが、それでも読みたかったのがこの本。 あらためて、GAFAのすごさというか、恐ろしさを再確認。全ての企業が飲み込まれてもおかしくないと痛感しました。後半にこの時代を生きぬくためのヒントが書かれていて、そこも面白かったです。 才能ある人が一生懸命働いも、せいぜい世界の10億人に入れるかどうか。そこでポイントとなるのは人の内面的要素にあると。1.心理的成熟 2.好奇心 3.当事者意識などなど。私が尊敬する会社員の方にも、良くあてはまります。 あと、組織ではなく人に誠実に、というのもすごく納得。 おそらく、読んでおいて損はない本かと。

Posted byブクログ

2020/05/06

GAFAについて批判的な考えを持った筆者が皮肉を交えてGAFAの発展とこれからの展望を書いた本。Amazonは小売業全体を支配しようとしていて、現代では逆説的かもしれないが直営店舗を出し、配送をも含め消費体験全てを掌握することで他の小売業者の付け入る隙を無くすつもりだ。さらに、実...

GAFAについて批判的な考えを持った筆者が皮肉を交えてGAFAの発展とこれからの展望を書いた本。Amazonは小売業全体を支配しようとしていて、現代では逆説的かもしれないが直営店舗を出し、配送をも含め消費体験全てを掌握することで他の小売業者の付け入る隙を無くすつもりだ。さらに、実はAWSによって小売業ではなくクラウド会社にもなりつつあるとのこと。Appleはもはやテクノロジー企業ではなく、安いものを高額で売り、大きな利益を上げる高級品を売る企業であるとのこと。これにより次の時代にも生き残る確率が高くなったと言える。それでも我々がiPhoneを買ってしまうのは我々の心(本書風にいうと下半身)にシンボルとして根付いてしまったからだ。スティーブジョブスという崇拝の対象が居て、他の企業とは一線を画した存在として狂信する信者が世界中にいるという点でもはや宗教とも言える。Facebookは世界中の人々を繋げるプラットフォームを構築した。それは人間の愛という点で、幸福に大きく関わるとのことである。個人の情報をその友人より詳しく知り、それを生かした広告システムは、例えば政治的意見については穏健派に対するものより効率の良い過激派に対する過激なものを多く発信することで社会の分断を進めてるとのこと。これは、現代過激なものや炎上などが注目を浴び流ことが多いことの背景かもしれない。Googleはまさに絶大な信頼を得た全知全能な神であり、膨大な情報を持つ。しかし、それをどのように使っているかは必ずしも穏やかではないかもしれない。いずれの企業にも共通点は多く、なかでもビジョンに投資させて、安い資本と膨大なデータを持つ点でその他の企業と一線を画している。それらの目的はあくまでも金儲けで、雇用を創出することにはならず、中間層を空洞化させ、少数の支配層と大勢の農奴を生むことになるだろう。

Posted byブクログ