the four GAFA の商品レビュー

スコット・ギャロウェイ(著者),渡会圭子(訳者)

2024/05/12

アメリカンでドラマティックな言い回し、ブラックジョークが苦手なもので、斜め読みしてしまいました。すみません。

10章は、生きていれば誰もが気がつく当たり前の事だけど口にはしない内容を、率直に端的にまとめてある。学生さんが読めば、人生回り道せずに済むかも？

2023/05/02

デジタル時代の覇者（少なくとも2018年時点）であるGoogle、アマゾン、フェイスブック、アップルの４社は、その頭文字からGAFAと呼ばれることがありますが、GAFAがなぜ成功したのか、さらにGAFAは社会にどんな良いことと悪いことを及ぼしているのか、についてとてもフランクに語っている本です。ビジネス書というよりはエッセイだと思った方が良いでしょう。著者自身が本の中でも述べているように、基本的にこの人の語り口は挑発的です。巨大企業の悪口をそこかしこに散りばめており、４社にとってはあまり嬉しくない語り手でしょう。しかしこの著者が伝統的な企業の味方かというとそんなことは全くなく、むしろ伝統的企業（例：ニューヨークタイムズ）に対する口調の方がよっぽど厳しく、これらの企業がデジタルトランスフォーメーションをすることで、４騎士の牙城を崩してくれ、というようなメッセージも感じました。正直中身はあまりない気もするのですが、GAFAに対してこれだけ真っ向から本音で語る本というのも珍しいですから、一読の価値はあるかと思いました。

2023/02/09

GAFAに関する本は最近では多々出ておりますが、早い段階でテクノロジ企業を分析し、成長を遂げた理由を述べている本書は客観的に見ることができました。
同時に、今後これらの企業が抱える課題感も見出しており読み応えがありました。

2023/01/29

正直理解するのはめちゃくちゃ大変だったし、現時点で理解できてないことの方が多い。
また読んでみたらわかるかも？
第10章はすごくおもしろかった。今の自分で活用できることなどが書かれていたため、参考にしたい。

2022/12/18

※以前に読んだ本の登録
ざっくりメモ

世界を支配する4大企業がどのようにして市場を制覇してきたのか、ビジネスのヒントになる。
また、そういった世界の中で今後、自分自身がどんなことを考え、行動して、生きていくべきかを考えさせてくれる本だった。

2022/11/24

翻訳が悪いとは言わないまでも直訳に見える部分が多く、平易な文章と思われる箇所が難解に見えて理解が難しかった。
GAFAの優れているところを挙げているが、それが人類にとって悪いことなのか良いことなのかわからないが理解することは必要なのだと感じた。

2022/10/09

GAFAと世の中の関係をわかりやすく解説した本。2022年の時点ではその力が更に強化され、政府すらも凌ぐ企業となっている。
こうした世界の統治につながるこれらの企業とどのように付き合っていくのか、自分の生活レベルですら真剣に考えていかないとGAFAの奴隷になっていくことは間違いないだろうと感じた。

2023/11/26

・ガラケーで一生懸命インターネットを見ていた時代。
・インターネット初期の頃のチープな検索エンジン。
・Facebook誕生以前の同窓会のメンバー探し。
・Amazon以前のネット通販。
どれを取ってみてもGAFAによって世界が作り変えられていることがわかる。
　そんなGAFAも呼ばれる四騎士の解説とネクスト四騎士の可能性がある企業、四騎士が対等する世界でどうやって生き残るか、などを解説している。

　現代人にとって影響が大きい四騎士だけに、彼らが目指す効率的な金儲けの餌食にならないよう、彼らの仕組みを知っておく必要があり、本書はその一助となるであろう。我々の大半は日夜、彼らに個人情報を提供して彼らの金儲けの原泉を生み出しているのであるが。。

ブックオフ買取10円以下2023/11/26

2022/09/01

感情的な言い方ではあるけれど、GAFAに頼りきりの生活をする中で、ぼんやり感じているいやらしさみたいなものにきちんと意識を向けておくための良書だと思う。第1〜7章は面白く読めた。いわゆるビジネス書はほとんど読んだことがないが、第10章は学生におすすめ。

2022/07/18

GAFAの中でも生き残るのはAppleとのこと。強いプロダクトと「ストーリー」があるから。GAFAを抜くと日本もアメリカも生産高では変わらない。それくらい、GAFAの影響や存在は大きい。ビッグプレーヤーの過去・現在を理解することは有益。この本をきっかけにGAFAの将来についてもウォッチしてみても良いかもしれない。