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the four GAFA の商品レビュー

3.7

180件のお客様レビュー

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2018/09/16

社会人なら絶対に読むべき一冊。いかにGoogle、Amazon、Facebook、Appleが世界を根本から席巻し支配しようとしているか、その脅威が明快に描かれている。

Posted byブクログ

2018/09/09

・ アマゾンのプライムワードローブサービス。顧客が服やアクセサリーを自宅で試着して、欲しいものだけ手元に置き、他は返品できるというサービス田。顧客はどれをキープするか7日間のうちに決めればよい。支払いも買うものがすべて決まってから発生する。このタイミングでアマゾンがゼロクリックオ...

・ アマゾンのプライムワードローブサービス。顧客が服やアクセサリーを自宅で試着して、欲しいものだけ手元に置き、他は返品できるというサービス田。顧客はどれをキープするか7日間のうちに決めればよい。支払いも買うものがすべて決まってから発生する。このタイミングでアマゾンがゼロクリックオーダーを開始した ・ アマゾンは、安い資本を集める力があるため、莫大な資金がかかるために他社にはできないことで、われわれが他社を出し抜けることはなんだろう、と考える。 ・ 革新的な小売り企業は、アマゾンの逆をいき、人材に投資している。消費者はもう商品を購入する為だけに店にくるのではない。品物はアマゾンで簡単に手に入る。客が来るのは店員=専門家と話をするためだ ・ 贅沢志向は人間の外部でつくられるものではなく、われわれの遺伝子に組み込まれている。それは人間の枠を超越して神聖なる理想に近づきたいという本能と、自分の魅力をアピールしてよき伴侶を手に入れたいという欲望を結びつける。 ・ Googleのしくみは、Googleの公正さを主張する。結果的に顧客企業はGoogleのビジネスは欲得ではなく、数字で行われていると信じられる ・ バリューチェーン全体で商品を差別化(プロセス・経験・価格・送料などから苦痛を取り除く) ・ カネを儲けるつもりのない大企業と競争するのは無理だ ・ デジタル時代における天才とは、ビジョンを雄弁にかたるストーリーテリングの才能を持り、マーケットの予想を把握する。それと同時に、自分の周囲をビジョンに対して毎日少しずつ進歩させられる人々で固めることができる ・ ブランドが人々に「好かれる」ことで非難を避けられる ・ モノを買う時の消費者体験すべてを垂直統合でコントロールする。(製造はできなくても調達、営業、販売、サポート) ・ 善なる存在だと思わせられるか ・ 話し合いの場で、試してみる価値のある、かつくだらないアイデアを出せる人間になること。攻め続けること。 ・ よいリーダーは、自分がうまくやれるのはバックについているチームがうまくいっている時だけと知っている。そして誰かと信頼の絆を結んだら、その人を満足させ、チームにつなぎ止める為にどんなことでもする。もしあなたの上司があなたの味方をしてくれないなら、その上司が無能か、あなたが無能かのどちらかだ ・ 自分のキャリアを考えるうえで有用なエクササイズは、次のどこのライフサイクルが得意かを見極めること 1) いくつもの肩書きを持つことになる起業したばかりの段階 2) 初期〜ビジョンを考える段階 3) マネジメント、規模の拡大、再発明が得意 4) 衰退し始めた企業・製品を整理して利益を出すことができる

Posted byブクログ

2018/08/25

・マーケティングのファネル(漏斗)認知、検討、購入、支持 ・フェイスブックは「何」を提案し、グーグルは「方法」を提示し、アマゾンは「いつ」それが手に入るかを教えてくれる。 ・幸福レべルに最も強く影響するのは、人間関係の深さと有意義さ ・グーグルは現代の神。何であれ私たちはグーグル...

・マーケティングのファネル(漏斗)認知、検討、購入、支持 ・フェイスブックは「何」を提案し、グーグルは「方法」を提示し、アマゾンは「いつ」それが手に入るかを教えてくれる。 ・幸福レべルに最も強く影響するのは、人間関係の深さと有意義さ ・グーグルは現代の神。何であれ私たちはグーグルに打ち明ける。 ・成功するビジネスはどれも、体の3つの部位(脳、心、性器)のどれかに訴えかけるもの。 ・「金を儲けるつもりのない大企業と競争するのは無理」 ・独自のデータセットは、情報時代における金鉱であり油田である。 ・四騎士による支配は、計り知れないほどの影響を与えている。 ・デジタル時代の精鋭:心理的成熟、好奇心、当事者意識 ・自分の素晴らしさを広めるためのメディアが必要。 ・豊かさの定義は、不労所得が、生活費を上回った状態。 ・多くの人がどこかの時点で、起業を考えることになるだろう。 ・成功する起業家の条件:1)人前で失敗しても平気でいられるか 2)売り込みは好きか 3)大企業で働くスキルに欠けているか

Posted byブクログ

2018/08/21

ともすれば好きな企業の事が書いてあると盲目的に受け入れてしまいがちな自分にとっては、このようにやや皮肉的に大企業や今勢いのある企業の事を捉える視点は自分にとっても冷や水を浴びせられるような体験だった。それくらい印象というものは色々な角度から幾重にも張り巡らせ操作されているものなの...

ともすれば好きな企業の事が書いてあると盲目的に受け入れてしまいがちな自分にとっては、このようにやや皮肉的に大企業や今勢いのある企業の事を捉える視点は自分にとっても冷や水を浴びせられるような体験だった。それくらい印象というものは色々な角度から幾重にも張り巡らせ操作されているものなのであろう。批判の効用にはそれを防ぐ意味もある。今回はその事をこの著者から学んだ。徒らに批判ばかりするやつは嫌いだけれど…しっかりと自分の頭で考える事をしなくてはならない。とはいえこの四騎士が今後あと何年かは有利に進めるのだろう、その中でも特にGoogleとAmazonが強い気がしている。までも自分には株以外では関係がないのか?流通部門で関係するのか?どうなるのか?ともあれこの著者のいう様に好きではなく得意を生かせ、大学に行けは本当にそうだと思う。これからもなかなか辛い農奴のような生活を送ることになるのは否めないが、その中ででも諦めずにワンチャンを狙い続けるのは大事だと思う。ひょっとするとめっちゃ惜しいところまで来ているのかも知れないのだから。とにかく自分でもしつこいと思ってても全然しつこくない。あとで伝説になるようなこと=人から見たらおかしいと思うような過剰なことをやり遂げよ。

Posted byブクログ

2018/08/16

Geogle,Apple,Facebook,Amazon(四騎士)によってもたらされた変化とその踏み台となった業界の変遷が理解できます。普段使っている四騎士のアプリが、「非凡な人間にとっては最高の、そして平凡な人間にとっては最悪の時代」を招いている・そしてこれからも招いていくこと...

Geogle,Apple,Facebook,Amazon(四騎士)によってもたらされた変化とその踏み台となった業界の変遷が理解できます。普段使っている四騎士のアプリが、「非凡な人間にとっては最高の、そして平凡な人間にとっては最悪の時代」を招いている・そしてこれからも招いていくことを知りました。 10代後半から30台前半の四騎士のアプリを長く使って生きてきた人に特に読んでほしいと感じました。また、会社で新規事業創出に携わっている人にもお勧めできます。デジタル時代の先行きを予測するためにも四騎士のことを理解し、四騎士が描いたビジョンよりも人間が豊かに暮らせるビジネスを描いてほしいと感じました。 なぜ四騎士が今のポジションに成長できたのか?その問いに対して、筆者スコット・ギャロウェイの考えが書いてあります。その中で四騎士共通の特徴として、本能に訴えかける力・シンプルで明確なストーリーが挙げられています。しかし、四騎士それぞれがフェアでないやり方やアメリカ国家の保護を受けているのも事実だと知りました。 特徴的な文章 「きわめて高い生産性は成長につながるが、必ずしも反映につながるとは限らない」 「あなたは得意なことで、ほかの人にまねできないくらい難しいことをするべきだ」 Microsoft,IBMが世界を牛耳っていた時代と何が変わったのか?これからの時代に生きていくには何が必要になるのか?ということに答えをくれる本になっています。 私自身、目まぐるしく変わる環境についていくため益々勉強していくことが不可欠だと感じました。

Posted byブクログ

2018/08/14

Google, Apple, Facebook, Amazon. あまりにも巨大で偉大な4企業。 彼らがなぜ偉大であるのか、という源泉を 脳・心・性器への訴求という観点から読み解く試みは面白いし、なるほどと感じた。 (そして節々に、筆者の好き嫌いが少なからず表出している点も人間...

Google, Apple, Facebook, Amazon. あまりにも巨大で偉大な4企業。 彼らがなぜ偉大であるのか、という源泉を 脳・心・性器への訴求という観点から読み解く試みは面白いし、なるほどと感じた。 (そして節々に、筆者の好き嫌いが少なからず表出している点も人間味を感じて趣深い。) これら巨大企業の、あまり誉められたものではない側面についてもあえて言及。 また、「第5の騎士」候補についても課題含めおさえている。 Microsoft, IBMといった往年の覇権を取り戻しつつある企業もここに名を連ねている。 白眉は終盤。 このあまりにも巨大な力がはびこる中で、我々はどのように戦っていくべきかが綺麗事抜きで描かれ、 最後は社会の階層分断が深刻化している責任の一端を問うべきかという投げかけで余韻とともに幕を閉じる。 おそらく非ITエンジニア向けに書かれているため(人類の大半はそうだからしかたない)、IT者としては語り落としがあるように感じる面もあるが この10年の変化の源泉、そしてこれからの10年に何を考えるべきかを知り、行動するための重要な書だ。

Posted byブクログ

2018/08/14

Facebook以外はとても身近な存在であるので読んでみた。GAFAがどんな悪行を働いてるのか、生活が楽しく、楽になった反面、我々がどんな不利益を被っているのかが書かれてあった。 GAFAがどうしてここまで大きな企業になったのか、人間心理に深く食いこめたのはなぜなのか、といった問...

Facebook以外はとても身近な存在であるので読んでみた。GAFAがどんな悪行を働いてるのか、生活が楽しく、楽になった反面、我々がどんな不利益を被っているのかが書かれてあった。 GAFAがどうしてここまで大きな企業になったのか、人間心理に深く食いこめたのはなぜなのか、といった問いに簡単に答えてくれる1章にワクワクさせられ、一気に読んでしまえる。

Posted byブクログ

2018/08/13

四天王やら七英雄やらが好きなのだが、その現実版で世界を制しているとは、なんとかっこいい。 Facebook以外には今までも完全にお世話になっていたが、Facebookもやってみることにした。 やはり、どこでも言われてることだけど、新しいものを受け入れる、好奇心は大切。毛嫌いしてて...

四天王やら七英雄やらが好きなのだが、その現実版で世界を制しているとは、なんとかっこいい。 Facebook以外には今までも完全にお世話になっていたが、Facebookもやってみることにした。 やはり、どこでも言われてることだけど、新しいものを受け入れる、好奇心は大切。毛嫌いしてても何にもならない。

Posted byブクログ

2018/08/12

GAFAと呼ばれるITジャイアントの4騎士、Google ・Apple・Facebook・Amazonに関する論考は多く出されているが、本書はGAFAがどのように新たなルールを作り出し、現在の権益を確保するに至ったかについて、彼らに批判的な目線をベースにした論考である。 彼らが...

GAFAと呼ばれるITジャイアントの4騎士、Google ・Apple・Facebook・Amazonに関する論考は多く出されているが、本書はGAFAがどのように新たなルールを作り出し、現在の権益を確保するに至ったかについて、彼らに批判的な目線をベースにした論考である。 彼らが生み出した新たなルールは「法律は無視できる」、「競争相手は資金で踏みつぶす」、「ほとんどの人は農奴になる」というようなサルトル並に「嘔吐!嘔吐!」と叫びたくなるようなものばかりであるが、そうしたルールを批判的に捉えることと、それでもそのルールが強固に存在する以上はそのルールの中でどう生き抜くかは独立した問題であり、本書はその両面に一定の答えを与えている。 私見ではGAFAの存在は明らかに独禁法等、公正競争に基づくルールで何らかの規制を課した方が良いレベルで自由な競争を歪めつつある。残念ながら自国からGAFAに匹敵するプレーヤーを生み出せなかった欧州では、欧州住民のパーソナルデータの保護に関するGDPR:一般データ保護規則の適用により、何とかGAFAの欧州での勢力を封じ込めようと必死になっている。それを負け犬の遠吠えと見るか、負け犬ならではの最後の戦い方、と見るかは人それぞれであろうが、戦略論として考えれば、使えるものは何でも使って競争に打ち勝つ、という思想は誤ってはいない。

Posted byブクログ

2018/08/05

ネット販売は、いまだに小売の全体の10-12%を占めるに過ぎない。消滅しかかっているのは店舗ではなく中産階級であり、彼らに商品を売っていた店舗である。中産階級の世帯が集まる地域、あるいはそこをターゲットにしていた店は苦闘している。それに比べ、富裕層が集まる地域の店は好調である ...

ネット販売は、いまだに小売の全体の10-12%を占めるに過ぎない。消滅しかかっているのは店舗ではなく中産階級であり、彼らに商品を売っていた店舗である。中産階級の世帯が集まる地域、あるいはそこをターゲットにしていた店は苦闘している。それに比べ、富裕層が集まる地域の店は好調である google.com/about 皆が検索しているトピック グーグルとマイクロソフトの相違点はほかにもある。アメリカのビジネス界ではマイクロ祖父っとの社員の態度は最悪だったという評判だった。彼らは傲慢でうぬぼれていた。自分の成功は自らの天才的才能によると信じ込んでいたのだった。これはハイテク業界の古典的な誤解だ。成功の真の要因は、運やタイミングにすぎない。 歴史は繰り返さないが韻を踏む マーク・トウェイン

Posted byブクログ