これは水です の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
物事の枠組みは自分で決めるしかない。 決めるには自分で咀嚼し解釈し吟味することが必要。 デフォルトでは世界は暗く見えてしまう。 客商売をしていた時に、理不尽な客を見ると 「あぁこの人は昨日お母さまが亡くなって、遺産を手に入れた人で、錯乱状態なんだな」と思うようにしていた。 同じようなことが書かれていて笑ってしまった。 大学は出ているが、このような考えをどこで手に入れたのだろうか?振り返ってみると、高校の時に読んでいた哲学書にルーツがあると思った。 自ずから選び取ること。
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一度読んだだけでは理解するのは難しかった。 でも少しだけ理解したような気がしたので書いてみる。 ここでの表現での『水』は檻のような『世界』を意味していると感じた。そして、自分で選択した水を泳いでいることの自覚、それは人に対してもそう。 私たちは何かに洗脳されているし何かの水に...
一度読んだだけでは理解するのは難しかった。 でも少しだけ理解したような気がしたので書いてみる。 ここでの表現での『水』は檻のような『世界』を意味していると感じた。そして、自分で選択した水を泳いでいることの自覚、それは人に対してもそう。 私たちは何かに洗脳されているし何かの水に浸かっているし潜っている。私には私の水(世界)あり、人には人の水がある。似たような水かもしれないし全然違った水かもしれない。 それは知らず知らずのうちに選択し、泳いでいる。 泳いでいくうちに私たちは自分達が泳ぐ水(世界)が全てだと思い込み、深く潜っていることすら忘れてしまう。 だからこそ、人の水を馬鹿にしたりすることって無意味だと思ったし自分の水を無理に分かってもらう必要もない気がしてきた。 私は私であるし、あなたはあなたである。って感じ。 それを全員が理解するのは難しいよな。 思考が偏りすぎた時にこの本を読みたいと考えた。 自己分析、俯瞰力→その為の微々努力をしようという本だった。
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本の紹介 我々は無意識に、つまらなくて、苛立つような人生を選んでいる。だから意識的に、「リベラル・アーツ」で得た考える方法を用いて、日常を見なければならない。 感想 正直なところまだフォレスが言いたいことを理解できてないかと思うので、もう一度読む。
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大学の卒業スピーチ登壇後3年で自死した、天才作家の卒業スピーチ。 リベラルアーツとは何なのか?考えさせられる リベラルアーツ→モノの考え方、何を考えるべきかを選択する 人は傲慢・過信・閉ざされた心という牢獄にいる →批判的な自意識を持つこと モノの考え方を学ぶ →①何をどう...
大学の卒業スピーチ登壇後3年で自死した、天才作家の卒業スピーチ。 リベラルアーツとは何なのか?考えさせられる リベラルアーツ→モノの考え方、何を考えるべきかを選択する 人は傲慢・過信・閉ざされた心という牢獄にいる →批判的な自意識を持つこと モノの考え方を学ぶ →①何をどう考えるかコントロールする術を学ぶ →②意識的に何に目を向けるか、意味を汲み取るかを選ぶ 人は自己中心的になるよう初期設定されている 本当の自由とは、 視野を広く、自意識を保ち、規律を守り、努力を怠らず、他を思いやる。そんなささやかな事を毎日続ける事 自身を啓蒙する事、それが人生の大仕事 躁鬱病だろうが何度も自殺を試みようが、 力(才能)があれば、 卒業スピーチだけでなく大統領スピーチの依頼をしちゃうアメリカの度量がただただスゴイなと… 大学の卒業生がこれを聴いて理解出来るというのもレベル高け〜と思ってしまう。
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卒業生に向けたスピーチ。その数年後に、スピーチ内でも触れているように自ら命を絶った話者。 原語でもよみたい。
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難しかった なにをどのように考えるか。 考えるものを選ぶことはできる リベラルアーツの考え方などはわかったが、これは水ですの寓話からなにがいいたいのか、筆者の30歳、50歳になるまでにそれを身につけてどうか頭を撃ち抜きたいと思わないようにしてほしいって部分で伝えたいことがわからなかった
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もしも、私が大学の卒業式にこのスピーチを贈られたら、真剣に頷いているが本当の意味はわからなかっただろう。 生活すること、生きることは嫌と言う程の繰り返しで、その中で思考はすぐに苛立ち、退屈し、消費に走るような初期設定の思考となってしまう。 だけど、初期設定にするかどうかはいつでも...
もしも、私が大学の卒業式にこのスピーチを贈られたら、真剣に頷いているが本当の意味はわからなかっただろう。 生活すること、生きることは嫌と言う程の繰り返しで、その中で思考はすぐに苛立ち、退屈し、消費に走るような初期設定の思考となってしまう。 だけど、初期設定にするかどうかはいつでも選ぶことができる。そういう自由があることを忘れてはいけない。 きっと、私は直ぐに忘れる。忘れたら、思い出すために何度でも読みたいと思う本だった。 「三十歳、いや、たぶん、五十歳になるまでにどうかそれを身につけて銃でじぶんの頭を撃ち抜きたいと思わないようにすること」と言った彼の最期を含め、なんとも言えないスピーチ。
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魚の目に水見えず人の目に空見えず。 恐らく英語のスピーチを日本語にしているところで、ニュアンスとかが潰れてしまっているとは思う。普遍的で良い内容なので、ニュアンスを大事にして、母国語で噛み締めるべきなのかなと思いました。 身近なものを大切に、感謝を感じて生きていきます。
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保持しておいて再読必須かも知れない。いかにして無意識に押し付けられた初期設定を解除・調整するか、人に優しくいられるか。
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