風に恋う の商品レビュー
風が吹く。音とは振動だが、この小説からは確かに音が鳴った瞬間に風が吹くのを感じた。 一瞬に全てを賭けたい。生徒たちが一丸になっていく瞬間、そしてバラバラだった音が固まって一つのドラマに、物語になっていく様に震えた。 加えて魅せるのが人間ドラマだ。迷い、悩みながらも進んでいく学生時...
風が吹く。音とは振動だが、この小説からは確かに音が鳴った瞬間に風が吹くのを感じた。 一瞬に全てを賭けたい。生徒たちが一丸になっていく瞬間、そしてバラバラだった音が固まって一つのドラマに、物語になっていく様に震えた。 加えて魅せるのが人間ドラマだ。迷い、悩みながらも進んでいく学生時代、その熱さを切り取った作品は山ほどあるが、本作は群を抜いていた。 クライマックスは息を呑んだし、その後の展開まで瞬きを忘れたが如く読み進めた。 音に取り憑かれた人々はこんな風に恋を続けるのだろう。
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風に恋う 2025.08.21 吹奏楽をテーマにした小説。部活の青春物語はよくあるけれど、これは特に爽やかにかきあげられていた。 物語の終わり方も青春の爪痕を残すような、印象深いいい感じの雰囲気で終わっていた。
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吹奏楽部の生徒と指導者の揺れ動く気持ちが丁寧に書かれていて目が離せなくなりました。 最後はそれぞれがきちんと目標を目指し進んで行く様に、声援を送りたいです。
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ブラボー!!! こんな表現ができる?! こんな風に言える?! こんな風に思える?! どこを取ってもキラキラしてて いいお話を読ませていただきました
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流石、額賀さんですね。冒頭から物語に引き込まれました。グイグイと読ませる本ではないけれど、ささやかで強い願いを、しっとり爽やかに見せてくれる青春小説でした。
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おもしろかった。 高校生の主人公が憧れの人であるコーチと部の仲間と一緒に吹奏楽の全国金賞を目指す青春小説。 主人公らの吹奏楽へまっすぐ向き合っていく姿、悩み、ぶつかり、葛藤する姿。 コーチが抱えているものと向き合う姿。 ベタだけど、丁寧に描かれていて引き込まれた。 ☆3.8
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中盤久々に感動し、少し泣きました。単なる部活サクセスストーリーではなく、勉強との両立の葛藤やその後も続く人生についてのアドバイスをくれるような、そんな素敵なお話でした。 最後全国大会の場面、たくさんの熱量が文章から伝わってきて、ほんとに面白かったです。
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高校生の茶園基と千学OBで指導員として来た瑛太郎、基の幼馴染の玲於奈達、吹奏楽部が全日本の出場を目指していくお話しでした。 私も子どもも運動系で、吹奏楽の世界は全く知りませんでした。 そして、申し訳ないけど、ゆる〜い感じがしていましたが、この話を読んで運動部と変わらず大変な思い...
高校生の茶園基と千学OBで指導員として来た瑛太郎、基の幼馴染の玲於奈達、吹奏楽部が全日本の出場を目指していくお話しでした。 私も子どもも運動系で、吹奏楽の世界は全く知りませんでした。 そして、申し訳ないけど、ゆる〜い感じがしていましたが、この話を読んで運動部と変わらず大変な思いをしていたんだなと思いました。 P267「好きなものを嫌いにさせない。好きでいることで彼等を傷つけさせない」に親として子どもの部活をしっかりと応援できていなかったと反省してしまいました。 涙が出て感動するというお話しではなかったけど、青春っていいな〜と爽やかな気持ちになれるお話しでした。 そして、瑛太郎の将来を素敵な感じに想像できる終わり方が、良かったです。
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わ、よかった。 文句のつけようもない、青さ。 年のせいか、主人公よりも瑛太郎の方に感情移入しがちだった。瑛太郎も一緒に成長していく感じがいい。大人って、子供が思ってるほど大人じゃあない。 部活!って感じの作品が多い中、受験や勉強との両立の難しさ、葛藤がリアルでよかった。 この上な...
わ、よかった。 文句のつけようもない、青さ。 年のせいか、主人公よりも瑛太郎の方に感情移入しがちだった。瑛太郎も一緒に成長していく感じがいい。大人って、子供が思ってるほど大人じゃあない。 部活!って感じの作品が多い中、受験や勉強との両立の難しさ、葛藤がリアルでよかった。 この上なく爽やか。
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かつて全日本吹奏楽コンクールに出場した強豪校だたが、現在は県大会も通過できない千間学院高校吹奏楽部。 中学3年間吹奏楽に明け暮れていた茶園基は、進学した千間学院吹奏楽部で、新たにコーチに就任したかつての黄金時代のキャプテンで憧れの不破瑛太郎に出逢う。瑛太郎は吹奏楽部を全日本に出場...
かつて全日本吹奏楽コンクールに出場した強豪校だたが、現在は県大会も通過できない千間学院高校吹奏楽部。 中学3年間吹奏楽に明け暮れていた茶園基は、進学した千間学院吹奏楽部で、新たにコーチに就任したかつての黄金時代のキャプテンで憧れの不破瑛太郎に出逢う。瑛太郎は吹奏楽部を全日本に出場させるために、コーチとして戻ってきたのだ。
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