1,800円以上の注文で送料無料

下町ロケット(2) の商品レビュー

4.4

91件のお客様レビュー

  1. 5つ

    43

  2. 4つ

    33

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/11/17

『空飛ぶタイヤ』を読んだとき、登場人物たちの置かれた状況に思いを馳せて、これほど頭に血がのぼった本が今まであっただろうかと考えたのを思い出します。 『下町ロケット』のそれは『空飛ぶタイヤ』に比べるとほんの少しだけ下がるものの、やっぱり自分も佃製作所にいるかのように憤ったり悲しん...

『空飛ぶタイヤ』を読んだとき、登場人物たちの置かれた状況に思いを馳せて、これほど頭に血がのぼった本が今まであっただろうかと考えたのを思い出します。 『下町ロケット』のそれは『空飛ぶタイヤ』に比べるとほんの少しだけ下がるものの、やっぱり自分も佃製作所にいるかのように憤ったり悲しんだり喜んだり忙しい。血圧上がるんですけど(笑)。 商いの根本はいつの時代になろうが同じ。正直に誠実に仕事をしていればいつか実を結ぶと信じたい。『みをつくし料理帖』や『あきない世傳』にも通じるものがあります。 WOWOW版で観ていた私としては、佃社長は三上博史なんですけどね。 白熱の読書時間。

Posted byブクログ

2024/11/13

次なる佃製作所は、ロケットから人体へ「ガウディ」と呼ばれる医療機器の新たな挑戦が始まる素晴らしい作品でした。 上手くいかず錯綜する関係者達が諦めずに夢を追い続ける様は、まさに圧巻でした。

Posted byブクログ

2024/08/08

オーディブルで視聴。 相変わらず心が震える。 何かを成し遂げようとする姿に、ひたすら心を打たれて涙した。

Posted byブクログ

2024/04/06

前作にとても感動したので、内容を忘れないうちに!と続編を購入しました。分野外の人々と手をとる難しさってあるんでしょうね。企業といえど、損得だけではない熱い想いに触れることが出来て、今作も本の中で良い体験が出来ました。

Posted byブクログ

2024/03/27

面白かった! 中小企業の熱い想いが伝わってきました。…間違えて本編より先に読んでしまっていたのに読み終わってから気がついたのですが、それでも理解して楽しく読めました。

Posted byブクログ

2024/03/01

Amazonオーディブルで聴いた。 面白かった。 池井戸潤は安定してるなぁ。 貴船がクソで、一村はとても良い人だった。 仕事に夢をなくしたらただの金儲けで、それじゃつまらないだろう?みたいな佃の台詞は美しいけど、私の仕事はただの金儲けです、どうもスンマセン…という気分(^_...

Amazonオーディブルで聴いた。 面白かった。 池井戸潤は安定してるなぁ。 貴船がクソで、一村はとても良い人だった。 仕事に夢をなくしたらただの金儲けで、それじゃつまらないだろう?みたいな佃の台詞は美しいけど、私の仕事はただの金儲けです、どうもスンマセン…という気分(^_^;)

Posted byブクログ

2024/02/04

もうずいぶんと、長い間積ん読状態だったところついに手をつけ読破。いやー、長かった。手をつけたら、もうさくさく読めて面白いしホロッと来るところもあって。 真っ向勝負まかり通るわけではない世界で強者の嫌がらせを受けながらも怯まず技術的優位性を武器に資金力に勝る強者をも巻き込む。痛快で...

もうずいぶんと、長い間積ん読状態だったところついに手をつけ読破。いやー、長かった。手をつけたら、もうさくさく読めて面白いしホロッと来るところもあって。 真っ向勝負まかり通るわけではない世界で強者の嫌がらせを受けながらも怯まず技術的優位性を武器に資金力に勝る強者をも巻き込む。痛快ですね、毎度。

Posted byブクログ

2023/11/15

ものづくりの大変さと、そこに関わる人の様々な思い、そして何より完成させた時の達成感をこの本を通して感じることが出来ました。 前作とはまた違った感動を味わえた。

Posted byブクログ

2023/10/27

ロケットから人体へ―。町工場・佃製作所の新たな挑戦。 ピンチに次ぐピンチ。でも諦めない。 いやあおもしろいねえ。期待を裏切らないねえ。ザ・エンターテイメント。

Posted byブクログ

2023/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先月読んだ作品の続編。 こちらも数年前にドラマ視聴していての原作初読み。 同じ感想になるが、心臓の弁を医療用バルブで、、と読んでもピンとこない。 そこでドラマの映像が、子どもたちの入院シーンや福井の中小企業にあった医療用の繊維を織る器機がよみがえってきた。 ガウディ編では病名、医療機器の名称、お役所への申請(PMDA)など、これまた小説だけでは難解すぎる。 本作のさいごにあった解説をよんで初めて知ったが、原作の小説の執筆中に、ドラマの放送開始。 しかもドラマ1作品のなかに「ロケット」と「ガウディ」の小説2作分を詰めこんであったそうだ。 たしかに文字だけでは伝わらない部品の形や開発の苦悩、ロケットの打ち上げや人工弁ガウディが正常に動く様には感涙だった。 池井戸作品で忘れてならないのは、悪人で奈落へ堕ちていく者もあれば、改心して次の道を進む人もいること。 敗者でも二通りあるんだと示してくれる。 主人公 佃も一度失敗したロケット開発とはちがう、新しい夢にむかうように、前を向いていこうという力を与えてくれる。 あっぱれ!!

Posted byブクログ