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下町ロケット(2) の商品レビュー

4.4

88件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

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2024/04/06

前作にとても感動したので、内容を忘れないうちに!と続編を購入しました。分野外の人々と手をとる難しさってあるんでしょうね。企業といえど、損得だけではない熱い想いに触れることが出来て、今作も本の中で良い体験が出来ました。

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2024/03/27

面白かった! 中小企業の熱い想いが伝わってきました。…間違えて本編より先に読んでしまっていたのに読み終わってから気がついたのですが、それでも理解して楽しく読めました。

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2024/03/01

Amazonオーディブルで聴いた。 面白かった。 池井戸潤は安定してるなぁ。 貴船がクソで、一村はとても良い人だった。 仕事に夢をなくしたらただの金儲けで、それじゃつまらないだろう?みたいな佃の台詞は美しいけど、私の仕事はただの金儲けです、どうもスンマセン…という気分(^_...

Amazonオーディブルで聴いた。 面白かった。 池井戸潤は安定してるなぁ。 貴船がクソで、一村はとても良い人だった。 仕事に夢をなくしたらただの金儲けで、それじゃつまらないだろう?みたいな佃の台詞は美しいけど、私の仕事はただの金儲けです、どうもスンマセン…という気分(^_^;)

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2024/02/04

もうずいぶんと、長い間積ん読状態だったところついに手をつけ読破。いやー、長かった。手をつけたら、もうさくさく読めて面白いしホロッと来るところもあって。 真っ向勝負まかり通るわけではない世界で強者の嫌がらせを受けながらも怯まず技術的優位性を武器に資金力に勝る強者をも巻き込む。痛快で...

もうずいぶんと、長い間積ん読状態だったところついに手をつけ読破。いやー、長かった。手をつけたら、もうさくさく読めて面白いしホロッと来るところもあって。 真っ向勝負まかり通るわけではない世界で強者の嫌がらせを受けながらも怯まず技術的優位性を武器に資金力に勝る強者をも巻き込む。痛快ですね、毎度。

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2023/11/15

ものづくりの大変さと、そこに関わる人の様々な思い、そして何より完成させた時の達成感をこの本を通して感じることが出来ました。 前作とはまた違った感動を味わえた。

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2023/10/27

ロケットから人体へ―。町工場・佃製作所の新たな挑戦。 ピンチに次ぐピンチ。でも諦めない。 いやあおもしろいねえ。期待を裏切らないねえ。ザ・エンターテイメント。

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2023/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先月読んだ作品の続編。 こちらも数年前にドラマ視聴していての原作初読み。 同じ感想になるが、心臓の弁を医療用バルブで、、と読んでもピンとこない。 そこでドラマの映像が、子どもたちの入院シーンや福井の中小企業にあった医療用の繊維を織る器機がよみがえってきた。 ガウディ編では病名、医療機器の名称、お役所への申請(PMDA)など、これまた小説だけでは難解すぎる。 本作のさいごにあった解説をよんで初めて知ったが、原作の小説の執筆中に、ドラマの放送開始。 しかもドラマ1作品のなかに「ロケット」と「ガウディ」の小説2作分を詰めこんであったそうだ。 たしかに文字だけでは伝わらない部品の形や開発の苦悩、ロケットの打ち上げや人工弁ガウディが正常に動く様には感涙だった。 池井戸作品で忘れてならないのは、悪人で奈落へ堕ちていく者もあれば、改心して次の道を進む人もいること。 敗者でも二通りあるんだと示してくれる。 主人公 佃も一度失敗したロケット開発とはちがう、新しい夢にむかうように、前を向いていこうという力を与えてくれる。 あっぱれ!!

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2023/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回もよかったね。 確かに開発は損得勘定があるのよ。 残念だけれども世の中はカネ。 だけれども、それに関わって その結果できたものはリスクは大きいけれども それ以上に未来を作り出すことができるの。 今回の相手はそれを急ぎすぎたわね。 そして急ぎすぎたあまりに完成していないデータを 盗み出してしまったというね。 まああの人の逮捕は必然でしょうね。 そんなことをする人にNASA(笑)の技術は 微笑みかけてくれるわけないでしょうに。

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2024/05/02

やっぱり面白い。『ガウディ』のネーミングも粋です。 どんでん返し系なのは分かっているが、文体や構成によって憎らしさの度合いが映像化していなくとも伝わって来る。池井戸先生の作品だからこそ味わえる臨場感。ドラマがうろ覚えだったからこそ楽しめたのかも知れないが、スッキリさせてくれました...

やっぱり面白い。『ガウディ』のネーミングも粋です。 どんでん返し系なのは分かっているが、文体や構成によって憎らしさの度合いが映像化していなくとも伝わって来る。池井戸先生の作品だからこそ味わえる臨場感。ドラマがうろ覚えだったからこそ楽しめたのかも知れないが、スッキリさせてくれました。

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2023/08/20

Audible読了 ロケットの次は先端医療だ! 人間の命、もっというと心臓病の子どもたちの笑顔がドラマの重みをグッと引き上げている。子を持つ親ならばウルっときてしまう場面もあり、改めて池井戸作品の幅の広さを感じた。 作中、佃社長の仕事に対する捉え方に目を引かれた。 「仕事は二階...

Audible読了 ロケットの次は先端医療だ! 人間の命、もっというと心臓病の子どもたちの笑顔がドラマの重みをグッと引き上げている。子を持つ親ならばウルっときてしまう場面もあり、改めて池井戸作品の幅の広さを感じた。 作中、佃社長の仕事に対する捉え方に目を引かれた。 「仕事は二階建ての家」 1階は文字通り生命維持に必要な台所やトイレがある。 対して2階にあるのは見晴らしの良い部屋や遊び部屋。つまりは夢や理想を意味する。 仕事に必要なのは、生活も夢もどちらもで、どちらが欠けてもダメだと。去り行く部下に、社長が言い聞かせるシーンにズシーンときた。シンプルに共感できるし、佃製作所という組織を見ればこそ、頷けるセリフ。こんなに熱量あるリーダーが作る、グルーヴ感。逆に残る側の部下からは「ウチの家なんか、風通しが良すぎて寒いくらいですよ」と軽口が飛ぶ。笑えるくらい、うらやましい。 私が身を置く会社は、良くも悪くも帝国重工寄り。すでに陳腐化しつつある自動車産業の一角。組織の硬直化は言わずもがな。この家に2階があるのか。流行りの平屋なのかもしれん、と笑えるくらい、諦めた。最近イキのいい若手に会えて、この人を社長にしたいと思ったほど。 そんな佃社長が会社のピンチをくぐりぬけ、達成感あふれる場面で放った名言がもう一つ。 ──会社ってこうやって成長していくものなんだな。みんなと同じ成功体験をくぐりぬけ、時に何かを失いながら何かを得ていく。その繰り返しなのかもしれない。それは楽な道ではないと思う。だからこそ、お互いに励ましあって支えていかなきゃならないと思う。 会社の成長と人の成長が見事にリンクした胸アツの一言。もうついていきたいですっ…社長!

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