このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法 の商品レビュー
小説形式って思った以上に読みやすい。説教くさくないし、章ごとまとめがあり、最後にもまとめがまとまっていて、本の作りとしても良い。 今の自分と仕事の位置付けも客観的にみることができたし、今後の仕事の選び方の参考にもなった。情報より思考法が大切であることがよく理解できた。 とりあえず...
小説形式って思った以上に読みやすい。説教くさくないし、章ごとまとめがあり、最後にもまとめがまとまっていて、本の作りとしても良い。 今の自分と仕事の位置付けも客観的にみることができたし、今後の仕事の選び方の参考にもなった。情報より思考法が大切であることがよく理解できた。 とりあえず登録していた転職エージェントを、サクッと解約した。
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小説形式だからとても読みやすかった。 本書のタイトルは”転職”が前面に押し出されているが、内容は全ての仕事をしている社会人、もしくは社会に出る前の学生さんに対して、”会社で仕事をするとはどういう事か、どういう心構えを持っていれば良いか” を解りやすく物語形式で説明してくれている...
小説形式だからとても読みやすかった。 本書のタイトルは”転職”が前面に押し出されているが、内容は全ての仕事をしている社会人、もしくは社会に出る前の学生さんに対して、”会社で仕事をするとはどういう事か、どういう心構えを持っていれば良いか” を解りやすく物語形式で説明してくれている。 こういった類の本の多くは、”好きな事を仕事にしろ、そうすれば全てうまくいく” 的な内容が多いが、本書は”特に好きな事、得意な事がない” 人間に対してもどういう風にキャリアを築いていけば良いのか、的確にアドバイスしてくれている。 本文の大事な内容は、巻末の「ノートまとめ」に纏まられているので、見直しもしやすい。 転職に必要なのは情報でもスキルでもなく、確かな判断軸。 転職に踏み出すことはかなり勇気のいる行動だ。 しかしそれをプラスに捉えられるようなことが書かれていた。 【中途で入社する際の3つの「落とし穴」】 ・役員が新卒社員出身で占められている →そもそも中途が活躍できる文化がない ・自分の職種が会社の強みと一致していない →会社の「強み」となる部署以外で入社しても裁量権を得にくい ・人材に依存せずに回るビジネスモデルである →転職しても自身の市場価値は高まらないケースが多い
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【感想】 マーケットの選び方や自分の好きなことの探し方など転職する上で基本的なことを学べる。 今の仕事に違和感を感じている人は読む価値がある。 【要約】 ・会社を選ぶ際は右肩上がりのマーケットを選ぶこと ・良い緊張感を保っている時が一番楽しく働ける状態 ・自分の好きなことは ...
【感想】 マーケットの選び方や自分の好きなことの探し方など転職する上で基本的なことを学べる。 今の仕事に違和感を感じている人は読む価値がある。 【要約】 ・会社を選ぶ際は右肩上がりのマーケットを選ぶこと ・良い緊張感を保っている時が一番楽しく働ける状態 ・自分の好きなことは 1:他の人から上手だと言われるが「自分ではピンとこないもの」から探す方法 2:普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」から探す方法 この二つの方法がある ・伸びる市場の探し方 方法①:複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する方法 ②:既存業界の非効率を突くロジックに着目する ・会社を探す時は以下に着目 1.マーケットバリュー 2.働きやすさ 3.活躍の可能性 ・働きやすさはマーケットバリューと相反しない。むしろ、長期的には一致する ・活躍の可能性を確かめる三つの質問 1.「どんな人物を求めていて、どんな活躍を期待しているのか?」 2.「今いちばん社内で活躍し、評価されている人はどんな人物か?なぜ活躍しているのか?」 3.「自分と同じように中途で入った人物で、今活躍している人はどんな社内パスを経て、どんな業務を担当しているのか?」 【自分のアクション】 ・転職時は市場調査をする(働きやすさと市場の伸び方は相関する) ・これまでやった仕事の中でストレスを感じなかった仕事とストレスを感じた仕事、よく誉められること評価されなかったことをピックアップする。
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転職を考えていなくとも、組織を見る目を養う勉強になりました。小説スタイルという点も読みやすく、普通に面白い!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
転職に必要なのは情報でもスキルでもなく、確かな判断軸。 転職に踏み出すことはかなり勇気のいる行動だ。 しかしそれをプラスに捉えられるようなことが書かれていた。 楽しくない仕事をしている人はお金に買われているという言葉を見て、自分の人生の大切な時間を経営者によってお金で買われている。 本当にそれでいいのだろうかと考えた。 自分は楽しく仕事ができているが、もし楽しくない仕事をしている人がいるのならば、すぐにでも転職を考えるべきだと感じた。 そしてほとんどの人にやりたいことは必要ないという言葉。 仕事を楽しむ人間が使う言葉は二種類に分けられる。 1.to do(コト)に重きを置く人間 何をするのか、で物事を考える。明確な目標や夢をもっている。 2.being(状態)に重きを置く人間 どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する ほとんどの人はbeing型の人間。 心からやりたいことなど必要ない。 ある程度やりたいことは必ず見つかる。 being型の人間にとって重要なのはやりたいことより状態 1.自分の状態 主人公は適切な強さか。信頼できるか。 2.環境の状態 緊張と緩和のバランスは心地よい状態か。 being型の人間が好きなことを見つける方法 1.他の人から上手だと言われるが自分ではピンとこないもの。 2.普段の仕事の中で全くストレスを感じないことから探す方法 自分もbeing型の人間であると思った。 何をするのか明確な目標をもつことは難しく感じる。 大きなことを成し遂げた人はto do型が多いと思ったが、99%の人はbeing型。 自分の好きなことは何かを自分と向き合って考えていきたいと思う。
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転職の思考法であり、働くうえでの思考法だと感じた。物語調で語られていくので読みやすい。小さな好きなことを、自分に嘘をつかずにやっていきたいと思った。登場人物の黒岩さん、ずっと脳内では阿部寛さんで再生されてました。
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仕事をしていると本書のタイトル通り、 このままいまの会社にいていいのか迷うことがあります。 転職するかしないかの判断をするためにも指針や考え方が 知りたく本書を読みました、 自分の現時点での市場価値の考え方、 転職するときに選ぶ業界や会社の選定方法、 転職のときの考え方など 述...
仕事をしていると本書のタイトル通り、 このままいまの会社にいていいのか迷うことがあります。 転職するかしないかの判断をするためにも指針や考え方が 知りたく本書を読みました、 自分の現時点での市場価値の考え方、 転職するときに選ぶ業界や会社の選定方法、 転職のときの考え方など 述べられており、参考にできる点が多かったです。 少しでも転職の考えがあり、 どうするべきか迷っている人に おすすめの1冊です。
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・マーケットバリューの測り方 一人当たりの業界の生産性×人的資産×技術資産(専門性もしくは経験)の体積 一生食えるかどうかは上司を見るか、マーケットを見るかで決まる、 キャリアは20代で専門性、30代で経験、40代で人脈が重要。 仕事のライフサイクル イスの多い×代替可能性...
・マーケットバリューの測り方 一人当たりの業界の生産性×人的資産×技術資産(専門性もしくは経験)の体積 一生食えるかどうかは上司を見るか、マーケットを見るかで決まる、 キャリアは20代で専門性、30代で経験、40代で人脈が重要。 仕事のライフサイクル イスの多い×代替可能性が高いの2軸で、ニッチ→スター→ルーティンワーク→消滅で流れる。 衰退する業界にいてはマーケットバリューは伸びない。 伸びるマーケットの見分け方 複数のベンチャーか参入し、各社が伸びているサービスに着目する 既存業界の非効率性を着くロジックに着目する 会社の選び方 マーケットバリュー 働きやすさ 活躍の可能性 企業選びのポイント 中途を活かすカルチャーはあるか 自分の業種が会社の強みと一致しているか マーケットバリューと給料のギャップは40代後半まで教えてくれない being型の人間、つまりどんな人でありたいか、状態でありたいか、を重視する人間。楽しむためには、マーケットバリューを高めること。その上で仕事つく嘘を最小化すること。 人には緊張と緩和のバランスがある。ここ半年で3個以上よ良い緊張があればよいが、3個未満もしくは悪い緊張が10個あれば新しいことへの挑戦や、転職を考える。 being型の人間が好きなことを見つける方法 1 他の人から上手と言われるが自分ではピンとこないものから探す 2 仕事のなかで全くストレスを感じないことから探す 自分にラベルを貼る。新規開拓の鬼とか。それをマーケットバリューとは別の転職の軸に据える。
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メモ 「本質的な意思決定」 人は、大抵本質的な意思決定をしていない。 本質的な意思決定とは、「何かを捨てること」である。 「会社に文句を言う義理はない」 会社は、社長ないしは創業メンバーが苦労して作った船。後から乗船させてもらった分際で、文句を言う義理はない。文句を言うくらいな...
メモ 「本質的な意思決定」 人は、大抵本質的な意思決定をしていない。 本質的な意思決定とは、「何かを捨てること」である。 「会社に文句を言う義理はない」 会社は、社長ないしは創業メンバーが苦労して作った船。後から乗船させてもらった分際で、文句を言う義理はない。文句を言うくらいなら、代替案を提示するか、転職するかの2択である。 「社内の人間は信頼しすぎるな」 社内の人間は、あくまで会社の利益、自分の出世のことしか考えていない。 転職の意を打ち明けて、上司にバラされたら、社内での立場はなくなる。 最悪の事態を想定した、言動を心がけろ。 「マーケットバリューと給料」 マーケットバリューと給料は長期的には一致する。 給料に目が眩んで、頭打ちの成熟産業を選んだ場合、給料は下がることはあっても、上がることはない。 「凡人の選択肢」 どんな人間でも、人生の岐路はくる。 その分岐点に差し掛かった時、まず、論理的に物事を分析する。それでもまだ、決断できないようなら、「自分のことを嫌いにならない選択肢」を選ぶこと。 「失敗とは何なのか」 成功者は「失敗は成功のもと」と言う。 実際、挑戦と失敗を繰り返さなければ、成功は得られない。自明な真理だ。 では、失敗とは何なのだろう。 それは「腹を括るべきタイミングで、覚悟を決めきれなかったとき」だ。
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転職するなら一読すべき。書類作成の段階ではあまり活かせなかったけど、面接の段階ではこれを聞け!こういう観点で話せ!とか具体的なアドバイスが載っていてわかりやすい。現職のゴタゴタは不要だけど読み物としては面白かった。
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