心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 の商品レビュー
精神科医を長くやって来たおばあちゃんが話してくれる、心と上手くやっていく方法。 読んでいると、自分は自分のままでいいんだな、上を目指さなくても他人と比較しなくてもいいんだな、という気持ちになり、心が落ち着いた。大体どれもよく言われることだし、大したことは書かれていないかもしれない...
精神科医を長くやって来たおばあちゃんが話してくれる、心と上手くやっていく方法。 読んでいると、自分は自分のままでいいんだな、上を目指さなくても他人と比較しなくてもいいんだな、という気持ちになり、心が落ち着いた。大体どれもよく言われることだし、大したことは書かれていないかもしれないが、なんとなく他とは違ってすっと胸に入ってくるようだった。 カタカナ語も少なく読みやすかった。
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・仕事はお金を稼ぐため、生きてくためでいい ・人間結局は一人で生きていく ・孤独であることが悪いことではない ・人との距離をとってうまく生きていく ・頑張りすぎなくていい、完璧じゃなくていい
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夢や目標がなくて、やりたいことを探し始めたが、やはり現実で働くと意気消沈してしまう…。 そんなときにこの本を読んで、そんなに力を入れない生き方もありだなあと思った。 まだまだ若いし挑戦する勇気をもっていこうとは思うけど、ちょっと疲れたなあと感じたら、何回でも読みたいと思った。
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日々、目の前のことを。 孤独を受け入れながらも、適度な距離感で付き合う。 家族でも、友達でも。 でもね、それが「こうあらねばらならない」という決めつけになって、頑固さになって、偏屈さになっていくと、柔軟性がどんどんなくなります。 柔軟性がなくなると、自分のつらさが増していきま...
日々、目の前のことを。 孤独を受け入れながらも、適度な距離感で付き合う。 家族でも、友達でも。 でもね、それが「こうあらねばらならない」という決めつけになって、頑固さになって、偏屈さになっていくと、柔軟性がどんどんなくなります。 柔軟性がなくなると、自分のつらさが増していきますな。 「こんなにがんばってるのに、なぜ報われないのか」と考えだして、人にもつらくあたってしまうかもしらん。
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本は紙の本派だったのだが、生まれて初めてkindleで読んだ本。 新しい発見はないが、ほのぼのとした語り口と、人生の先輩ならではの言葉が心にしみた。考えすぎるから悩む、というのはまさしくその通りだと思った。 心が軽くなる本。
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他書でも述べられていますが、汲々とした現代において、未来よりも目の前のことに集中する、人と比較せず自分の快適を目指す、という視点がとても平易に書かれている。
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やっぱりさすがお年を召されているだけあって、正直「古い!」と思う考え(例えば「子どもにとっては両親揃っている方が良い」とか。)もあり、流し読み程度にしました。仕事は「金を稼ぐため」でいいじゃないか、というのは、あぁいいなぁと思います。
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《折り合いのつけ方》 上手く力を抜く。 欲を出さない。 絶妙な距離感。 第二次世界大戦の直後から、医療の流れに乗り精神科の医師となり、長年に渡って人を癒してきた考え方、それが「折り合いをつける」ことなのかと感じました。 ちょっと生きるのが辛いなと思う人達に是非読んでもらいた...
《折り合いのつけ方》 上手く力を抜く。 欲を出さない。 絶妙な距離感。 第二次世界大戦の直後から、医療の流れに乗り精神科の医師となり、長年に渡って人を癒してきた考え方、それが「折り合いをつける」ことなのかと感じました。 ちょっと生きるのが辛いなと思う人達に是非読んでもらいたい本の発見です。
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読んでて楽になる本 文章がすごく優しい 目の前のことを一生懸命頑張って 見つけていくことも大事なんだと思った
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
仕事に対して過剰に期待しない。 仕事の好き嫌いで最も大事なことは、内容よりも人間関係が多い。 今の場所でできることをやってみる。目の前のことをおろそかにしない。そうすれば、先のことを考えて不安になる余裕もなくなる。 感謝の気持ちを忘れない。 自分の弱いところを安心して出せる人間関係が大事だが、現代はこのような人間関係が希薄になってきていると感じる。かくいう自分も学生自体の友人とは何でも話せると思いきや、やはり自分の弱みを全てさらけ出すのは難しいと思う。このような現代だからこそ、心のクリニックやカウンセリングという第三者が重要になってきているのかもしれない。 仕事のオン、オフの区別をしっかりつけて、オフでは仕事のことを考えない訓練が必要。簡単にはできないが訓練すればできるようになる。どうしても考えてしまう場合は、紙にでも書き出して客観視すれば気持ちが落ち着く。そもそも暇がなければ、あれこれ考えることもできなくなる。オフの日もぼーっと過ごすのではなく、趣味でも何でもよいので楽しいことに没頭するようにすればよい。 人と比較した「幸せ」ではなく、自分に必要なものは何かを追求することで、本当の幸せ「足るを知る」になれると思う。 自分もこの歳になるまでは、いつも一人になるのが嫌だったが、今は逆に一人でいる心地よさをようやく理解することができるようになってきた。著者に比べればまだまだひよっこだが、孤独を愛し自分だけの幸せをゆっくり時間をかけて探していきたい。 --------------------------------------- 「なんで働くだろう?」と迷ったら、単純に「働くのは、自分が食べていくお金を稼ぐため」と割り切ればよい。「生きがい」や「己の成長」は余裕ができたらボチボチ考えればいい。 気を張らず「目の前の人のお役に立てばいい」くらいの気持ちで仕事をすればよい。 やらないよりは、やるほうがマシかな?くらいのモチベーションが仕事を無理なく続けるコツ。過剰な期待をしない。 仕事の好き嫌いなんて実はちょっとしたもので、仕事の内容よりも人間関係の方がよっぽど大事だったりする。 幸せかどうかを考え始めると、「他の誰かと比べて自分はどうか」と考えて決める人が多い。これを始めたらきりがない。 若いことは欲求不満をバネにして「もっともっと」と頑張るのもわるくないが、歳をとってきたら、ちゃんと己を知って「もっともっと」を一つずつ捨てていったほうがラクになる。 人生に唯一の正解はない。自分で納得していくことが大事。今大切にすべきことを中心にして、ぼちぼち行動していく。 「今いる場所で、どうしたら己が快適に過ごせるか」を中心に考える。周囲を変えるのではなく、「自分がどう動けば快適になるか」を考える。 人は「~してくれ」と言われてやるのは嫌なもの。それが上司部下の間でも同じ。何かをしてくれることは当たり前でないと考えて生活できると、ちょっとしたことにも感謝できるようになる。 快適な気持ちのいい人間関係をどう作るかといえば、相手に対してできるだけ不満を持たないことです。不満がたまると、つい顔や態度に出てしまい相手にも伝わってしまう。 心の悩みは薬では100%消せるわけでもないし、他人のアドバイスで解決するわけでもない。自分で少しずつ少しずつ、もがきながら長い間をかけて答えを見つけていくしかない。 自分の弱いところを安心してさらけ出せるような人間関係があれば、人はなんやかんや元気でやっていけます。 目の前のことがおろそかにならないようにすること。何においても、それが一番大事なこと。 仕事をしていないときには、仕事のことは考えないようにしてください。今考えるべきこと、そうでもないことをしっかり区別して、切り離す特訓をしましょう。 ウジウジとあれこれ考えないようにするには、暇を作らないことに限ります。仕事を増やすと大変なので、習い事でも運動でも、楽しいことをやってみればよい。 現代は恵まれた時代に生きているからこそ、「悩むほどでもないこと」に執着し、考えすぎ、不安を大きく、被害者意識を強くしてしまっている。 自分に必要なものは何か、これを追求していくことが、自分は自分、他人は他人を実践していくヒントになる。 現代に生きる多くの人は、孤独を非常に怖がり、忌み嫌っている。必死で孤独にならないように他人と「つながろう」「一緒にいよう」としてしまう。その結果、自分の本位でない付き合いに甘んじるなど、ストレスを倍増させてしまっている。
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