心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 の商品レビュー

中村恒子(著者),奥田弘美(著者)

2021/01/05

シンプルだけど大事なメッセージが詰まっている。90年近く生きてきた筆者の人生論と、精神科医としての考え。心に折り合いをつけてうまいことやる。それが人生なんだと感じる。「他人には他人の人生があり、自分には自分の人生がある」そのとおりだ。「そんなにすぐに結果は出ない、焦るときほど、今この瞬間を大切にする」そのとおりだ。日々、たんたんと生きていく。

2020/12/08

医師＋ご年配の方にありがちな上からの物言いがなく、読みやすい。
心の支えになってくれそうな本。
今後も読み返していきたい。

2020/11/12

心が軽くなる一冊。
みんなその仕事が好きで働いている訳ではなく
今日明日の自分たちを
食べさせるため、それでいいんだと
思わせてくれた。

2020/10/12

ご飯が食べられてそこそこの生活ができれば上出来。
人を変えることにエネルギーを使わない、自分がどうしたら快適に過ごせるかにエネルギーを使う。
情は執着の証、たとえ家族でも自分は自分、他人は他人。我を押し付けると相手も自分もつらくなる。人が自分の期待通りに行動してくれなかったことを寂しいとか悲しいとか思わない。
与えられることを当たり前だと考えてはいけない。もらったものに感謝する。そしてそれ以上は望まない。
小さな親切はけちけちしないで、どんどんやってあげる。
言い争いの後は先に謝る。
しんどい思いも後になって大事な経験だったと感じられることがある、無駄にはならない。
悲しいことから立ち直るには日にち薬が一番。
人と比べたくなるのは仕方がないが皆悩みをもっている。
人の巣立ちを邪魔してはいけない、１～１０まで面倒を見ると成長が止まってしまう。
その日その日を生きていくことを考える。先のことは心配してもわからない。
イヤなことを言われたら、あのひとは家でイヤなことがあったんだろうな、と都合よく軽く受け流す。
孤独はよきもの。日々たんたんと生きる。
一隅を照らす存在になればよし。　共感したい部分が多い良い本でした。

2020/09/23

書かれていることのほとんどにうなずけます。
けれど、若い頃には考えられなかったことです。
歳を重ねたからこそ　このように考えることが出来るようになったのではないかと自分なりに思っています。

「お金のために働く」でええやない。
今となってはホントそう思います。やりたい仕事、好きな仕事が出来る人ってそうそういないだろうと思っていて　自分の人生、充実させるために必要なお金のために働く！でいいんじゃないかと思っています。

「自分がどうしたら快適に過ごせるか」にエネルギーを使う。
日々、穏やかに過ごすために出来ることをやろうと思っています。イライラするのは嫌なので　避けて通ったりしています。それでいいんじゃない？

家庭の平和が、何においてもいちばん。それさえ守れれば、あとはぼちぼちで。
ホント、家庭が平和だと心も穏やかになれます。
子育て中は大変でしたが　今はわりと好きなことをさせてもらってのんびり過ごせていると思います。
旦那さんに感謝♪

孤独死、大いに結構。死に方をあれこれ心配してもしょうがない。
私も今のところ、孤独死でもいいんじゃない？と考えてる方です。
大勢でいるより1人で過ごす時間の方が好きだし、自分には大切な時間。

人間関係の秘訣は、「距離感」に尽きる。
この人といると楽だなぁと思える人と一緒にいたいです。そうじゃない人とは一定の距離感で...！

若い頃はいろいろ考え過ぎて悩んでましたが　歳とともにだんだん考えるのもめんどくさい、まぁいっかぁ...って思ったり...
と言っても　悩んだりしてますけど...人間なんだから悩むのはしかたないですよね...

2020/09/21

心がふっと軽くなる、という感想が多かったのと、精神科医のエッセイというので、自分の仕事の一助になるかなと読んでみた。

書いてあることのほぼ100％が、自分自身が常々考えていることだったので、悪くはないが特に心に響くというものでもなかった。
ただ、89歳という年齢まで、現役で続けてこられたことには驚愕せずにはいられない。中途半端でもいいから続けていくことが大事という先生の考え方を、身をもって体現しているんだな。
こんな風に肩の力を抜いていられるからこその、70年に及ぶ現役生活なんだろうな。

2020/08/15

ちょっと頑張りすぎているかな？
誰とでもうまくやっていきたい！！そんな気持ちが強すぎてるかな？

この本を読んで、なんだか、心が軽くなった気がします。
中村先生の座右の銘「一隅を照らす存在になればよし」心にとめておきたいと思います。

2020/07/26

心が弱っている時なら泣いちゃうかも…って温かさがありました。
生き方や過ごし方、考え方や価値観。
みんな違うのにどうして、こうじゃなきゃダメって思うんだろう。自分で自分にダメのハンコ押して。

距離感について優しく考えてみたいと思いました。

精神科医師になった履歴が興味深々でそちらをもっと掘り下げて書いて頂きたいです！

2020/07/03

心がふっと軽くなる本。
無理し過ぎている、物にあふれている、時間に追われている、そんな現代人の日常を優しく包み込むような一冊。

2020/06/11

人生不思議なのはどの学校でも職場でも合わない人は必ず出てくる事。

挑戦しても逃げても、どこに行っても一緒なんやなぁ。

けど、だからって合わない人全員を変えようなんて絶対に無理。

変えれたとしたら才能です。

そんな事より自分がどう動けば快適になるか考えた方が圧倒的にコスパが良い。