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ハーバードの人生が変わる東洋哲学 の商品レビュー

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34件のお客様レビュー

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2024/03/03

難しいところも多く、一度で理解はできないと思った 1番記憶に残ったのは 行動パターンを打破すること! 役割に縛られて、コミュニケーションがパターンに陥ってる関係 例えば 口うるさい母親←私だ! と反抗的な子供←うちの子だ! パターンに陥ってると自覚し、自分で変えられると気づ...

難しいところも多く、一度で理解はできないと思った 1番記憶に残ったのは 行動パターンを打破すること! 役割に縛られて、コミュニケーションがパターンに陥ってる関係 例えば 口うるさい母親←私だ! と反抗的な子供←うちの子だ! パターンに陥ってると自覚し、自分で変えられると気づくこと! この文章を読めただけでも、この本を読んでよかったと思いました。

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2023/11/17

読書録「ハーバードの人生が変わる東洋哲学」 3 著者 マイケル・ピュエット    クリスティーン・グロス=ロー 訳 熊谷淳子 出版 早川書房 p242より引用 “ 世界が切れぎれなら、世界を新たに構築 するチャンスはいくらでもある。はじめは日々 の生活のほんのささいなことから...

読書録「ハーバードの人生が変わる東洋哲学」 3 著者 マイケル・ピュエット    クリスティーン・グロス=ロー 訳 熊谷淳子 出版 早川書房 p242より引用 “ 世界が切れぎれなら、世界を新たに構築 するチャンスはいくらでもある。はじめは日々 の生活のほんのささいなことから。そこから あらゆることを変えていく。そうすれば、あ とはすべてわたしたちしだいだ。” 目次より抜粋引用 “伝統から“解放された”時代  世界じゅうで哲学が生まれた時代  毎日少しずつ自分を変えるー孔子と<礼> <仁>  心を耕して決断力を高めるー孟子と<命>  強くなるために弱くなるー老子と<道>”  中国史教授とジャーナリストの二人による、 古代中国の思想家たちの教えによって、今を 生きる為の現実への向き合い方について考え る一冊。同社刊行作文庫版。  哲学や思想が生まれた時代背景から各思想 家の個々の教えについてまで、世界への理解 と関わり方に変化をもたらすであろう教えや 考えが記されています。  上記の引用は、本文の最後の一節。 毎日の出来事の積み重ねの続きにしか、未来 は来ないのでしょう。日々を丁寧に生きて、 より良く自分が変化するように過ごしたいも のです。  古代にこの本に出てくるような、物事につ いての考えや取り組み方が生み出されていな がら、未だに世の中が落ち着かないのは、何 といっていいのかわからなくなるところです。 技術が発展して便利にはなっていますが、人 は紀元前からあんまり変われていないのかも しれませんね。 ーーーーー

Posted byブクログ

2023/07/30

キーワードは、「かのように」の礼。例えば、「愛している」、「感謝している」、「おいしい」・・こうした言葉を発することが、「かのように」の礼。我々は日々心からこのように思っていることはなく、複雑な感情を宿して日々生活している。しかし、このような言葉をお互い発することにより、私たちは...

キーワードは、「かのように」の礼。例えば、「愛している」、「感謝している」、「おいしい」・・こうした言葉を発することが、「かのように」の礼。我々は日々心からこのように思っていることはなく、複雑な感情を宿して日々生活している。しかし、このような言葉をお互い発することにより、私たちは本当に愛し合っている「かのような」世界に導かれる。この礼をたゆまなく実践する努力を重ねることが、すなわち仁である。 このように、一見古風で格式ばったように思われがちな中国の古代哲学を、現代を生きる私たちに分かりやすく伝えてくれる。これらは、机上の思想ではなく、実践の哲学。「かのうように」の礼を実践すること意より、私たちは成長できる。

Posted byブクログ

2023/05/03

礼とは、かのように振る舞うこと。 いつものパターン化された自分から抜け出て、同じ生活パターンからも抜け出て、何か違う役割をしてみることで自分自身の多様な面を開発できる。 仁とは、定義できない、実践してこそ理解できるものだが他人に対する思いやりの行動であると言える。

Posted byブクログ

2023/04/02

孔子や孟子の話までは良かったのだが、老子の話から急に「影響力を与える人になるには」という骨子とともに、アメリカ人相手に主張したいことありきで部分的な教えを拡張するような内容に感じたので、一旦ストップ。 東洋哲学の全体感をもう少し掴んでからもう一度戻って来たいと思う。

Posted byブクログ

2023/03/14

ずっと前に買った本なのになかなか読みきることができなかった本。中途半端なところで終わっていたので、最後の筍子の部分を今日初めて読んだ。今までの儒教家の教えを学んだ上で再構成しているだけあって、今の社会にも通用する、必要な考えに思われた。 ・自分が自然だと思ってきたことの多くは人の...

ずっと前に買った本なのになかなか読みきることができなかった本。中途半端なところで終わっていたので、最後の筍子の部分を今日初めて読んだ。今までの儒教家の教えを学んだ上で再構成しているだけあって、今の社会にも通用する、必要な考えに思われた。 ・自分が自然だと思ってきたことの多くは人の手によって作られたものである(アマゾンの森林は過去の裁判の結果、病院のお産はかつて手を洗わないのが普通だった...) ・ありのままとは何か、を定義しだすと議論が停滞する ・自然に還ろうとするのではなく、間違った変化は元に戻せばよいというスタンスで変化し続ける方がより良い社会になる 本書の主題とは異なるが、病院の例にあった、手洗いを推奨した医師の話は個人的にもっと知りたいと思った。 本書の最初の方はだいぶ忘れてしまったのでまたいつか読み返したい。

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2022/11/07

第42回アワヒニビブリオバトル「道」出張@もりのみやキューズモールで発表された本です。 2018.08.22

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2022/09/24

中国の古代哲学者の孔子、孟子、荘子、荀子の考えを取り上げており、非常にわかりやすい説明で勉強になった。本書の原著はThe path であり、本書の根幹テーマになっている「道」の概念を紐解きながら、我々の生活で中国の古代哲学がいかに有用であるかを力強く主張している。 真実の自分、あ...

中国の古代哲学者の孔子、孟子、荘子、荀子の考えを取り上げており、非常にわかりやすい説明で勉強になった。本書の原著はThe path であり、本書の根幹テーマになっている「道」の概念を紐解きながら、我々の生活で中国の古代哲学がいかに有用であるかを力強く主張している。 真実の自分、あるがままの自分を啓蒙する自己啓発本は溢れているが、本書ではそうした考えを否定し、日々の小さな行動から自己変容は可能であると述べている。 道とは世界は変わり続ける一瞬で構成されており、あらゆる物事は相互作用の関係性にあることを意味する。だからこそ、日々の小さな決断で自分のパターン化された意思決定を抜け出し、かのように振る舞うことで、初めて新たな視点を見出すことができる。 諸行無常の世の中なので、思い通りに行かないことは当然で、瞬間ごとに相手を思いやる善を発揮し、ありたい自分ののような言動をすることが、長い目で見たときに大きな変化に繋がる。

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2022/01/17

高校の倫理の授業で習って以来の中国古代哲学思想。学び直しの復習として興味深い上に、西洋哲学思想やそれを基盤に現代の私たちが当然だと考えている世界の見方との違いも示唆してくれる、入門書として素晴らしい本でした。 西洋社会が、人間とは変わらない存在だ、と自覚的に考えているのかは正直わ...

高校の倫理の授業で習って以来の中国古代哲学思想。学び直しの復習として興味深い上に、西洋哲学思想やそれを基盤に現代の私たちが当然だと考えている世界の見方との違いも示唆してくれる、入門書として素晴らしい本でした。 西洋社会が、人間とは変わらない存在だ、と自覚的に考えているのかは正直わからない。ただ、世界には普遍の秩序があるだろう・あるべきだ、と考えている自分に確かに気付かされた。もっと生なまとした物事の繋がりや、論理的に説明しきれない感情の役割。実際生活している上でもどかしさを感じる自分の感情の動きに向き合うためにも、もっと個々の思想家の本を読んでみたくなった。

Posted byブクログ

2022/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

NOTE記録 https://note.com/nabechoo/n/n3f4cf6cc5ef3 数年前に読んで、思いのほか気に入って、手元に残してある本。新たなときめく知見に出会えたのが嬉しかったー!たぶん、そもそも古代中国哲学好きなんだろーけど。 詳しくは知らないのだけれど、元々は孔子がなんとなく苦手だった。老荘の方がすんなり共感できていた。しかし、本書を読んでからは、孔子の教えにも俄然興味がわいてきた。 その他、孟子や墨子、荀子、「内業」などについてが語られる。ほとんど知らないものだったので、大まかにだとは思うが知れて良かった。それぞれに学ぶべきところがあった。 「礼を実践して周りの人との関わり方を向上するよう努める。体内のエネルギーを養って、もっと活力に溢れた生き方をする。心、即ち感情と理性の修練に務め、パターンを打ち破って日々の決断をくだす。経験するのが億劫になりがちな自分に抗い、常に新しいことを受け入れられるようにする。」

Posted byブクログ