dele(2) の商品レビュー
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1巻に続き、テレビの内容とは異なる事案が読めることに満足しつつ。 2巻のラストは、テレビの内容とかぶって、祐太郎の妹の死の真相についての言及になっている。が、テレビの内容よりも原作の方が憂鬱感が増すというか、不穏な空気が漂っている。 ケイと祐太郎の今後も不透明なままエンディングとなり、私的にはすっきりしない展開。でもこれも、3巻へ続く伏線と捉えれば、楽しみになるのかもしれない。
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ドラマ化されたdeleの原作続編。 2巻も基本的にはドラマとは別のエピソード。 ドラマも原作もどちらも面白く、どちらが入り口でも全く問題なくこの世界観を楽しめる。 ただ、ドラマとこのdele2のラストエピソードが、祐太郎の妹の話で、多少リンクしている部分もあるが、結末や根幹は違うものになるので、そう来るかぁという驚きもあって満足できる作品になっていると思う。 どちらも続編期待したいけど、原作のこの結末だと…どうなのかなぁ。
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36:ドラマがめちゃくちゃ面白い+原案者のオリジナル小説(ドラマの物語とは無関係?)とのことで購入。人の死、遺しておきたい記憶や記録、といった要素なので、「死ネタで泣かせにかかるのではないか」という警戒もありました(一部それなんですけども)が、それを差し引いても、二転三転する物語...
36:ドラマがめちゃくちゃ面白い+原案者のオリジナル小説(ドラマの物語とは無関係?)とのことで購入。人の死、遺しておきたい記憶や記録、といった要素なので、「死ネタで泣かせにかかるのではないか」という警戒もありました(一部それなんですけども)が、それを差し引いても、二転三転する物語をじゅうぶん楽しめました。ドラマキャストで脳内再生余裕。 最後の、ケイと祐太郎が絡むお話はdele世界の根幹をなすものでもあり、その分力が入っていたと思うし、すごく良かった。「シークレットガーデン」「アンチェインドメロディ」が好きかな。 (ちなみにドラマ版は「死にネタで泣かせにかかってこない」のですごくすごいです)
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「dele」第二弾。 わけありな圭司と祐太郎。 静の圭司と動の祐太郎は 表にださないけれど、互いを大切にしているいいコンビになった。 3篇を通して、どれも根っこが切ない。 心の中の底の皮がじわじわと切られていくようだ。 そして優しい温かさが沁みるようにできている。 最後の...
「dele」第二弾。 わけありな圭司と祐太郎。 静の圭司と動の祐太郎は 表にださないけれど、互いを大切にしているいいコンビになった。 3篇を通して、どれも根っこが切ない。 心の中の底の皮がじわじわと切られていくようだ。 そして優しい温かさが沁みるようにできている。 最後の 「チェシイング・シャドウズ」は圭司と祐太郎の 因縁の繋がりが解き明かされる。 読みはじめから悲しい予感しかしなかったけれど そうはならなくてよかった。 この先を読みたいな。 今度はもうちょっと幸せになってほしい、2人とも。 ドラマの世界観もとても好きだった。 菅田君、やっぱいいわぁ。
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シリーズ二作目。今回も心温まる穏やかな読み心地のミステリでした。だけど、祐太郎自身の物語に大きく繋がる「チェイシング・シャドウズ」はかなりずっしりとした読み応えで、つらく感じられる部分もありました。そして圭司とも繋がる物語であったことに絶句。なんとも切ない……けれど、読後は爽やか...
シリーズ二作目。今回も心温まる穏やかな読み心地のミステリでした。だけど、祐太郎自身の物語に大きく繋がる「チェイシング・シャドウズ」はかなりずっしりとした読み応えで、つらく感じられる部分もありました。そして圭司とも繋がる物語であったことに絶句。なんとも切ない……けれど、読後は爽やかでほっとします。 「アンチェインド・メロディ」「ファントム・ガールズ」も素敵な作品。お気に入りは「ファントム・ガールズ」かなあ。たしかにこれ、一人きりだったらむなしく思えてしまいそうですが。誰かと一緒にできるならば、楽しそうだと思えました。そういう生き方も悪くないんじゃないかな。
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内容(「BOOK」データベースより) 『dele.LIFE』は依頼人が死んだときに動き出す。託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。所長の圭司の指示を受け依頼人の死亡確認をする祐太郎は、この世と繋がる一筋の縁を切るような仕事に、いまだ割り切れないものを感じていた。あ...
内容(「BOOK」データベースより) 『dele.LIFE』は依頼人が死んだときに動き出す。託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。所長の圭司の指示を受け依頼人の死亡確認をする祐太郎は、この世と繋がる一筋の縁を切るような仕事に、いまだ割り切れないものを感じていた。ある日祐太郎の妹・鈴が通っていた大学病院の元教授から依頼が舞い込む。新薬の治験中に死んだ鈴。その真相に2人は近づくが…記憶と記録をめぐるミステリ、待望の第2弾 ドラマ、原作共にとても良かったです。 原作のラストのお墓まいりのシーンはちょっとウルっとしました。タマさんと遥那とのやり取りも祐太郎を知れる好きなシーンです。 原作では圭司と祐太郎は別れてしまうが ドラマでは違っていて続編を期待してしまう。 ドラマは原作をとても尊重して 参考に作られたのだろうなぁと感じました。最近のドラマ化では珍しいですよね。
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1に続き、やはり面白かった。本作は3篇掲載されていて、3つ目が肝かな。 裕太郎と圭司がこうつながるとは。これで終わっちゃうのかな、、、。依頼人の死の真相を紐解く、温かい二人の話にまた出会いたい。
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1作目に続き安定の面白さ。 この設定でこんなに幅広いネタが出るのがすごい。。 ドラマと並行して読んでいたので時々混乱しつつ読みました。最後の話(ケイと祐太郎の過去としがらみ)は、ドラマの方がライトだったなぁと。原作は少し辛かった。ただ、3作目が出ると聞いたのでそこに期待したい。夏目が気になる……。ドラマは終わっても続く小説が嬉しい。 ドラマもセカンドシーズンやってもいいのよ……(●´ω`●)
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面白かった。 特にこれといった事件も起こらない、穏やかな生活を送る祐太郎のその後の物語を読んで見たい。
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悪いことはしてないのに悪いような気がするいい人たちのお話「dele2」 本多孝好 ★★★☆☆ 前作の感想で、もう少し、スパイスを加えて縦軸を増やせはドラマでも行けると思う。車いすの話とか、姉弟の過去とかその辺その辺。せっかく連作なんだからつなげなきゃ! と記載したら。本作ではそ...
悪いことはしてないのに悪いような気がするいい人たちのお話「dele2」 本多孝好 ★★★☆☆ 前作の感想で、もう少し、スパイスを加えて縦軸を増やせはドラマでも行けると思う。車いすの話とか、姉弟の過去とかその辺その辺。せっかく連作なんだからつなげなきゃ! と記載したら。本作ではその部分が出てきました!予知能力! でもなんだろう、とってつけた感があるような気がしてしまった。 そこまでのことでもないし引きづり過ぎだし、何より別に悪いことしてないよね。
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