dele(2) の商品レビュー
廻りまわっって綺麗に着地しましたね。 遥那、タマさん、良いですね。 どうでも良いけど、最近の若者はこういう喋り方するんでしょうか?おしゃれですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェイング・シャドウズのケイの前のめり具合が(祐太郎の影響を受けているとはいえ)不自然で、読み進むにつれてヒリヒリした焦燥も感じつつ、ケイの不自然さが腑に落ちていく感覚が絶妙だった。ドラマも観てみたい。
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気付いてしまった瞬間、思わず本を閉じてしまった。信じたくなくて。 無くしたくないのにこぼれ落ちていくものが悲しくて。でもこの歳になってみると全部全部零さないで抱えて生きていくことがどれだけ困難なことなのかも頭では分かっている。 悲しくても泣きながらでも、気付かないふりでふんばっ...
気付いてしまった瞬間、思わず本を閉じてしまった。信じたくなくて。 無くしたくないのにこぼれ落ちていくものが悲しくて。でもこの歳になってみると全部全部零さないで抱えて生きていくことがどれだけ困難なことなのかも頭では分かっている。 悲しくても泣きながらでも、気付かないふりでふんばってても時は進んでいくし、人生は進んでいく。色々色々考える。 その悲しみと向き合う時間や、身をまかせる時間も必要なんだろうな。 そしてやっぱり色々考えてしまった。
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ん~~~~~~好き!!! 2を読む前にドラマ版を見ていました。ドラマ版も素晴らしかったですが、原作とはわりと変えてあったんですね。
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前作「dele」の続編。IT社会、誰もが簡単にネットにアクセスし、色々な情報を得る。また逆に自分の情報をネット上に保存することも簡単になった。 しかし、保存した人間が死亡したり、何かの事情でその情報にアクセスできなくなった時、宙ぶらりんになったままの情報は一体どうなるのか。 そん...
前作「dele」の続編。IT社会、誰もが簡単にネットにアクセスし、色々な情報を得る。また逆に自分の情報をネット上に保存することも簡単になった。 しかし、保存した人間が死亡したり、何かの事情でその情報にアクセスできなくなった時、宙ぶらりんになったままの情報は一体どうなるのか。 そんな時のため、クライアントがある一定期間情報にアクセスしなかった時、その情報を消去していくことを仕事としている2人の青年とクライアントとの物語だ。 テーマになっているのはとてもクールで無機質な感じのネット上のまたはパソコン上の情報ではあるが、その裏にあるのはその情報に関わった血の通った人間の物語なのだ。そのギャップも面白い。 前作も依頼人たちの人間模様を連作として描いていたので、続編もそのような構成だろうと思い読み始めたが、豈図らんや、最後は思いも掛けないどんでん返しが待ち受けていた。読者を裏切る展開に驚き、そして感動すら覚えてしまった。
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人は皆いつか死ぬ。それだけは平等に与えられた運命。そんな中で懸念されるのはデジタルデータをどうする。そこに目をつけたのは「dele.LIFE」依頼人が死んだときに動き出す。プロとして私情を挟まず依頼を遂行するドライな所長・ケイと死亡確認をするために口八丁手八丁手段を選ばぬが人情に...
人は皆いつか死ぬ。それだけは平等に与えられた運命。そんな中で懸念されるのはデジタルデータをどうする。そこに目をつけたのは「dele.LIFE」依頼人が死んだときに動き出す。プロとして私情を挟まず依頼を遂行するドライな所長・ケイと死亡確認をするために口八丁手八丁手段を選ばぬが人情に厚いウェットな祐太郎。2巻目になるとコンビとして形ができていたようだが…。祐太郎の手元にdeleLIFEの名刺があったのは偶然でもなんでもなく。辛いことも日にち薬。祐太郎は自分で着地した。ケイも着地点はどこにある。「また連絡する」
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驚きの展開 ど派手さはないんだが、オープニングである作曲家の驚愕の展開には感動ものだ。さらに、ラストの骨格が揺らぐようなどんでん返しには思わず声があがるほど。良かったぞ。
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ドラマの終わり方も嫌いじゃないけれど、小説のおわりかたの方がしっくりきた。 祐太郎が失ったものを思うと、関係者全員が生きているうちに真実が暴かれていたら・・・と残念でならない。
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「Dele」の続編。 フォーマットに沿ったエピソードの積み上げかと思ったら、主人公たちの関係性の意外な暴露があり、展開は突然クライマックスに雪崩れ込む。 結末は賛否あろうが、私にはそれなりの説得力を感じられた。
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