ディス・イズ・ザ・デイ の商品レビュー
ほっこりする。 それぞれの生活と、サッカー。 様々な年代の人たちが、様々なJリーグクラブを応援している。 群像劇。
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プロリーグ2部に所属する22チーム。それぞれを追いかける人々のある年の過ぎ行く日々を描く。 それぞれの地方でそれぞれのストーリー。会社、家族、友達。色んなことで悩み、迷いを抱えながら、それぞれは最終節の会場へ向かう。 たぶんどこにでもある、サッカーだけじゃなくスポーツだけじゃない...
プロリーグ2部に所属する22チーム。それぞれを追いかける人々のある年の過ぎ行く日々を描く。 それぞれの地方でそれぞれのストーリー。会社、家族、友達。色んなことで悩み、迷いを抱えながら、それぞれは最終節の会場へ向かう。 たぶんどこにでもある、サッカーだけじゃなくスポーツだけじゃない色んな場面で。 前を向いて生きる。簡単そうで難しい。でもそこに好きなコトがあれば頑張れるかもしれない。それをサッカーが助けられるかもしれない。僕にとってはそうだ。 そんな気になった。 ありがとう。
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“チームにはきっといいことも悪いことも待っているだろう、でもそれを承知でついていくのだ。いい時も悪い時も。”(p.94) “人々はそれぞれに、自分の生活の喜びも不安も頭の中には置きながら、それでも心を投げ出して他人の勝負の一瞬を自分の中に通す。”(p.346) ------...
“チームにはきっといいことも悪いことも待っているだろう、でもそれを承知でついていくのだ。いい時も悪い時も。”(p.94) “人々はそれぞれに、自分の生活の喜びも不安も頭の中には置きながら、それでも心を投げ出して他人の勝負の一瞬を自分の中に通す。”(p.346) ----------------------------- さして強くもない地元クラブに対する諦念混じりの愛、そういうの本当によくわかる。 サッカー絡みで装画が内巻さんというのも非常ににくい。かわいい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ハートフルほのぼの群像劇小説 とでも言うのでしょうか もう、これはほんと、どタイプの一冊でした。 いやーしかしチーム名もエンブレムもよく練り込まれてる。それだけでも十分楽しめる。 全22チームを1話2チームの×11話で描いてるのもすごいしどれもそれぞれにしっかり特別なストーリーがあって面白かった。 ひさしぶりにサッカー観に行こうかなって気持ちにもなりますね。ビールとベーコン串かな。
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日本のサッカーのプロ2部リーグを舞台に、それぞれのチームのサポーターを主人公にした連作短編集。 これが面白いという本ではなかったが、それなりに楽しめた。「権現様の弟、旅に出る」がなんか好き。 前見返しに載ってる各チームの所在地&エンブレムが楽しい!
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サッカーにほとんど興味ないけれど、こんなにも温かくサポーターの人々の様子を描かれたら、今後は駅前でユニホームを着た人たちに温かい眼差しを向ける事ができちゃうな。 チーム名やエンブレムが秀逸! 面白いわ~。
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・買った経緯 無職で暇で毎日図書館に行っててあったので借りた。 ・買った理由 サッカーデイズみたいな感動が欲しかった。 ・のこってる感想 j2とか地元とか人生とか、何よりイラストが最高に良かった。
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リアル過ぎてせつなくなる。好きなチームを追い続ける者の気持ちか随所にちりばめられている。 ほんとに宝石箱だよ、この本は。 全国各地のそれぞれのチームを応援する老若男女のそれぞれのストーリー。 そりゃあ勝ってほしい。でも勝ち続けることなんて上位の数チームかにしか出来なくて。 ど...
リアル過ぎてせつなくなる。好きなチームを追い続ける者の気持ちか随所にちりばめられている。 ほんとに宝石箱だよ、この本は。 全国各地のそれぞれのチームを応援する老若男女のそれぞれのストーリー。 そりゃあ勝ってほしい。でも勝ち続けることなんて上位の数チームかにしか出来なくて。 どちらかというと負けのほうが多かったり。 それでなんでスタに応援に行くのかって?、それはこの本を読んでくれればわかってもらえるんじゃないだろうか。 毎年、最終節には選手にありがとうって思い、周りのサポには、また来シーズン会おうって思う。 そういうもんなんだよ。 所謂「それでもフットボールは続く」ってやつだ。 あ、装丁も最高。登場人物がかわいく書いてあって。
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すっごくよかった! ほろりと感動の場面もいくつもあって、完成度の高さを実感することができた。 サッカー、ましてや二部リーグのことなんて、知ってはいてもほとんどまったく興味がなかったのに、読み進めるほどにどんどんハマっていって、今は、地元のサッカーチームの応援に行ってみようかなって...
すっごくよかった! ほろりと感動の場面もいくつもあって、完成度の高さを実感することができた。 サッカー、ましてや二部リーグのことなんて、知ってはいてもほとんどまったく興味がなかったのに、読み進めるほどにどんどんハマっていって、今は、地元のサッカーチームの応援に行ってみようかなって思うほどになってしまってるくらい。 「人々はそれぞれに、自分の生活の喜びも不安も頭の中には起きながら、それでも心を投げ出して他人の勝負の一瞬を自分の中に通す。それはかけがえのない時間だった」(p346) この物語のエッセンスが集約されてるとおもう。
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