マーケティングとは「組織革命」である。 の商品レビュー
人間の本質は「自己保存」だという考え方は、マーケティングに限らず様々なことに活かせる納得の考え方だと大いに共感。 組織革命の話は、人間成長に置き換えることもできるし、マーケティングに興味のない人が読んでも様々な気づきが得られる本だと思う
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自分の身体にすり込むまで、繰り返し読みたい。 実行に移さないと意味もなく、その勇気もう必要だと思う。マーケティングにたずさわるはしくれとして、理想の本でした。
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自分の想いを伝えて組織を動かしたい人におすすめの本。 組織を動かすのに必要なのは、「自分のやりたいことを相手が買いたいものとして伝える」という個人レベルの能力。 同じ会社にいるなら、自部署と他部署のそれぞれの目標は違っても、最終目指している会社の目的は同じはず。自部署と他部署...
自分の想いを伝えて組織を動かしたい人におすすめの本。 組織を動かすのに必要なのは、「自分のやりたいことを相手が買いたいものとして伝える」という個人レベルの能力。 同じ会社にいるなら、自部署と他部署のそれぞれの目標は違っても、最終目指している会社の目的は同じはず。自部署と他部署の利害が一致する目的まで提示することが必要。そのためには他部署の目標や意思決定者のタイプの理解が必要不可欠。 また、自分の成し遂げたいことの「目的、方法」のうち、その「方法」を遂行するには「目的」は柔軟に変化させるべきだと感じた。
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■読んだ日付: 2021/9/2 ■読もうとおもった理由: 森岡氏の著作が面白いと思ったため。またその中でも組織に関する本だったため。 ■読んだ後に得たいと思ったこと: 自身が人事として働いて行くにあたって、組織の勘所を知りたい。 ■目的は達成出来たかを4段階で(×,△,○...
■読んだ日付: 2021/9/2 ■読もうとおもった理由: 森岡氏の著作が面白いと思ったため。またその中でも組織に関する本だったため。 ■読んだ後に得たいと思ったこと: 自身が人事として働いて行くにあたって、組織の勘所を知りたい。 ■目的は達成出来たかを4段階で(×,△,○,◎): ◎ ■心に残った箇所: ・「人間の脳は、動物の本能として『本能を拒むようにできている』」 ・「人間の本質は『自己保存』」 ・「私は『組織づくりの本質とは何か』と問われれば、『自己保存の本能を逆手に取ること』だと、間髪入れずに答えることにしています。」 ・「組織にとって正しい行動を取ることが、個人としての自己保存を実現するように仕組みを変えるのです。」 ■感想: 森岡氏はマーケティングのイメージが強かったため、組織づくりに関する知見がここまで深いとは思わなかった。そもそも自分の「マーケティング」の概念が狭義のものであったと痛感し、タイトルの通り、組織革命こそがマーケティングに直結していると深く同意した。 これからの人事の仕事に組織における人間の本能「自己保存」を念頭に置いて、施策や取り組みなど様々なことに挑戦していきたい。
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人が変化を避ける本能を持ち自己を保存しようとする。組織に変革をもたらす場合はこの自己保存が向かう先を理解して変革の仕組みの中に取り込むことが重要になる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
備忘録 人の力を活かす組織づくりの本質 1.マネジメントの役割 ・マネジメントの役割:ボトルネックを見つけては改善を繰り返し、チーム全体の生産性を圧倒的に引き上げていく。そして個人の能力も引き上げる。 そのためにリーダーは冷徹でないといけない。結果を出さない限り船ごと沈み、給料が払えなくなる。 その厳しさをわかっている自分が厳しい仕事を組織のためにやらなければいけない。 2.緊張の正体 緊張の正体は、脳が身体にかけるブレーキであり変化を拒む本能。 誰しもが自分を守りたくて自己保存が発生する。 3.自己保存を逆手にとる 組織づくりの本日は自己保存の本能を逆手に取ること。自己保存の本能を満たす方法はアメとムチがある。例えば会議で発言させたい。沈黙はアメもムチもない自己保存の本能が働いている。発言すれば評価が高まるアメ・発言しなければ評価が下がるムチをセットして行動を変える。 自己保存の使い方はパチンコの釘を多く設置して目的という穴に向かわせる。自己保存エネルギーを釘に当てて軌道修正させていく。 そしてこの釘は主に ①売上向上のために人々が好ましい行動を取る確率を上げる釘(マーケ) ②組織の重要判断のために人々が好ましい行動を取る確率を取る釘(意思決定) ③会社が望む方向へ人々を動機付ける釘(評価報酬) 4.会議とは人を働かせるための儀式 エッセンスとして、 ①その会議の目的はなんだったのか? ②そして結論はなんだったのか? ③結論に至る議論された主な理由はなんだったのか? ④結論に基づき、関係者が次に取るアクションの明示(誰が、何を、いつまでにするのか) 5.相対評価の勧め 絶対評価ではなく、自己保存の本能を逆手にとり序列を付けポテンシャルを引き出す 社内マーケティングのすすめ 1.顧客視点でなければ提案は売れない その提案が誰の目的にとって正しいのか、その提案は自分の提案を買う人の目的に適っているのか。それを理解しないと決定権のある人の目的次第で判断が為されることをわすれてしまう。 上記は社内マーケティングでも有効。顧客視点を持って社内でも取り組む。 2.社内マーケティングのステップ まずは目的設定。目的を明瞭化すべきで、この提案により意思決定者にどんなメリットがあるのかを伝える。 次にターゲット設定をした上で、何が相手に響くかを考える。 相手が気にしていることや信じていることに引っ掛けてその文脈で語る。 そして多くの人がこの相手にとって魅力的な便益を見つけた後に実現可能性を明確に示すスキルが不足している。その上で大事なことは階段。勝ち筋を細かなステップに分け、実現可能性を明示する。
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"一般的なマーケティング"の話ではなく、"一人一人の力で会社を変える"論の話。 その前提となる人間理解や類型化は、なるほどと感じる。 随所に、森岡氏の"攻撃型"が見え隠れしているのも面白い…。
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・USJ再建を成し遂げた著者のマーケティング、組織改革の本 ・消費者が求めるものを売るのがマーケティング。それを実現するための方法について書かれている ・3章で挫折。自身のキャリアについての種を探してたが、マッチしなかった きっかけ:面談でおすすめされて 読了日:
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経営者、ビジネスマン、学生と読み手の立場によって刺さるポイントが異なる一冊だと感じました。 本書の中で、著者の森岡毅氏は「一人」の力で組織を変えていくことは可能であると断言しており、「下の立場」から「上」を変えていったP&G・USJでの実務経験と絡めながらその具体的な方...
経営者、ビジネスマン、学生と読み手の立場によって刺さるポイントが異なる一冊だと感じました。 本書の中で、著者の森岡毅氏は「一人」の力で組織を変えていくことは可能であると断言しており、「下の立場」から「上」を変えていったP&G・USJでの実務経験と絡めながらその具体的な方法について述べられています。 また、間もなく社会人の一員となる私にとって プロとして成功するために真っ先に必要なのは、自分に矢印を向ける覚悟 という言葉が強く響きました。 「社会は理不尽なことだらけ。自分の正義が信じられなくなるときもある。 そんな時でも自責思考で周りを変えていけるか、変えるために行動し続けられるか。」 そんなメッセージが本書には込められていたのかなと解釈しています。 最後に、著者の仕事と向き合うプロフェッショナルとしての姿勢は胸熱必須!(笑) 是非手に取って読んでみてください!
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