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dele(1) の商品レビュー

3.7

80件のお客様レビュー

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2020/03/31

ファースト・ハグ シークレット・ガーデン ストーカー・ブルーズ ドールズ・ドリーム ロスト・メモリーズ

Posted byブクログ

2019/12/22

死んだ後にパソコンやスマホのデータを消去してくれるという仕事は本当にありそうですね。 ですので小説ながらもリアル感があります。 なかなか面白かったです。

Posted byブクログ

2019/11/27

以前テレビドラマを何話かは観たのですが、たまたま書店で手に取って読んでみました。イメージはドラマの配役の通りで脳内で再現しつつ読んでます。

Posted byブクログ

2019/11/08

ドラマ化した小説。死後のデータの扱い、プライバシーを優先するか生きている人のために使うか。それぞれの話によって考えさせられる。エピソードは短いものだが、余韻は深い。(折田)

Posted byブクログ

2019/11/06

死ぬときに求めるものが人によって多様で面白みがありました。一番最後の病気で亡くなった母親の話が素敵な考え方で、一番好みでした。

Posted byブクログ

2019/11/06

面白かった。久々にミステリーを読む。タッグもの。すべての謎が明らかになるわけでもなく、謎を明らかにするのかどうか?というのを、二人が毎回揉めているのが新鮮。 そこに、情報化社会の、知る権利やプライバシーを絡ませていて、今風だなあと感じた。 親しい人が亡くなったときの、「思いき...

面白かった。久々にミステリーを読む。タッグもの。すべての謎が明らかになるわけでもなく、謎を明らかにするのかどうか?というのを、二人が毎回揉めているのが新鮮。 そこに、情報化社会の、知る権利やプライバシーを絡ませていて、今風だなあと感じた。 親しい人が亡くなったときの、「思いきり悲しめばいい。自分がかわいそうだと思わなくていい」というメッセージがよかった。 自分がどんな困難になったとしても、それをまっすぐに受け止めたい。かわいそうだと思わなくていい。辛いなら辛いと、誤魔化さず、受け止めて生きていきたい。 ミステリーは、キャラクターが大事なんだなあと思った。主人公がまっすくで、見ていて気持ちがいい。社会的にはまっすぐじゃないんだけど、気持ちがまっすぐなのがいい。 あと女子キャラが可愛い。妹の友達と舞ちゃんとか。気のおけない女子を描かせるのがうまいというか、憎めない感じで、可愛い。続き読もうか、迷う。

Posted byブクログ

2019/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この会社に依頼したくはないな。 ぽっと出の新人に、本来ならば即座に履行されるべき契約を引っ掻き回され、 依頼人が誰にも知られずに葬りたかった過去を暴く事に加担する社長。 新人くんには新人くんなりの正義があるようで、尤もらしくご高説垂れてくださるが、その実、それは青臭く独善的な正義であり、高慢であると言わざるを得ない。 新人くんが契約や依頼人の想いを軽視してまで肩入れする理由が弱いため、それに振り回される社長の言動にも整合性を感じられず、登場人物たちの魅力が伝わってこなかった。 あまり癖のない文体で読みやすく、テーマは面白いのだが、上記の点を払拭してもらえないまま読み終えてしまった。 他人の秘密を暴くのが趣味、くらい開き直っていてくれた方が気持ちよく読めたような気がする。

Posted byブクログ

2019/09/24

依頼者の死後、デジタルデータの削除を請け負う事務所のアシスタントにして働くことになった主人公と所長(と言っても2人だけの事務所だけど)のお話。 案件ごとの短編になっていて、そのそれぞれに違ったドラマがあるのだが、基本的には依頼者の依頼を尊重(=死亡が確認できたら機械的に削除する)...

依頼者の死後、デジタルデータの削除を請け負う事務所のアシスタントにして働くことになった主人公と所長(と言っても2人だけの事務所だけど)のお話。 案件ごとの短編になっていて、そのそれぞれに違ったドラマがあるのだが、基本的には依頼者の依頼を尊重(=死亡が確認できたら機械的に削除する)したい所長と、依頼者の死亡を確認するために遺族や関係者に接触するたびに、遺された人たちのことを考えてどうにかできないかと行動する主人公が意見をぶつけあいながら結局主人公に協力してしまう所長の図。 作者の作品が大好きで全部読んできたが、死期が迫る患者の願いを叶える青年の話である「MOMENT」の2人バージョンだと思った。個人的には、「MOMENT」や初期 作品のような、主人公が一人で悶々とする感じの方が好みかな。 依頼主は依頼時点では死期が近いわけでも自殺しようとしているわけでもないが、万が一のときには人に知られたくない秘密を持つ人。描かれている作品では、主人公はその依頼人と接触していることは少なく、依頼主の死を確認するために残された人々に接触し、その思いに同情して本来依頼主が誰にも知られたくないと思っていたものから遺族の思いを叶えようとしてしまう。それに対して、冷静に依頼を遂行しようとするものの、何だかんだながされてしまう所長。 そりゃ接点が多い方におもいいれしてしまうよね。なんだかもやもやしてしまっている自分がいる。続編でてるし積読しちゃってるけど読むかどうか悩み中。。。

Posted byブクログ

2019/09/17

ドラマが面白かったので「これは原作を読まねば」と購入した本。 当時、わくわくしながら読み始めたけれど、厳密には『原作』とはちょっと違った。良い意味で裏切られた。設定や世界観は同じだから入り込み易いし、圭司と祐太郎のセリフは山田孝之&菅田将暉で再生余裕でした。 本作で一番...

ドラマが面白かったので「これは原作を読まねば」と購入した本。 当時、わくわくしながら読み始めたけれど、厳密には『原作』とはちょっと違った。良い意味で裏切られた。設定や世界観は同じだから入り込み易いし、圭司と祐太郎のセリフは山田孝之&菅田将暉で再生余裕でした。 本作で一番泣いたのは「ドールズ・ドリーム」 圭司が重視する『依頼』と祐太郎が大切にしたい『遺族の感情』、双方から読み解かれる『依頼人の真実』に毎話心が揺さぶられまくる。涙腺が弱い人は、絶対に公共機関で読まないで欲しい。

Posted byブクログ

2019/09/04

ドラマ化がきっかけで読んでみた。ドラマも面白かったけれど、小説もこれはこれで面白かった。人は死んでもデータは生きている。死んだ人間のデータを削除する仕事とは何とも今のネット社会だからこその仕事だな~と思う。読んでいると自分もそのデータの中身を知りたくなってしまいついついはまってい...

ドラマ化がきっかけで読んでみた。ドラマも面白かったけれど、小説もこれはこれで面白かった。人は死んでもデータは生きている。死んだ人間のデータを削除する仕事とは何とも今のネット社会だからこその仕事だな~と思う。読んでいると自分もそのデータの中身を知りたくなってしまいついついはまっていく感じ。それでも主役の二人がわりと淡々としているので、そこが泥々した話でもさらりとした感じで進むのでかえってスッキリできた気がする。

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