武器になる哲学 の商品レビュー
ビジネスに応用できる哲学を体系的に学ぶことができて勉強になる。 哲学と言うと難しい印象が強いが、具体例などを織り交ぜて分かりやすかった。
Posted by
今まで哲学は抽象的な概念で、特にビジネスにはそこまで影響しないイメージがあったが、むしろ学ぶべきだということがわかった 解るということはそれによって自分が変わるということ 無知の知 社会人として経験を積んできたから納得できるところもあると思う 言葉だけ理解しても仕方ないの...
今まで哲学は抽象的な概念で、特にビジネスにはそこまで影響しないイメージがあったが、むしろ学ぶべきだということがわかった 解るということはそれによって自分が変わるということ 無知の知 社会人として経験を積んできたから納得できるところもあると思う 言葉だけ理解しても仕方ないので、実際の行動に移せるまで落とし込みたい 持
Posted by
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?…」の山口周氏の書 本当はこちらから読みたかったのだが… 飲茶氏の哲学本に触れ、生まれてはじめて哲学に興味を持った(恥) とりあえず型にとらわれず哲学的な書に触れていきたくこちらを読むことに 本書の流れは ■各哲学者の思想 ■歴史...
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?…」の山口周氏の書 本当はこちらから読みたかったのだが… 飲茶氏の哲学本に触れ、生まれてはじめて哲学に興味を持った(恥) とりあえず型にとらわれず哲学的な書に触れていきたくこちらを読むことに 本書の流れは ■各哲学者の思想 ■歴史的事実や、実験などを踏まえ ■現代の我々はどう行動すべきか と言う感じ 本編前に熱いメッセージがある 〜大切なのは「プロセスからの学び」 哲学者らがどのようにして考え、最終的な結論に至ったかという思考のプロセスが大切 結果や結論を手っ取り早く求めるのは哲学に挫折してしまう〜 頭でっかちにならずよく咀嚼しなくては! 多くの学びがあったが特に気になったものをピックアップ 09悪の陳腐 ハンナ・アーレント ナチスによるユダヤ人虐殺計画の主導的役割を果たしたアドルフ・アイヒマン 連行されるアイヒマンの風貌があまりに小柄で気の弱そうな「普通の人」であったことは有名だが… アーレントは 「悪とは、システムを無批判に受け入れることである」と警鐘を鳴らす 自分で考えることを放棄してしまった人は誰でもアイヒマンになる得る 〜これってイジメも然りだ 周りに何となく流されて同じように無意識にイジメという行動を起こしてしまう… 見て見ぬふりをするのも同罪だ 人間の怠惰さが生む「悪」である 29自然淘汰 チャールズ・ダーウィン ここで興味深かった広島大学研究グループによるアリの研究 アリ塚では1匹が巣の外でエサを見つけると、フェロモンを出しながら巣まで帰って仲間の助けを呼び、他のアリは地面につけられたフェロモンをトレースすることでエサまでのルートを知り、巣まで手分けして運搬する 実験 エサを見つけフェロモンを出すアリをAとする アリAのフェロモンを間違いなく追尾できるマジメアリと一定の確率で間違えてしまうマヌケアリの混合率の違いによるエサの持ち帰り効率を調査 優秀なマジメアリだけのコロニーより、マヌケアリがある程度存在する場合の方がエサの持ち帰り率は中長期的に高まるらしい つまりマヌケアリが適当に寄り道したり間違えたりする(エラーをおこす)ことで、思わぬ形で最短ルートが発見されたりする 自然界のそこかしらに見られる「偶発的だエラーによって進化が駆動される」 エラーはネガティブなことばかりではない 【備忘録】 ※親切心のかけらもない個人的な備忘録です ・哲学のプロセスと合わせ時代背景を知る ・「自由」のしんどさ、責任の重さ ・悪魔の代弁者(反論する人間)の必要性 ・人脈は狭く深く ・分かり合えない人こそが学びや気づきを与えてくれる ・「わかる」ためには「今はわからない」ものに触れる必要がある ・「わかる」ということは「変わる」ということ 腹に落ちるほどの深い理解が大切 ・人間が作り出したシステムによって人間が振り回される(資本主義) ・「能力提供し、給料をもらう」ではない関係性を作ろう 斬新的だ! ・ヤバいと感じたら逃げて良い ・差別や格差は同質性が高いからこそ生まれる (公正の危険性) ・公正世界仮説→見えない努力もいずれ報われるの大嘘!世界は公正ではない 報われない努力は人生を破壊しかねないのだ ・直感に導かれることの大切さ(ブラコラージュ) 大変読みやすく上手にまとめられている 深掘りする前の取っ掛かり的読本という感じかな 表面的に読むだけでは明日になったら忘れるだろう しかし哲学って結構人間の心理学が満載なのですなぁ 改めて哲学の大切さをしみじみ実感 システマチックになりがちなこのような時代こそ、自分に問うべき事柄が沢山ある 頭がかたくなっていく危険さをはらむ中、素の状態にリセットし自分を見直したいと感じる 知識ばかりの言葉で表面的にするりと通り抜ける感じじゃなく、ズドンと腹に落ち毛穴から染み込むような… そんな理解が哲学には必要なんだなぁ さて次はもう少し哲学を深掘りしていきたい
Posted by
各テーマごとに具体例、要点がまとめられていて、すぐに行動に移し易いと言う点でとても読みやすかった。 面白いと思った点は、「変化」には必ず「否定が伴う」ということ。 ちゃんと終わらせる。 確かに終わりを明確にすることは大事に思える。
Posted by
エクセルで資料だけ作ってるビジネスマンには不要だが、何かしら判断を求められているビジネスマンは必ず読んでおいた方がいいと感じた。
Posted by
本著の題名には「哲学」が入っているが、内容は哲学から社会心理学・認知心理学などに関する50個のキーコンセプトの解説になっている。 非常に有名で既知のものから、概念自体をまったく知らなかったものまで幅広い内容だった。どれも興味深く、理論や概念そのものよりも限られた情報の中で各人がど...
本著の題名には「哲学」が入っているが、内容は哲学から社会心理学・認知心理学などに関する50個のキーコンセプトの解説になっている。 非常に有名で既知のものから、概念自体をまったく知らなかったものまで幅広い内容だった。どれも興味深く、理論や概念そのものよりも限られた情報の中で各人がどのようにその結論に辿り着いたかという「プロセス」に焦点を当てる著者の拘りを感じた。 本著はまさにビジネスマンのためのリベラルアーツ。読むことで示唆は多く、損はないかと考える。
Posted by
哲学がこんなにも重要な科目だなんて、学生の時には誰も教えてくれなかった。大人がリスキルするのにピッタリな一冊。
Posted by
とてもわかりやすいけど意外に読破するのに時間がかかった。読みながら自分のキャリアをもやもやと考える。時々パラパラと開いて読み返したい。
Posted by
知識がつまった書であった。 二度は読まないと、知識として身に付かない。 簡潔にまとめられているので、大変読みやすい。 人の行動を本当の意味で変えようと思うのであれば説得よりは納得納得よりは共感が求められます 知らないことを知らない 知らないことを知っている 知っていることを...
知識がつまった書であった。 二度は読まないと、知識として身に付かない。 簡潔にまとめられているので、大変読みやすい。 人の行動を本当の意味で変えようと思うのであれば説得よりは納得納得よりは共感が求められます 知らないことを知らない 知らないことを知っている 知っていることを知っている 知っていることを知らない
Posted by
面白かった。 1単元が分かりやすくまとめられているので、何度も繰り返し読みたい。この本から始めて、気になった人物の本を読んでみるということをしてみたら楽しいと思う。 特にソシュールが気になった。(ゆる言語学ラジオの影響だけど)構造主義について学びたい。
Posted by