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わたしの本の空白は の商品レビュー

3.4

81件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

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2020/08/27

記憶を失ったら、何を信じればいいのだろうか? やさしく、いい顔をして近寄ってくる人ほど怪しく感じてしまうなぁ。

Posted byブクログ

2020/08/03

近藤史恵さんの「わたしの本の空白は」を読む。 この本はそうですね、ちょっとモヤモヤが残りました。2人以外の気持ちが理解できないかな。 なんでそういう行動を取ったのか?がうまく描かれていない気がします。 ビストロ・パ・マルのシリーズだったら、視点は一つで、シェフの推理を聞く...

近藤史恵さんの「わたしの本の空白は」を読む。 この本はそうですね、ちょっとモヤモヤが残りました。2人以外の気持ちが理解できないかな。 なんでそういう行動を取ったのか?がうまく描かれていない気がします。 ビストロ・パ・マルのシリーズだったら、視点は一つで、シェフの推理を聞く流れだから良かったけど、この本は推理じゃないから消化不良気味。 少し時間を置いて、読み直してみようかな。

Posted byブクログ

2020/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

記憶喪失になってしまった三笠南の物語。 「幸せな記憶だけを残して、他の全ての記憶が消せれたらいいのに」 奇しくもその願いが叶ってしまったのだけれど、やはり幸せにはなれない。 何が真実で、何が嘘なのか、自分で判らない世界に陥ると、何を信じていいのか分からない。 身近な人の言葉も、自分の感覚でさえも、何もかも信用できない。 読みやすかったけれど、ミステリーのパンチが少々物足りなく感じた。

Posted byブクログ

2020/05/08

語り口は記憶を無くした主人公の南。 でも、第二章から別角度からの一筋縄ではいかない女性が登場。なるほど、ドロドロの予感。 誰が本当の事を言って、誰が嘘を言っているのか。記憶はもどるのか。それは幸か不幸か。 モヤモヤ読了感。

Posted byブクログ

2020/01/01

記憶喪失の人と普通の人の言葉の捉え方の違いに感心した。 何も信じられない中、不確かだけど信じられるものを感じ、それを糸口に手繰っていく 胸がキュッとなるお話だった

Posted byブクログ

2019/11/21

目が覚めたら記憶がない主人公。 導入で引き込まれてどんどん読み進みました。 結末が強引でいまいちかな。

Posted byブクログ

2019/08/23

突然自分が記憶喪失になった時、夢に出てくる思い出って何だろう。日々たくさんの出来事と感情があるけど、その中には一生覚えていたいものも、忘れてしまいたいものも色々。記憶喪失になった時、綺麗な思い出だけ蘇るといい。でも、忘れ去りたいものこそ、自分に必要な人生のエキスなのかも。欲張りな...

突然自分が記憶喪失になった時、夢に出てくる思い出って何だろう。日々たくさんの出来事と感情があるけど、その中には一生覚えていたいものも、忘れてしまいたいものも色々。記憶喪失になった時、綺麗な思い出だけ蘇るといい。でも、忘れ去りたいものこそ、自分に必要な人生のエキスなのかも。欲張りな私だからかもしれないけど、今までの自分の失敗を忘れないように、これから先の挑戦の糧になるように、良いことも辛いこともきちんと胸にとどめて取っておきたい。

Posted byブクログ

2019/07/22

既視感。以前に読んだことがあるマンガ原作のドラマと設定が似通っているなあ。記憶をなくした女性主人公。周りに現れる様々な人の異なる証言。 この作品では、物語を通じてさらに考えを広げる余地がある。記憶をなくしてしまっているときに感じる自分の気持ちはなんだろう?そもそも、自分の気持ち...

既視感。以前に読んだことがあるマンガ原作のドラマと設定が似通っているなあ。記憶をなくした女性主人公。周りに現れる様々な人の異なる証言。 この作品では、物語を通じてさらに考えを広げる余地がある。記憶をなくしてしまっているときに感じる自分の気持ちはなんだろう?そもそも、自分の気持ちって感覚なのか、社会的な属性の結果、選び取るものなのか。何もかもが、あやふやで不安になったとき、人は何を信じるか? この作品に出てくる登場人物たちのような恋の選択にも憧れる。自由で、欲張り過ぎない。欲しいものがはっきりしていて、手に入れられないもの、自らが捨てている事柄も自覚している。このような選択は、世間の幸せと自分の姿を比べないというだけでは、手に入れられない。その先に一歩踏み出すために、いきいきとした感情の動きが欠かせないと思うから。

Posted byブクログ

2019/06/16

ちょっと入り組んでたというか、思いがけない展開で一気読み。 麻薬みたいな恋かぁ…と多少の興味もあるけれど。縁のない世界というか、本の中だけでいいかな。

Posted byブクログ

2019/06/14

病院で目覚めたわたしは記憶を失っていた。夫と名乗る男に、わたしは違和感がぬぐえない。帰宅させられた家には冷たい義姉と認知症の義母。夢の中に出てくる愛しい人と思えるのは夫とは違う人で…。いきなりそんな状況になったら、何もかも疑心暗鬼になるものだろうなと思います。主人公の心の揺れが、...

病院で目覚めたわたしは記憶を失っていた。夫と名乗る男に、わたしは違和感がぬぐえない。帰宅させられた家には冷たい義姉と認知症の義母。夢の中に出てくる愛しい人と思えるのは夫とは違う人で…。いきなりそんな状況になったら、何もかも疑心暗鬼になるものだろうなと思います。主人公の心の揺れが、サスペンスタッチでしっかりと伝わってきました。自己防衛で記憶をなくすと言いますが、なくしたところで、もっといい世界が待っているわけでもない。記憶が戻ればよいというものでもない。さらっと読めましたがなかなかきついお話でした。

Posted byブクログ