わたしの本の空白は の商品レビュー
途中でやめたら最初から読み直さないと分からなくなる。多分。 本当に悪いのは誰?気になってやめられないけど。
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一気読みでした。 主人公は階段から落ちて頭を打った事で記憶喪失になった三笠南(みかさ みなみ) 気づいたら病院のベットに横たわっていて目は覚めたけれど、自分の名前も年齢も、家族のこともわからず夫らしき人物がお見舞いに来ても解らない。 誰を信じて良いのか疑心暗鬼になる南の気持ち...
一気読みでした。 主人公は階段から落ちて頭を打った事で記憶喪失になった三笠南(みかさ みなみ) 気づいたら病院のベットに横たわっていて目は覚めたけれど、自分の名前も年齢も、家族のこともわからず夫らしき人物がお見舞いに来ても解らない。 誰を信じて良いのか疑心暗鬼になる南の気持ちに共感しながら読み進める事が出来ました。 夫、同居する夫の姉、ユミ、認知症を抱える義母、夢の中に登場する昔の恋人、個性が強い登場人物達と絶えず流れる不穏な空気感でページを捲る手が止まりませんでした。 近藤さん特有のぞわぞわした感じは控えめでしたが、上質なサスペンスドラマを見ている様な感覚で読めた作品。
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ややこしくて、 ややこしくて! 先が気になって一気に読みました。 登場人物がもう少し魅力的だったら…
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中盤まではとても引き込まれた! 酔っ払いながら読んだけど、最後が気になって読み進めてしまった。 多くの人が期待するエンドじゃなかったのでは?と思う。 完璧ないい人なんて登場人物にいなくて、みんなどこかずるくて、不器用で。 たとえ好きでも本能だけで一緒にはいれないよね...
中盤まではとても引き込まれた! 酔っ払いながら読んだけど、最後が気になって読み進めてしまった。 多くの人が期待するエンドじゃなかったのでは?と思う。 完璧ないい人なんて登場人物にいなくて、みんなどこかずるくて、不器用で。 たとえ好きでも本能だけで一緒にはいれないよね。 わたしは現実って感じで、総じて好きだった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
主人公の三笠南が病室で、自分の名前も年齢も家族もわからない状態で目を覚ますところから物語は始まる。 自分の夫だと名乗る慎也や同居している義姉の言動にも何かを隠しているような節があったり、記憶がなかなか戻らない状態で不確かな情報ばかりが増えていく。 もし自分にこんなことが起こったなら、きっと叫びだしたくなるほどの怖さやもどかしさを感じるだろう。 そして真相を知ってから再度読み返してみると、プロローグの意味も異なってくるし、一度目に読んだ時とは異なる印象を持つ登場人物や出来事もあって面白かった。
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その人のことが全くわからない状態で、一体誰が信用できる人なのか? 探偵が出てくるミステリーとはまた違った面白さを感じた。 主人公が、どう自分の進む道を決めるかもおもしろい。 どの道を選んでも、それはそれで面白かったと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久々にドキドキしながら読了。 記憶喪失になった女性・南のミステリー。 自宅の階段から落ちたことがきっかけで、それまでの記憶を全て失くしてしまい途方に暮れる南。 何故か夢の中に何度も現れる一人の美しい男性がずっと気になって仕方がない。 その男性はどうやら家族でもなく、病院へ見舞いにも訪れない。彼の存在は南の中で日に日に大きくなるばかり。彼は一体誰なのだろうか、と。 人を愛する気持ちは本当に厄介で、冷静に考えれば分かることも全て包み隠してしまう。 恋は盲目というけれど、第三者から指摘されても自分の都合の良いことだけしか見えない。 人はそれを愚かだと指摘するかもしれないけれど、恋とか愛って勘違いから生まれることが多いのもまた事実。 記憶を取り戻し頭の中の空白を埋めていくことで新たに生まれた心の空白。 そんな心の空白を埋めるのは自分の気持ち次第なのかも。 南の新たな旅立ちを応援しながら頁を閉じた。
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引き込まれて読んだけど、なんかもやもや。すっきりしないなぁ。夫の気持ちもよくわからないし、彼の気持ちもわからない。一番わからないのが、南の気持ち。ただ、記憶を無くしてしまったときの孤独感はわかった。
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もやもやしますが一気読みでした。 記憶喪失になって、周囲を信じるか、自分の感覚を信じるか…どちらも信用出来ないので苦しいです。夫だという人もその家族も、自分の妹も皆敵みたいに見えてしまう。 慎也も怖いし晴哉はもっとヤバい人だった…祐未さんは良い人だったな、率直だからキツく思えるだ...
もやもやしますが一気読みでした。 記憶喪失になって、周囲を信じるか、自分の感覚を信じるか…どちらも信用出来ないので苦しいです。夫だという人もその家族も、自分の妹も皆敵みたいに見えてしまう。 慎也も怖いし晴哉はもっとヤバい人だった…祐未さんは良い人だったな、率直だからキツく思えるだけで。 南が不憫…晴哉みたいな人いるんだろな、小さい頃からみたいだし。渚と晴哉がタッグ組むのも怖いけど似た者同士、同じ地獄を見るんだろう。 ドロドロでした。お義母さんのはるさんが1番可哀想。。
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忘れたい、と思うベクトルが違う。 とても読みやすい小説。 ありがちな話に思えるけど、思ってたのとは違うことがちょいちょいあって、すべてが書かれていないところも面白かった。
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