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WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE. の商品レビュー

4.2

77件のお客様レビュー

  1. 5つ

    33

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2018/08/09

2018年7月30日読了。 ●ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」 →軽さと重さ、どちらが上位概念か問いかけられる。 →転じて、「安心と自由」どちらが重要か。ら ●ネット以前の社会で、企業価値が高い会社は 幸せの象徴になりえるものを扱っている会社 ...

2018年7月30日読了。 ●ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」 →軽さと重さ、どちらが上位概念か問いかけられる。 →転じて、「安心と自由」どちらが重要か。ら ●ネット以前の社会で、企業価値が高い会社は 幸せの象徴になりえるものを扱っている会社 だった。銀行、車、電化製品。 しかし、身に纏うものがアイデンティティとなる 時代は終わってしまった。 「何を手に入れているか」よりも「何をやって いる人か」「なぜやっているか」 ●ユニクロ・柳井正 「我々は産業や企業のボーダーが消滅する構造の 変化のなかで、お客様のために仕事をし、情報を 商品化する新しい業態『情報製造小売業』に 変わらなければならない」 ●P81 エージェントがいること、ファンコミュニティを 持っていること、この二つこそがクリエーターが 作品に集中出来る環境を作り出すために必要だと 確信を持って考るようになっていった。 ●P99 楽天以外にも、コミュニティを作って成功している 企業がある。「無印良品」「ほぼ日」 「北欧、暮らしの道具店」「スコープ」などだ。 ●P146 SHOWROOMの創業者・前田裕二さんの 『人生の勝算』は、コミュニティの5つの要素 として… 「余白の存在」「常連客の存在」「仮想敵を作ること」 「秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること」 「共通の目的やベクトルを持つこと」 宗教や明治維新など、この5つの要素がある。 ★『1枚目のドミノはたった一人の熱狂』だと 僕は書いたが…。

Posted byブクログ

2018/07/29

佐渡島さんの本には興味があるし、カヤックのヤナさんがFBで紹介していたので購読。コミュニティ(リアルもSNSも)のあり方や、うまく運営するコツ、そしてなぜそういうことが必要になったかなど、なるほどと思うことが多数。「マイナーだと思っていた価値観が、そうでもないと気づいたりする」「...

佐渡島さんの本には興味があるし、カヤックのヤナさんがFBで紹介していたので購読。コミュニティ(リアルもSNSも)のあり方や、うまく運営するコツ、そしてなぜそういうことが必要になったかなど、なるほどと思うことが多数。「マイナーだと思っていた価値観が、そうでもないと気づいたりする」「コンテンツが少ない時代にはプロ野球だけが共通の話題」「モノではなく、体験+コミュニティで売る」「知る、やってみる、分かる、できる、している」「安心・安全の確保、何をすべきかわかった状態」「自分の居場所が分からないと、どこへ行ったらよいか分からない」「アップデート、リミックス、キュレーション」

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2018/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・つなげる、から、コミュニティ支援へ。  ザッカーバーグ ・夏目漱石の主題 「コミュニティで生き続けた人が個人としてどう生きるか」 ・子供の頃の欲望に忠実になること。  それが新しいビジネスを生む。  ubeしかり。  不自由な社会に自分を合わせるのではなく、  社会を自分の欲望に合わせてupdateする。  →欲望の理解が大事。 ・何を手に入れているか、より、  何を/なぜやっているかがだいじな時代。 ・問題解決型にかけている考え、  「why」 ・コンテンツ産業は、ソフト産業に見せかけたハード産業。いかにしてソフト産業になれるのか、が課題。 ・「大ヒットしないことを気をつける」佐藤雅彦 ・日本酒ではなく、ホームパーティーを売る。 ・ファンコミュニティは、  質×ファン数×関係の深さ ・気持ちを売るグッズ。  「ピシッとした気持ち」になれる惑星ヘアピン ・わからないものがコミュニティを活性化する。  解釈の多様性。宗教然り ・コミュニティビジネスに於いて「安心、安全」がだいじ。これほんとにおもしろい?という保証。 ex)アメリカ人が挨拶するのは安全の保証 ・安心安全が保証されたコミュニティとしての学校。  学校行事に置き換えてイベントを設計する。 ・納品主義からアップデート主義へ。  ex)落合陽一の赤字をtwitterに投稿して    ファンが盛り上がる。 ・コンテンツの火付け役としてのコミュニティ。  そこから輪のようにひろげていく売り方。  →バズの構造としては当たり前。   ただ、コミュニティの一人ひとりの顔をどれくらいイメージできるかが編集者の強さになると思った。 ・アップデート、リミックス、キュレーション

Posted byブクログ

2018/06/27

筆者の思考展開が感じられる、新しい感覚で読むことができた。 キンコン西野さん・SHOWROOM前田さん・堀江さんなどが既にマーケティングに活用している「コミュニティ」は早くに自分のものにできた人・企業から次のステージにいけるように感じている。 資料づくりでも、販促企画づくりで...

筆者の思考展開が感じられる、新しい感覚で読むことができた。 キンコン西野さん・SHOWROOM前田さん・堀江さんなどが既にマーケティングに活用している「コミュニティ」は早くに自分のものにできた人・企業から次のステージにいけるように感じている。 資料づくりでも、販促企画づくりでも、商品サービスづくりでも、いいものを作るには、いろんな人の声を取り入れたほうがいいことは感覚的にみんなが理解してる事だと思う。 でもそれを実行に移せてるのは一握り。 お金や人のコストがかかったり、ノウハウがなかったりとハードルが高かったから。 コミュニティはそれをシンプルな形で実現できる方法だと感じる。 もう少しコミュニティづくりについて学んで、実践しようと思う。 まずはどこかのコミュニティに参加しよう。

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2018/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・安全・安心を確保して、リアクション・役割を設計する。その環境の中で、安心して自分の物語を語れるようにする。この環境を作れれば、コミュニティはうまく動き出す。 ・二人に関係の無いどうでもよい会話を沢山しても、信頼関係は生まれない。自分がどのような人間なのかを伝え、相手がどのような人間なのかを知ることが大切。信頼とは双方向のもの。 ・自分について理解している人を増やす。自分がなぜここにいて、どこに向かおうとしているのかを知る人を増やすことで「静かな熱狂」が生まれやすくなる。 ・強い人間なんてどこにもいない。強い振りのできる人間がいるだけ。 ・不安にならない人などいない。不安に思うポイントが皆違うだけ。

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2018/06/17

前著もそうだけど、この人の本ほどグサグサくるものはない。教授とか広告代理店とか語るのを仕事にしている人ではなく、コンテンツのど真ん中に居て、その未来を変えざるを得ないから実践している人の事例集にリアリティがないわけがない。

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2018/06/04

『現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ』 【1章:現代の孤独とコミュニティ】 * 安心を得ようとすると、自由が失われるし、自由を得ようとすると、安心を失う。 * 社会的であるために、人間が無理している行為が、山のようにある。 * 何を手に入れているかよりも何を...

『現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ』 【1章:現代の孤独とコミュニティ】 * 安心を得ようとすると、自由が失われるし、自由を得ようとすると、安心を失う。 * 社会的であるために、人間が無理している行為が、山のようにある。 * 何を手に入れているかよりも何をやっている人かなぜやっているのかという理由のほうが重要になってきたのだ。 * これからは、物質の所有やヒエラルキー付き組織への所属ではなく、自分は何を欲しいのか、何を良いと思うのか、それをわかりやすく表明している個人への注目が集まっていく。 * 情報量が圧倒的に増えると、それぞれの人が違う情報に触れる。他人が触れている情報に触れず、自分だけの情報を取り続けて、多様な価値観がどんどん強化されていく。 * 整理されていない情報に触れると、人は自分で情報を選択するという責任を背負う。その自由すぎる故の責任の重さは、多くの人を不安にし、不幸にする。今は、多くの人が情報の爆発に対応できていない。どのような情報を減らすのか、それが仕組みでできていくといい。情報の1つ1つに意思決定するのではなく、どのコミュニティに入るかだけを意思決定する。そうすると、人は情報爆発に対応できるのではないか。 * 社会的なつながりを持つことが、現代人の健康の最優先事項だ。 【2章:持続可能な経済圏としてのコミュニティ】 * 自分が得意で、考えていて楽しいこと、自分が深掘りしたいことを10個決める。 * 情報の享受だけであれば、NetflixやAmazonの月額課金と勝負しなくてはいけない。しかし、そのような情報量を揃えることは個人に決してできない。今、多くの人が抱えているのは、情報が欲しいという欲望ではない。関係性を築きたいという欲望だ。 * わからないものこそがコミュニティを面白くする。 【3章:安全・安心ては何か?】 * 人によって何を安全・安心と考えるかは随分違う。例)甲子園を目指そうとしている野球部にとって、野球を遊びでやりたいか練習時間を減らそうと強く主張する人が入ってくると、安全・安心が脅かされる。逆も。 * 安全は場所やものに紐づくことが多い。安心には、人の心理状況が紐付いている。 * それぞれの人が、どんな行動をするのか、予想できるようにすること。それがコミュニティを安全・安心な場所にするためにすごく重要だ。 * コミュニティの形成:立ち上げ→安全・安心の確保→熱狂→拡大→安全・安心の確保 【4章:コミュニティを編集する】 * わかりやすいだけでは作品が読者に届かなくなっていった。この壁を乗り越える方法を考えていたところ、情報爆発の時代だからこそ、身近な人が「これはいい」とコメントしている本が、手に取られることに気づいたのです。 * 良いコミュニティの条件は「入り口のハードルが高く、出口のハードルが低い」 * 一度完璧な情報を伝えるのが「納品主義」だとすれば、不完全でもまずは伝達し、そこから修正を加えていくのが「アップデート主義」

Posted byブクログ

2018/06/02

コミュニティを作り、拡大させていくノウハウを学ぶビジネス書です。これからの時代、ものを売っていくためにはコミュニティは絶対に欠かせない。

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2018/05/23

現代の閉塞感を分かりやすい形で噛み砕きながらその感覚に寄り添いつつ、安心や熱狂の場としてのコミュニティの成り立ちを紐解く内容。コミュニティをつくる順番が編集のあり方にも通じるというのは、本書の構成自体にも垣間見られた様に思えた。 蛇足で、タイトル見るとむしろエヴァ新劇場版を真っ...

現代の閉塞感を分かりやすい形で噛み砕きながらその感覚に寄り添いつつ、安心や熱狂の場としてのコミュニティの成り立ちを紐解く内容。コミュニティをつくる順番が編集のあり方にも通じるというのは、本書の構成自体にも垣間見られた様に思えた。 蛇足で、タイトル見るとむしろエヴァ新劇場版を真っ先に思い浮かべてしまった人は自分だけではないはず

Posted byブクログ

2018/05/23

コミュニティの本は何点か読んだが非常に分かりやすい1冊。学校型のコミュニティだとメンバーが受動的になるは当てはめる方針からの脱却で参考になった

Posted byブクログ