WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE. の商品レビュー
全体的に仮設ベースドだが、著者も手探りで書いているんだなと感じられることがむしろ心地良い一冊。 その中において、コミュニティのアビリティを理論的に捉えた「質×ファン数×関係の深さ」という方程式は非常に腹落ち。これを足掛かりに各変数に対するアプローチを試行錯誤していきたい。
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そういう考え方もあるんだなーという感じ。勉強になりました。 本筋とはあまり関係ないけど、SNSでの発言は公開範囲に関わらず公共の場での発言と同じだからきちんとコントロールすべし、とあり、本当にその通りと思った。
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そんなに目新しいことが書いてあるわけではない。 なんというか、インターネットの出現で変容したファンビジネスの動向を編集者らしく、わかりやすく編集した本、というところ。 リアルタイムでインターネットに触れてきた人には「情報の整理」ができる1冊。 今のビジネスのあり方に悩んでいる人に...
そんなに目新しいことが書いてあるわけではない。 なんというか、インターネットの出現で変容したファンビジネスの動向を編集者らしく、わかりやすく編集した本、というところ。 リアルタイムでインターネットに触れてきた人には「情報の整理」ができる1冊。 今のビジネスのあり方に悩んでいる人にとっては新しい考え方の一つを得る手段としての1冊。
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『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜』(佐渡島庸平著/幻冬舎)vol.454 http://shirayu.com/blog/topstory/management/6890.html
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
コミュニティについて、勉強したくて購入。 著者は、マンガ「宇宙兄弟」の編集者をしていた方。 灘高・東大というバリバリのエリート街道を言っているとは思えないくらいの優しい文章がとても分かりやすいです。 インターネット時代におけるコミュニティーの重要性から、コミュニティに必要な要素に至るまで、幅広く網羅されている。 分析に、宗教を例に出したりしていて、とてもユニークです。 何より、著者自身がコルクというコミュニティの運営者として、 日々奮闘しているため、本の内容に説得力があります。 普通に生活している分には、中々コミュニティについて知りたいと思うことはないですが、 「宇宙兄弟」のファンの人から、 ビジネスを立ち上げる際にコミュニティをうまく活用したい(ブランディング)と思った人まで、 色んな人に読んでもらいたい本です。
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安心と自由どっちを選ぶ?から始まる、エッセイの様なビジネス・コミュニケーション論 本文の中で医療の話を例えていたが、気づかされる事が多かった。 これまでの本よりも、言い切り型の印象が一番強い。 マークした言葉 ・いい場所にいれば、いい情報を優先的に手に入れられ...
安心と自由どっちを選ぶ?から始まる、エッセイの様なビジネス・コミュニケーション論 本文の中で医療の話を例えていたが、気づかされる事が多かった。 これまでの本よりも、言い切り型の印象が一番強い。 マークした言葉 ・いい場所にいれば、いい情報を優先的に手に入れられるという事はなくなった。 ・ネットの中では、両方の意見が可視化されている。自分の主張を絶対的な全だと思ってする主張は炎上する ・これからはものではなく体験を売る事になる=ものをコミュニケーションの中で売っていたら、購入がきっかけとなって体験を生み出せる ・コミュニティの5つの要素 1.余白の存在 2.常連客の存在 3.仮想敵を作る事 4.秘密のコンテクスト、共通言語を共有する事 5.共通の目的やベクトルを持つこと ・「知る」と「わかる」、「できる」と「している」の違い 知らない→「知識の壁」→知る→「行動の壁」→やってみる→「気づきの壁」→わかる→「技術の壁」→出来る→「習慣の壁」→している ・安全と安心の違い=安全は場所や物に紐づく。安心は人の心理状況が紐づく ・納品主義からアップデート主義
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・ ビジネスは、その結果としてついてくる。どうすれば新しいエンターテインメントの産業をおこせるか。そんなビジネスよりの発想をしていると、人の心を満足させるしくみは思いつかない。クリエイターが幸せになり、作品を通じて、その幸せが伝播していく。そのしくみを作ろうと僕は考えた。 ・ フ...
・ ビジネスは、その結果としてついてくる。どうすれば新しいエンターテインメントの産業をおこせるか。そんなビジネスよりの発想をしていると、人の心を満足させるしくみは思いつかない。クリエイターが幸せになり、作品を通じて、その幸せが伝播していく。そのしくみを作ろうと僕は考えた。 ・ ファンコミュニティを持っていれば、良いものをつくることを最優先できるけれど、それがないと、目の前で話題になることを追いかけて自転車操業から抜け出せない ・ コンテンツは、質と親近感の二次元でおもしろさが評価される。インタラクティブなおもしろさをだす ・ コルクの熱狂ビラミッド -Committer:有料ファンクラブで伝播役、リアルなエンゲージメントが強い -Acceptor:グッズ購入、有料ファンクラブ参加、メルマガ購読 -Liker:SNSエンゲージメントが強い -User:SNSフォロワー、初回書籍購入 ・わかりにくさは参加する為の余白。ユーザー層をライカー層に押し上げる為にはわかりやすさが必要だが、コミッターへの押上にはかたったり考える為のわかりにくさが必要 ・ 知らない→知る(知識)→やってみる(行動)→わかる(気づき)→できる(技術)→している(習慣) ・ 熱狂とは太陽みたいなもの。遠くまでその熱を伝えることができる熱狂は、身近な人を焼き殺してしまう ・ 安心:人が知識・経験を通じて予測している状況と大きく異なる状況にならないと信じていること ・ 熱狂→拡大→熱狂を繰り返すとどこかで破綻する。そうではなくて、安全・安心の確保→熱狂→拡大→安全・安心の確保を繰り返すことが重要なのだ ・ すべてのサービスが安全・安心の設計ができていないと、もはやユーザの手元に届かない。昔はコンテンツが少なかったから、ユーザがこちらに歩み寄ってくれていた。しかし今はどんどん広告が迫ってきて、必要のないものをかわされてしまうのではないかとユーザは不安になっている。その不安を一度溶かす必要がある。 ・ Facebookはいいね!を押すことで簡単にユーザをコミュニティに参加させている ・ 良いコミュニティの条件は「入口のハードルが高く、出口のハードルが低い」こと ・ 納品主義からアップデート主義へ ・ 「リンク・フラット・シェア」はインターネットのしくみを作るときに必要な概念だった。インターネットの中で流通するソフトを作るときには「アップデート・リミックス・キュレーション」が必要な概念
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2018.11.16 コルクの佐渡島さんの本。読みやすく分かりやすく、興味深く!あっという間に読了。 noteやTwitterで発信されているものも見ていたから、新しく聞く内容というよりは、それらがまとめられ、分かりやすくなったものという印象。 落合さんとのコミュニティについての...
2018.11.16 コルクの佐渡島さんの本。読みやすく分かりやすく、興味深く!あっという間に読了。 noteやTwitterで発信されているものも見ていたから、新しく聞く内容というよりは、それらがまとめられ、分かりやすくなったものという印象。 落合さんとのコミュニティについての対談も、本当に分かりやすかった。 仕事や将来に対して漠然とした不安を感じている今、自分にとって「孤独」「コミュニティ」「SNS」「インターネット」等は興味津々のKWだった。 第3章の「安全・安心とは何か?」は、頷くところばかり。 箕輪さんとの対談もおもしろかったな。 私も本が好き。本を作ってくれる人たちに感謝。 ずっと苦手意識のあったSNSだけど、noteやTwitterがあったから、いろんな人を知ることができた。いろんな言葉に出会うことができた。そして、新しい本を知ることができた。 世の中、意外と自分と同じことで悩んでいる人がいることを知れた。 情報量の多いこの時代だから、発信源が誰なのかということが本当に重要になっていると思う。その「誰」が、自分にとってリアルの友達だけじゃないのが、現代のすごいところ。会ったこともない一方的に知っている人が言っていることも、普段のSNSの発信で「こういう人なのかな。」と感じることができるから。 とりとめがないけれど、この本、というか佐渡島さんの考えに出会えてよかった。 私にも、死ぬ直前まで手を引いてくれる仲間がいるコミュニティがあるように。アップデートしていこう。
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コミュニティって無意識のうちに属してると思うんですがあんまりそのことについて考えたり勉強したりしてる人って少ないですよね。 まず家族というのも1つのコミュニティだと思います。 たまに集まって食事したり正月は家族と過ごしたり。 今思えば学校とかってそのコミュニティみたいなものを割と...
コミュニティって無意識のうちに属してると思うんですがあんまりそのことについて考えたり勉強したりしてる人って少ないですよね。 まず家族というのも1つのコミュニティだと思います。 たまに集まって食事したり正月は家族と過ごしたり。 今思えば学校とかってそのコミュニティみたいなものを割とうまく使ってるんじゃないかなと思います。 クラスっていうコミュニティがあってもちろんその中にも仲のいいグループみたいなのがあってコミュニティが細分化されてるんですが、クラスというコミュニティで文化祭や体育祭というテーマを協力するとか。日直とか掃除当番も。 クラスでいじめられて自殺しちゃったりしたニュースとか見てるとこういうコミュニティをもっと考えることって大切ではないかなと。 なんとなくそこにいると安全だったり安心したり。 まずコミュニティを作る上で意識することはそこなんじゃないかな。
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