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真夜中乙女戦争 の商品レビュー

3.2

87件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    8

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2020/05/31

良い文章がたくさんたくさん詰まっていた。 雰囲気も、装丁も、文ひとつひとつの現代的な寂しさの表現も、とても良かった。 ただ、ストーリーとしてはかなり纏まりが少なく話を理解しづらい。ストーリーというより、素敵な文章の詰め合わせのような印象。

Posted byブクログ

2020/05/29

わたしはずっと好きかな 強いて言えばいつか別れるの方がすきだけど また別だし比べるのはちがうかなーて

Posted byブクログ

2020/04/18

Fという初めて知る作家。情報はゼロであるものの、「真夜中乙女戦争」というインパクトのあるタイトルと、東京タワーの装丁に惹かれて購入。 この小説はきっと、私が物語内の登場人物(大学生)と同じくらいの年代だったら、人生を変えてしまうくらいの影響を受けたかもしれないなと思った。 物語の...

Fという初めて知る作家。情報はゼロであるものの、「真夜中乙女戦争」というインパクトのあるタイトルと、東京タワーの装丁に惹かれて購入。 この小説はきっと、私が物語内の登場人物(大学生)と同じくらいの年代だったら、人生を変えてしまうくらいの影響を受けたかもしれないなと思った。 物語の内容というよりは、言葉の印象がとても強い。格言集を読んでいるような感覚の物語。 自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、よく分からないまま虚ろに生きてしまう世代というのは恐らく多くの人にある。何か特別なものになりたいという願望とか、だけどそうなれないと分かってしまった時の絶望とか。 自分は他の人間とは違う特別な存在なのだ、という自意識が、この小説の主人公の中でも爆発している。中で、どころか外にも漏れ出ている。いわゆる中二病というものなのだろうけど、それが揶揄する意味合いで意図的に書かれているものなのか、それとも作者の内面そのものなのかは判別できない。 何かを変えたいという衝動が、親友であった佐藤を遠ざけ、かくれんぼサークルの先輩に心惹かれ、黒服という数多の人の心を操る男に心酔するきっかけとなる。 自分が惹かれる人間は特別のような気がする。だけどそれも買い被りで、醜く駄目な部分を持ち合わせる普通の人間だということに気づく日が来る。 ラストが解釈しかねる部分があった。現実か妄想か。どこまでが現実でどこからが妄想なのか。それともどちらか片方なのか。 象徴として現れる東京タワー。これ、スカイツリーだと雰囲気出ないんだよな、と思った。これは何の違いなのだろう。

Posted byブクログ

2020/02/20

設定なんだなリアルなんだかで、 理解に時間がかかってしまった。 Twitterで有名でやっと手に入れたけど、 夜中に読むとシュールな気持ちになる。 ここまで人生でおちてると逆にすごいと思う。 私はこの本で美しいものは見つけられなかった。

Posted byブクログ

2019/05/26

なんだか、わからない部分とわかる部分があった。ただ、一言一言が刺さるというか、自分の心境と似ている部分が主人公に感じられた。前半部分は、どちらかというとつまらない小説って言う感じだったけど、後半の黒服が出てきてからの物語のスピード感が凄かった。愛が何かはまだ掴めない。読む時間、読...

なんだか、わからない部分とわかる部分があった。ただ、一言一言が刺さるというか、自分の心境と似ている部分が主人公に感じられた。前半部分は、どちらかというとつまらない小説って言う感じだったけど、後半の黒服が出てきてからの物語のスピード感が凄かった。愛が何かはまだ掴めない。読む時間、読む心境によってこの本の言葉が理解できて、ものすごく深くまで入ってきたり、こなかったりする。 【皆、示し合わせたようにチワワとビールとムートンブーツが嫌いで、唐揚げに檸檬を掛ける人間と大学と甘々の恋愛主義映画を心の底から憎む一方、酒とパンクとジャズで夜更かし、そしてフリースタイルダンジョンが好きだった。どいつもこいつも学校や社会から爪弾きされたか、あるいはいずれそうなることが確定している人間だった。】 全てのフレーズがグサグサ刺さってきて、何を考えればいいのかわからなくなってくる。でもこれがこの本の良さ。

Posted byブクログ

2019/05/07

『私』と共感できない部分の方が多かった気がする。 舞台は東京タワーに憧れを抱く大学生。 映像の方がぶっ飛んでて話題にもなるし記憶に残りそう、。

Posted byブクログ

2021/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりに 面白い本 早稲田大がおそらく舞台だ ファイトクラブ? よけわからないが、非現実なところを 現実的な現代のことがたくさん描写されているので、リアルに見えたりした なんとも悲しい言葉や哀愁 生きること愛について えいがにできるんじゃないかと思った 2021/5/3 再度読了 黒服って東京タワー?全て幻想?金閣寺を連想し続けられる この物語はやはり映画になって、来冬の公開が楽しみすぎる

Posted byブクログ

2018/09/28

あまり活字に慣れていないからか、正直、よくわからない部分が多かったです… でも所々刺さる言葉もありました。 印象が変わるかもしれないので、少ししたら読み直したいです。

Posted byブクログ

2018/08/27

この物語を,廃墟の一室を映画館に染め上げて,上映したい。 「特にやりたいことが見つからなかったら、とりあえず金を稼ぐべきだ。やりたいことが見つかったら、それに金を大枚叩けるからな。金は幾らあっても不便にはならない」

Posted byブクログ

2018/08/15

自分が大学生の頃に感じていた孤独や不満や怒りを思い出す。学生のときに読んでたら、泣いたかも。今は涙は出ない。大人になりすぎた。

Posted byブクログ