レジまでの推理 本屋さんの名探偵 の商品レビュー

似鳥鶏(著者)

2024/05/10

ある本屋さんのバイトリーダー目線で書かれたその本屋さんで起きる事件をぐうたら？店長が解決していくという短編がいくつか入っている本です。
読み始めて、これ読んだことあるなと調べたら大崎梢編「本屋さんのアンソロジー」におさめられていました。
最後の作品は、読んでいてあれ？あれ？
と読み進め、あーそうかあと納得でした。

2024/03/30

序盤から似鳥鶏さんワールド炸裂です！笑
コミカルな独特の表現で書店員さんの日常？！を描きながら、お客様からのご相談や店で起こる謎を解決していきます。あくまでも通常業務をしながら。笑
とは言え、コミカルで面白く表現されてはいますが、本当に本屋さんの業務は多忙で、更には売り上げを邪魔する万引き犯、ネットや新古書店に客が流れている中、店舗を維持する為の様々な努力が切実に伝わってきます。
本屋さんよ永遠に。
これからも、よろしくお願いします。

2023/10/26

このお話の中のセリフに「欲しい本があるから本屋さんに行くんじゃなくて、本屋さんに行って欲しい本を見つけるんだって」というがあって、私もそれなんだよね。

思ったよりも早く読めた。
本屋さんが舞台ってのもあるのかな。

2023/10/09

通常業務しないけど特殊な能力があって許されてる、みたいな設定は好きじゃない。
学生バイトがやりすぎるのも好きじゃない。
事件自体は面白いし、書店の危機感も十分感じたし、感情移入できるところもあったけど、シリーズなら続編はなしかな。

2023/05/25

読みやすくスラスラ読むことができた。
最後の話であれと思ったが、最後にきちんと回収されたのでスッキリ読了できた。

2023/11/10

読みやすいミステリー。
読みやすくて読み終わるのがもったないから、しばらく最後の章に手を出さなかったくらい。

読み終わると、今から本屋さんに立ち寄りたくなる。

本屋さん好きの私としては、電子化や中古本マーケットの波に負けず、本屋さんの存続を心から応援したい。

2023/03/16

書店を舞台にした短編ミステリー。書店バイトの青井、変わり者の店長が書店の客や書店で起きる事件に巻き込まれ、謎解きをする。
最後のエピソードを読んでも人物関係がわからなかったのは私だけでしょうか。そのせいで面白みを感じれなかった。

2023/02/03

店長って女だと思ってたのに最後の方で男になってるよね？気のせい？女性用トイレから出てきた。ってのありますよね。

2023/01/15

読みやすく、登場人物も多くなく、ストレスなく謎解きしながら読めるライトミステリー。
面白かった。最後の方は完全にしてやられた感があって本当に面白い作品を読めたと満足。
さらに、本屋の危機を取り上げていた。少し前の作品なので現在はもっと本屋の経営は大変だろうと思う。この作品を読む間に、本を注文したが受け取りに書店の店頭を指定した。少しでも本屋が長く続いてもらいたい。

2023/01/06

本屋さんが舞台のライトミステリ。
とにかく文中の注釈が面白い！本屋さんあるある、本屋さんで働く人の嘆き？みたいなのが溢れている笑

〈＊10 書店員は大体腰をやっている〉