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ひと の商品レビュー

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432件のお客様レビュー

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2018/12/11

『夜の側に立つ』を読んでいたので 少し似通ったところもありましたが (バンドに熱中してるが、バンドの役割は雑用、 周りからの評価は高いのに孤独、割りを食うところがある) 物語がどこにいくんだろうという不安は特になく 淡々と続く主人公を横から見守って応援している感じ 一歩始めた...

『夜の側に立つ』を読んでいたので 少し似通ったところもありましたが (バンドに熱中してるが、バンドの役割は雑用、 周りからの評価は高いのに孤独、割りを食うところがある) 物語がどこにいくんだろうという不安は特になく 淡々と続く主人公を横から見守って応援している感じ 一歩始めたら何かは後からついてくる

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2018/12/11

内容紹介 たった一人になった。でも、ひとりきりじゃなかった。 両親を亡くし、大学をやめた二十歳の秋。見えなくなった未来に光が射したのは、コロッケを一個、譲った時だった――。 激しく胸を打つ、青さ弾ける傑作青春小説! 母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。女手...

内容紹介 たった一人になった。でも、ひとりきりじゃなかった。 両親を亡くし、大学をやめた二十歳の秋。見えなくなった未来に光が射したのは、コロッケを一個、譲った時だった――。 激しく胸を打つ、青さ弾ける傑作青春小説! 母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を東京の大学に進ませてくれた母。――その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。 全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の総菜屋で、買おうとしていた 最後に残った五十円コロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。 そんな君を見ている人が、きっといる――。

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2018/12/07

天涯孤独になった主人公の柏木君の人間的器が広くて深い。最後にドーンと感動が待っているわけではなくて、ところどころでポツポツとじわっとくるのがいい。

Posted byブクログ

2018/11/20

父親を事故で亡くし、母親を病気で亡くし、大学も中退せざるを得なくなった聖輔。ふと立ち寄った商店街の総菜屋で一つコロッケを他の客に譲ったことから、彼の人生は動き出す。生きることはひとと関わること。ひとはひとによって育てられる。 派手な話ではないけれど、グイグイ読ませる何かがある。一...

父親を事故で亡くし、母親を病気で亡くし、大学も中退せざるを得なくなった聖輔。ふと立ち寄った商店街の総菜屋で一つコロッケを他の客に譲ったことから、彼の人生は動き出す。生きることはひとと関わること。ひとはひとによって育てられる。 派手な話ではないけれど、グイグイ読ませる何かがある。一気読み。今年のNO.1かもしれない。

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2018/11/18

不運に見舞われた青年の物語。 ・一人の秋 ・一人の冬 ・一人の春 ・夏 父を交通事故で亡くし、大学生になり上京して2年に母までも失った聖輔。 大学を中退し、通りかかった総菜屋・田野倉で働きながら調理師を目指すことに。 父親のルーツをたどったり、遠縁からたから...

不運に見舞われた青年の物語。 ・一人の秋 ・一人の冬 ・一人の春 ・夏 父を交通事故で亡くし、大学生になり上京して2年に母までも失った聖輔。 大学を中退し、通りかかった総菜屋・田野倉で働きながら調理師を目指すことに。 父親のルーツをたどったり、遠縁からたかられたり、不器用な恋をしたり。 人間一人で生きていけないことに気づきながらも、頼ることができなかった聖輔は、徐々に人の温かさに触れ、成長していく。 派手さはないが、安心するお話。 格別いい人も出てこないけど、ものすごく悪い人もいない。 そんな世の中の現実感がよく表現されていると思います。

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2018/11/02

柏木くんは大学をやめた方がよかったのかな?奨学金で卒業できれば就職して返せばいいのに。調理師になるならまあいいか。

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2018/10/29

不幸にも両親を亡くし、天涯孤独となってしまった聖輔。なけなしの小銭でコロッケを買おうとしたところ、それを譲ってしまうことから、彼の人生に転機が訪れる。心優しい人たちに囲まれ、前を向いて進んでいく姿に、読者の涙腺は崩壊必死。(e-honより)

Posted byブクログ

2018/10/24

すごい! ラスト じーん 柏木清輔君 いろんなもの譲って譲ってきたけれど 最後に 譲れないもの見つけた よかったぁ コロッケ食べたい 短い文体が心地よく読みやすかった ≪ 一人でも 一人じゃなかった 飛び立とう ≫ 

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2018/10/21

両親を亡くし、大学を辞め働き始める聖輔。コロッケを買おうとしたことがきっかけとなりその総菜屋に勤めることになった。親戚や金の問題、高学歴の大学生の言動に苦しみながらも、父を追い、真面目に生きてゆく聖輔。人の縁、ひとそのものを映し出す内容、淡々としながらじんわりくる。苦しい中でも卑...

両親を亡くし、大学を辞め働き始める聖輔。コロッケを買おうとしたことがきっかけとなりその総菜屋に勤めることになった。親戚や金の問題、高学歴の大学生の言動に苦しみながらも、父を追い、真面目に生きてゆく聖輔。人の縁、ひとそのものを映し出す内容、淡々としながらじんわりくる。苦しい中でも卑屈にならずに生きてゆく姿に力をもらえた。聖輔を助けてくれる人たちの想い、暖かい。現実世界では、暖かい人たちに出会えるなんてないかもしれない、でも正直に地道に歩んでいけば人とのつながりで開けてゆけそうだと希望を持たせてくれた一冊。

Posted byブクログ

2018/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こんなストレートに好きだ!って言われたいw 一所懸命に生きる彼にこれからもステキな日々が待っていますように(*^^*)これは続編orドラマ化ありなのでは?

Posted byブクログ