家族シアター の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何度も目の奥が熱くなった。 いろんな文章、言葉が僕に刺さってくる。いまの僕にも、かつての僕にも。そしておそらくこれからの僕にも。 辻村さんのおかげでまた素敵な時間を過ごせました。感謝。
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家族だから難しいってほんとありますよね。 でもそれだけ大切にしたいし、大切にしてほしいって事なのかもしれませんね。結局はなんだかんだあっても、ただいてくれるだけでいい。それが家族なのかなと思いました。
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家族シアターというタイトルの通りいろいろな家族のちょっとほっこりした気持ちになれる短編集。 これ分かるなぁっていう家族への気持ちだったり行動が節々に描かれていて、自分の場合は…と自分に置き換えて考えたりしてしまう。満足度の高い短編集だ。
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短編集はあまり好んで読まないが、それぞれの話がとても心地よく、読了時にはかなりの満足感だった。それぞれの家族の話が、少し自分と重なって涙腺を刺激されてしまった。読んでよかった。
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家族に纏わる7つの物語。 家族って近しいからこそ喧嘩やいがみ合いは必ずする。 噛み合わないこともある。 言われたことを忘れられないこともある。 基本的に私も家族であれ人と喧嘩するのは極力避けたいけど、新たな気づきをくれたりもするから喧嘩=すごく悪いことでもないんじゃないかなとも思...
家族に纏わる7つの物語。 家族って近しいからこそ喧嘩やいがみ合いは必ずする。 噛み合わないこともある。 言われたことを忘れられないこともある。 基本的に私も家族であれ人と喧嘩するのは極力避けたいけど、新たな気づきをくれたりもするから喧嘩=すごく悪いことでもないんじゃないかなとも思えた。 そして通常、どの家族も根底に愛は必ずあるんだなぁ。 特に好きだったのは「私のディアマンテ」「タイムカプセルの八年」「孫と誕生会」。 私のディアマンテは母娘のお話で、ちょっとズレた発言をする母親のことを疎ましく思っている娘と、それでも娘に対していつも一生懸命な母親。 私はこのお母さん好きだなぁ。 タイムカプセルの八年は、親父会の面々が自分の子供達のタイムカプセルを深夜に埋めるシーンが微笑ましかったし青春みたいでわくわくした! 比留間先生が本当はどんなことを考えていたのか気になったけど笑 孫と誕生会は、あることで心が荒んでいた実音に、普段はあまり馬が合わないおじいちゃんが竹とんぼでさり気なく元気づけようとしているのが素敵。 そして実音と仲の良いお友達もクラスの中心人物に流されずに実音の味方をしてくれててよかった。 心がじんわり温かくなる作品だった。 何だかんだ言っても、家族は最強の味方だよね。
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家族をテーマにしたいろいろなお話。各お話では、おじいさんも、お父さんも、一人称で語られてるのが新鮮でした! 「孫と誕生会」では、昔気質のおじいさんにハラハラ…タマシイム・マシンでは、自分の子が生まれた時の両親のことを思い出しながら楽しく読めました。
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どれも良いお話でしたが、特に後半3本。1992年の秋空、孫と誕生会、タマシイム・マシンの永遠が好きです。ホッコリできました。
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何気なく手に取ってそのまま読んでしまいました。あっ、言っちゃった。からのリカバリが効くのが家族ですよね。
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家族の難しさや煩わしさと同時にそれ以上のありがたさや大切な温もりを伝えてくれる作品。「そうそう」と思わず思う場面が数多く。私的には「私のディアマンテ」と「1992年の秋空」が好きです。
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タマシイムマシンでホロリ。 家族100%仲良し!という人はいないと思っていて気まずいながらも相手を思う気持ちが残っていることを思い出す。
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