極上の孤独 の商品レビュー
『家族という病』発刊の3年後となるエッセイ。 タイトルにもあるように、 日本では、「孤独」にはネガティブなイメージがつきまといます。 「孤立」、「孤食」、「孤独死」といった言葉のどれもが、問題を提起するものになっているほど。 そこに著者は反論し、孤独は淋しさと重なるものではなく...
『家族という病』発刊の3年後となるエッセイ。 タイトルにもあるように、 日本では、「孤独」にはネガティブなイメージがつきまといます。 「孤立」、「孤食」、「孤独死」といった言葉のどれもが、問題を提起するものになっているほど。 そこに著者は反論し、孤独は淋しさと重なるものではなく、自分と向き合う大切な時間であると主張します。 予定調和的な団体行動を良しとする日本への批判もチクリ。 確かに集団行動を送ることはよいことばかりではなく、ストレスを生む原因にもなっています。 集団の中に身を置き続け、個の自分と向き合わないと、いつまでも人は自立せず、その人の個性や魅力は磨かれません。 最近の日本が輝きを欠いているのは、そうした個人で勝負できる人が活躍できる場が極端に少ないからかもしれません。 孤独というコトバのイメージに縛られず、いたずらに孤独を避けようとせずに、あえて自分を見つめ直すということの大切さを教えてくれる本です。
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自分が思い、苦しんでいる孤独と、筆者の言う孤独があまりに違い過ぎて。筆者が言うのは1人でいることを選ぼうよ的なのんきな孤独。それを孤独と表現するのはおかしいんじゃないの、と思うレベルのもの。筆者の言う孤独は「独り」ではなく「1人」のこと。図書館で半年以上待った割にはがっかりな内容...
自分が思い、苦しんでいる孤独と、筆者の言う孤独があまりに違い過ぎて。筆者が言うのは1人でいることを選ぼうよ的なのんきな孤独。それを孤独と表現するのはおかしいんじゃないの、と思うレベルのもの。筆者の言う孤独は「独り」ではなく「1人」のこと。図書館で半年以上待った割にはがっかりな内容。タイトルがずる過ぎる。
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自分大好きそうな著者の偉そうな語り口がちょっと鼻に付くけど、日本では孤独が重視されていないのは確かだと思う。自分と向き合うことの大切さがもっとクローズアップされていいと思う。そういう勇気を持てる、そういう自分を肯定できるのは良いと思う。
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「世間から言われるほど一人で過ごす時間というのは悪いものじゃない」ということを、妙に押し付けがましい物言いでまとめてあるから読みながらイライラしてくる部分がある
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誰もが一人は寂しい、人と繋がりたいと思っているが、人に合わせず自分自身を深く知るには孤独が欠かせない。暗闇の自然の中、組織の中、一人だけの仕事場、それぞれに心豊かな一人時間を楽しめる。 経験をもとに書かれていましたが、寂しい孤独ではなく、タイトル通り、極上の孤独でした。
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テレビなどで紹介されていたので、購入。 読み終わった後、すぐに「孤独」の意味を調べてみました。というのも本の中で出てくる「孤独」の解釈が自分の想像していたものと違っていたからです。 自分の解釈では、辞書から引用すると、「仲間や身寄りがなく一人ぼっちであること」と思って読んでいまし...
テレビなどで紹介されていたので、購入。 読み終わった後、すぐに「孤独」の意味を調べてみました。というのも本の中で出てくる「孤独」の解釈が自分の想像していたものと違っていたからです。 自分の解釈では、辞書から引用すると、「仲間や身寄りがなく一人ぼっちであること」と思って読んでいました。ところが、この本では、自分の力で人生を生きていくという姿勢の解釈でした。なので、著者の友人や仕事で知り合った人などが登場しています。 また、著者と同じ世代向けで、若い世代には不向きかと思います。周りの環境や人、経験によって、人は成長していきます。著者はしっかりと芯のある方だなとは思いましたが、周りの影響力があってこそ、今があるように感じました。様々な経験をしたからこそ語れることで、経験の浅い若い人には、多くの人と出会いが必要かなと思ってしまいました。 また、色んな著名人の名前をあげて、みんな孤独であると綴られていますが、その背景には、多くの人たちに支えられています。自分の生き方を貫き、周りと連携したからこそ、今があります。周りに流されない生き方では、著者と似ていますが、孤独ではないかなと思いました。 ただ、この本を読んで思ったことは、人と人との絆というか、繋がりが大切だなと実感しました。 「極上の孤独」というよりは、「極上の一人の時間」と思いました。
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つまらない本だ。自分の経験を吹聴しまくる。こういう本を書く人は、たまにいる。状況判断能力が衰えているのに、自分は誰よりも周りに気を使っていると思っているオバサンがいるように。
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料理を作ってくれるつれあいがいて、本を書く才能があって、その本が売れて、お金もたくさんある人のお話。
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一人の時間も大切 別に誰かとたわむれるのだって悪いことじゃない ひとりでも孤独じゃないよと納得したいときには読んでみると心が落ち着くと思う
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