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宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。 の商品レビュー

4.2

64件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2020/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リーダーシップを発揮するとは、 want思考(~したい)という自分の意志を周囲に発信すること。 自らを突き動かす強烈なパワーがある。wantで語ろう。 自分のwantに共感してくれるフォロワーはどこにいるか見直すと発信するべき場所が見えてくる。 どっがより楽しいか、で決めたことは、その結果がどんな形であれ、受け入れることができるもの。 相手の心を震わせることができるのがリーダーシップ。 whyこそが人の心を引き寄せる。自分とチームが迷子のときはwhyに立ち返ろう。 賢者風は先頭に立ってチームを引っ張ろうとし、愚者風は人の上に立たず自分の出番を待つ。 賢者風は結果を重視し、愚者風はプロセスを重視する。 賢者風はコミュニケーションの効率を優先し、愚者風はコミュニケーションの量を優先する 事実には真摯に向き合い、対処する。相手の解釈には固執せずに受け流すことも必要。 1:1の状態でちょっとだけ頑張り続けること。 チャレンジと能力のバランスで、仕事はおもしろくなる。 チームの個性を活かすには、ビジョンを明確にし、内面の多様性に富んだ人材集めが必要不可欠。 チームの発達段階 形成期 コミュニケーションの量を重視。増やすことで群れから団へと成長していく。 混乱期 コミュニケーションの質を重視。これを乗り越えるとチームは自然と成長できるようになる。 規範期 達成期 自らは自ずを引き寄せる。協力者が欲しいなら、誰よりも考え、誰よりも行動しよう。 楽しみや喜びを感じられることこそが、あなたのやりたいこと

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2020/03/08

○チームには4つの発達段階(形成期・混乱期・規範期・達成期)がある。それぞれ「コミュニケーションの量」「コミュニケーションの質」「チームのルール・役割・目標への納得感」「成功要因のふりかえり」が必要。 ☆混乱期があった後に規範期・達成期が来るという考えに経験的に納得。またメンバー...

○チームには4つの発達段階(形成期・混乱期・規範期・達成期)がある。それぞれ「コミュニケーションの量」「コミュニケーションの質」「チームのルール・役割・目標への納得感」「成功要因のふりかえり」が必要。 ☆混乱期があった後に規範期・達成期が来るという考えに経験的に納得。またメンバー構成も表面的な多様性ではなく考え方・スキルといった内面的なメンバーを選ぶという考えも腑に落ちた。表面的な多様性でメンバーを組まれることが多い気がする。 →組織やチームの発達段階に必要なコミュニケーションをとっていく。コミュニケーションを促すリーダーになる。 ○賢者風リーダーだけではなく、愚者風リーダーも存在する。等身大の自分らしいリーダーシップを発揮する。 ☆愚者風リーダーは支援的・促進的に関わる。いわゆる支援的リーダーになるにも様々な知識が必要。しかも、今まで経験的にあるのは賢者風リーダーなので、しっかり勉強していかなくてはならない。「課題をはっきりさせる」「ビジョンを明確にする」「競争よりも共創する」「不安ゾーンからフローゾーン、退屈ゾーンに行ったら少ししてからフローゾーンに戻すために目標設定を変える話し合いをもつ」 →全員同じことをすることを求めないだけで、心が楽。チームとして大きな結果を出す。速く行くより、遠くへ行きたい。これを伝えていく。 ○本当にやりたいことをやる。それが明確でなくても「楽しいこと・喜びを感じられること」はある。それをやる。 ☆本当にやりたいことをは自分一人では出来ない。そこでチームと共創してお互いに自己実現をしていく。 →「○○しなければならない」にとらわれず、みんなの力を活かしていく。元々そうやってきた訳だし。

Posted byブクログ

2020/03/03

宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。 著:長尾 彰 リーダーとは、生き方や働き方のハンドルを自分で握っている人のことである。 ①完璧なリーダーはいらないということ。 ②率先垂範、完璧なリーダーを目指す代わりに、肩の力を抜いて、等身大で自然なリーダー像で支援的・促進的...

宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。 著:長尾 彰 リーダーとは、生き方や働き方のハンドルを自分で握っている人のことである。 ①完璧なリーダーはいらないということ。 ②率先垂範、完璧なリーダーを目指す代わりに、肩の力を抜いて、等身大で自然なリーダー像で支援的・促進的に他社と関わること。 ③等身大のあなたらしいリーダーシップを活かしたチームを作ること。 上記3点について大人気漫画「宇宙兄弟」のエピソードと重ね合わせながら、「リーダーとは何か」を下記の5章により紹介している。 ①どんな人でも必ずリーダーになれる ②愚者風リーダーシップのススメ ③自分らしいリーダーシップを発揮するコツ ④チームの成長とリーダーシップ ⑤魅力的なリーダーが備えているもの 多くの人がオススメする「宇宙兄弟」 私自身、「宇宙兄弟」はパラパラ立ち読みしたことはあるもののほぼ中身は知らない。 本書はその「宇宙兄弟」について若干触れながらリーダー論について述べているのかと思いきや、どっぷり「宇宙兄弟」に浸りながら「宇宙兄弟」の力を存分に借りながらリーダー論に触れている。 ただし、私のように「宇宙兄弟」にほぼ触れていないものであっても楽しく、そしてわかりやすく説明がなされている。宇宙兄弟の良いところを上手に活用しながらネタバレをしない絶妙なあたりで上手に展開されている。 本書で紹介されるチームはクセはあるものの誰もが何かに秀でた人員で構成されており、通常の組織の構成員とは違う。しかし、だれしもが優れた何かを持っており、それを活かして組織を運営すると置き換えて活用すべきということもわかった。 本書のエッセンスを使いたいと思うものの、それ以上に「宇宙兄弟」を読んでみたいと思った。 リーダーシップは色々なところから学べるものである。

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2020/01/02

よくある現代版リーダーシップの本かな…と思って読み始めたら思った以上にわかりやすくて面白かった。 リーダーは完璧である必要はない、それぞれの強みを活かしてチームの力を伸ばすことが大事、など内容はよく目にすることではあるのだけど、宇宙兄弟を題材にしているせいか、すごく共感できたし、...

よくある現代版リーダーシップの本かな…と思って読み始めたら思った以上にわかりやすくて面白かった。 リーダーは完璧である必要はない、それぞれの強みを活かしてチームの力を伸ばすことが大事、など内容はよく目にすることではあるのだけど、宇宙兄弟を題材にしているせいか、すごく共感できたし、しっくりきた。 リーダーシップの教科書としてすごく良いと思う。

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2019/12/11

リーダーとは、その名のごとく、グループをリードする人。 頭がよく、先のことまで見通せて、問題の解決策を実行に移す行動力がある、頼りがいのあるヒーローです。 (自分にはそんな素質はないから、リーダーの後をついていくだけ)と思っている人が多いのではないでしょうか。 いいえ、そんなこ...

リーダーとは、その名のごとく、グループをリードする人。 頭がよく、先のことまで見通せて、問題の解決策を実行に移す行動力がある、頼りがいのあるヒーローです。 (自分にはそんな素質はないから、リーダーの後をついていくだけ)と思っている人が多いのではないでしょうか。 いいえ、そんなことはありません。 たしかに、みんなが思うリーダーは、人の前に立つべき資格を持った人ですが、いま実際に求められるのは、むしろ自信のないメンバーの方。 それを、小山宙哉氏の大人気コミック『宇宙兄弟』を通して教えてくれるのが、この本です。 主人公の六太(ムッタ)は、子供の頃からできがいい弟と比べられ、コンプレックスに苦しむ自信のないキャラクター。 まったくリーダーの器ではなさそうですが、この本では彼の言動にフォーカスを当て、隠れたリーダーシップについて解説します。 六太をはじめとする宇宙飛行士たちは、日々知力体力を磨くサバイバル訓練を行っています。 ひとたび宇宙へ出れば、頼りになるのは自分とチームクルーだけ。 メンバー同士が協力して成功を目指すために、強いリーダーシップが必要とされます。 そうした中で、思わぬチームの危機を救うのは、リーダー然としたメンバーではなく、なぜか六太。 彼がきっかけとなって物事がうまく回り始め、目的が達成される場合がよくあります。 頼りないのに、最終的に物事がうまくいくのはなぜなのか。 六太は宇宙飛行士として、抜きんでて能力が高いわけではありません。 頭の回転や状況判断が早いメンバーはほかにいます。 ただ彼は、周囲を巻き込むのが上手。 相手としっかり向き合って信頼を得て、周りを生かして全体的な力を引き出せるリーダーなのです。 もがき、葛藤しながらも、さまざまな困難を乗り越えて宇宙への夢を抱き続ける六太。 チームビルディング力という視点から彼の言動を見ることで、隠れたリーダーとしての新たな側面が見えてきました。 こちらのサイトで紹介しました➡ https://fpcafe.jp/mocha/1832

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2019/11/28

宇宙兄弟の名シーンを、リーダーシップ、チームビルディングの面から分かりやすく読み解いている。チームビルディングを漫画の場面と合わせて読み解く過去の類書で言うと、ジャイアントキリングを元にした書籍も面白かった。

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2019/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大好きな漫画宇宙兄弟のリーダー像を分析して面白く作り上げている。 リーダーシップには2パターンある。賢者風と愚者風である。賢者風は所謂優等生タイプ。愚者風は先頭に立って引っ張ると言うよりはチームや相手の意見を聞きながら前に進めていくタイプ。 どのようにアシスト力を発揮すればいいかわからない時は、観察することから始めてみるといい ムッタみたいな性格の人ってなかなかいないけどなぁ〜。また漫画読み直そうかな!

Posted byブクログ

2019/10/25

・本来敵はいない。自分が自分の都合で他責で作っているだけ。敵がいるとしたらそういうのを無意識に作り出そうとしている自分 ★発言のハードルが高くなるような組織はダメ。リーダーが主導しようとなるとそれが起こる。全員がリーダーでみんなで協力して進めるという方向性にする ★間違った考...

・本来敵はいない。自分が自分の都合で他責で作っているだけ。敵がいるとしたらそういうのを無意識に作り出そうとしている自分 ★発言のハードルが高くなるような組織はダメ。リーダーが主導しようとなるとそれが起こる。全員がリーダーでみんなで協力して進めるという方向性にする ★間違った考えというのは本来存在しない。自分とは違う意見を持ってる人が出た場合、なぜその考えに至ったのか相手の立場で考えないとだめ。 →人を動かすにも書いてた。 ★★コミュニケーションは質より量。 →これは組織系の本や動画で繰り返しゆわれてる ★事実と解釈を分けて認識すること。 →ミスが多い。しっかりしてくれ。 ミスは事実でしっかりしてくれは解釈 対応するのは事実だけにすること。 ・メンバーに指示して動いてもらうのではダメで、ヒントやアシストがあって、自主的に決断してもらわないとだめ。

Posted byブクログ

2019/08/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

自分のありたいリーダー像がここにあった。 リーダーは優秀でなくてもいいという言葉が嬉しかった。 全員の特徴を活かしてチームが前進すればいいのだ。 「全員が正しい」と考えることの大事さを思い出した。 以下、拾った言葉 ・リーダーは優秀でなくても良い ・生き方、働き方のハンドルを自分で握っている ・事実と解釈を分ける ・want思考(私は〜したいけど、あなたはどうしたい?) ・あなたのwhyはなんですか? ・全員が正しい ・なぜその視点を持ったのか? ・ちょっとだけ無理なことに挑戦しよーぜ ・魔法の言葉「それはちょうどいい!」 ・フロー(チャレンジと能力のバランス) ・本気の失敗は価値がある ・誰よりも知恵を絞り、誰よりも多く動く ・まず自分が相手を信じてみる

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2019/05/31

「宇宙兄弟」を読んだことないけど大丈夫かな?って思ったけど、大丈夫だった。「宇宙兄弟」を読みたくはなった。 今の、これからの社会に求められているリーダーシップ。まずは職場で児童生徒に向けて、家庭で我が子に向けて発揮してみようと思う。

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