陰謀の日本中世史 の商品レビュー
2018030 応仁の乱の著者の一冊。 平清盛の時代から関ヶ原にかけての時代の陰謀論を紹介。 頼朝と義経の関係は世間が思うほど悪くなかったのではないかと言う説は興味深かったです。吉川英治の平家物語では、頼朝の心理描写があまりなかったので、一方的に義経に肩入れしてましたので。 ...
2018030 応仁の乱の著者の一冊。 平清盛の時代から関ヶ原にかけての時代の陰謀論を紹介。 頼朝と義経の関係は世間が思うほど悪くなかったのではないかと言う説は興味深かったです。吉川英治の平家物語では、頼朝の心理描写があまりなかったので、一方的に義経に肩入れしてましたので。 本能寺の変は朝廷黒幕説、イエズス会黒幕説など色々あがりましたが、それだけ敵が多かったということでしょうか。 1番興味深かったのが関ヶ原の合戦で家康が実は追い詰められていたと言う展開でした。何かを成し遂げるのに順風満帆なんてないと思うし、ピンチをチャンスに変えてきたからこそ、名将としての今があるのだと思います。
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